心理カウンセラーになりたい!資格にはどんな種類があるの?

先日、職場で「何歳くらいまで働きたいか」という話題で盛り上がりました。

高齢化社会まっただ中。身体が動くうちは何かしら働いて収入を得たい、生き甲斐が欲しい、働くことで社会に貢献したい……。

前向きな意見が飛び交う中、「年配になって職を探すなら、資格をとっておいたほうがいいのかな?」という声が。

確かに……今までは、頑張って働いてればそれなりに評価されたり、転職時も何とかなってたけど、資格持っておいたほうが何かといいのかも。

人生経験を活かすことができて、社会に貢献できる仕事や資格といったら何かな、と考えていると、誰かが「心理カウンセラーっていう仕事があるって聞いたことがある」と一言。

ほうほう?心理カウンセラー

ストレスの多い現代社会で、需要が高まっている職種でもあるんだとか……これは調べておかなければ!

心理カウンセラーとは?どんな資格が必要なの?種類はあるの?

調べてみました!


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心理カウンセラーとは?

多くの人がストレス不安を抱えている現代。

そんな中で、悩みや不安、心の問題を抱えている人たちを、会話心理療法支えていくのが、心理カウンセラーの仕事です。

医師による治療とは異なり、会話を通して心の中の問題向き合い解決策を見出していきます。

もちろん、会話の過程で医師の治療が必要とわかれば、通院をすすめたりすることもあります。

心理カウンセラーが求められる場所の種類は様々です。

病院や、企業の中の診療室、児童相談所や学校、行政機関など、悩みを抱えている人、助けが必要な人がいる場所ならどこでも、心理カウンセラーの勤務場所になり得ます。

自分のオフィスを構える場合もありますが、一般的な心理カウンセラーの場合は、上記のような機関・団体の中で働くケースが多いようです。

友達知り合いには話しにくいことって、いろいろありますよね。

見栄を張ったり、妙に構えてしまって、心の内をありのまま話すことができず、相談しているつもりが余計ストレスを溜めてしまう可能性も。

悩みを聞いてもらう、というのも、なかなか難しいものなの。

自分自身、何に悩んでいるのか、はっきりわからずモヤモヤしていることも、けっこうあるんですよね。

そんなとき、「悩みを聞く専門家」に聞いてもらうことができたら……。

とにかくまず、言葉にならない、自分でもよくわからない心の中のモヤモヤの正体を明らかにする、そのお手伝いをしてもらえるニュートラルな立場の人。

それが、心理カウンセラーなのです。

心理カウンセラーになるための資格とは?

心理カウンセラーには、医師鍼灸師のような種類の国家資格があるわけではありません。

人の心や精神医療に関する知識や過去の診療事例などを独学で学び、特に資格を持たずに仕事をしている人もいます。

しかし、独学で多くを学ぶことはなかなか難しいので、通信教育学校などで基本的な知識を学んだ後、民間の団体が発行している関連資格を取得する人が多いようです。

国家資格ではありませんので、こうした団体はかなりの数が存在しますし、基準は団体によって異なります。

また、これらの資格は、一定の内容を学習した、理解したという目安・証明であって、どの団体のどの資格が優れているのか等々、優劣はないようです。

資格の種類はたくさんあるようですが、その中でもよく紹介されているものを以下に挙げてみました。

  • 臨床心理士(日本臨床心理士資格認定協会)
  • メンタルケア心理士(医療福祉情報実務能力協会)
  • 学校心理士(学校心理士認定運営機構)
  • 産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会)
  • 認定心理士(社団法人日本心理学会)
  • 臨床発達心理士(臨床発達心理士認定運営機構)

()の中は、認定している団体の名称です。

このほかにも、まだまだたくさん、何十何百という数の民間資格があり、心理カウンセラーとして働くための基礎知識情報を発信し続けています。

どの資格をとったらいいか、というより、どういう境遇の人たち(企業で働く人、学生、女性、幼児、受刑者など)に寄り添うカウンセラーになるか、そこがポイントになりそうですね。

とにかく種類が多いので……。

まずは、通信教育講座などで基本的なところを網羅しつつ、取得する資格の種類を絞っていくのがいいかもしれませんね。

まとめ

心理カウンセラーの資格の種類について調べてみて、いろいろ新しい発見がありました。

これだけ種類があるということは、それだけ、心の内を聞いてもらいたい人が多い、ということなんじゃないかと思うんです。

人の心や精神医療に関する基礎知識を学んだ上で心理カウンセラーに求められる技術は、相手の話を聞く力なんだとか。

ストレス社会に求められる職種、心理カウンセラー

今後もますます、需要が高まっていくのかもしれません。


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