布団とベッド!健康に良いのはどっち?比べてみたらこんな結果!

友達のA子が一人暮らしをすることになりました。お部屋は2LDKのマンションで、フローリングの部屋があります。

A子「布団にしようか、ベッドにしようか、悩んでいるのよね。健康に良いのはどっちかしら? 一人暮らしだから特に健康に気を付けたいのよ。」

私「そうねえ、それぞれ良い点はありそうだけど、考えてみたことなかったわ。」

友達のA子に相談されて、布団とベッド、どちらが体に良いのか調べてみることにしました。


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布団とベッドそれぞれの利点と欠点とは?

私が今回相談したのは、寝具店を開いている友人のB子です。B子は今まで大勢のお客さんに布団やベッドを販売してきました。その結果、布団やベッドが健康に及ぼす影響について、かなりわかってきたそうです。それぞれの特徴があるので、それを理解したうえでどちらか選択したほうが良いということでした。

布団の利点

布団の良さはなんといっても衛生的に使用できるということです。お天気の良い日は天日干しもできるし、洗濯機やランドリーによっては丸洗いも可能です。

朝起きたら布団を収納することでしゃっきり目覚めることができます。また夜布団を敷くという動作を通して布団=眠りという意識を高めることができ、結果的に快眠につながります。日中片付けて置けるので部屋を広く使えるのも布団の利点の一つです。

布団の欠点

衣類や寝具などの繊維から舞い上がったほこりはいったん上に上がり、空気中に浮遊します。人の動きがなくなると、舞い上がったほこりのうち重いものはに落ちていきます。空気の流れによって、ほこりは壁や家具にぶつかってへたまっていきます。

フローリングではほこりが目立ちますが、一見目立たない畳でもほこりは繊維の間に入ってたまっています。このような状態で布団を敷いて寝ることは、ほこりを吸ってしまう可能性が高くなります。布団を敷く場所にもよりますが、ほこりを吸うことで喘息アレルギーを発症する可能性もないとはいえません。

また、布団を敷きっぱなしにしておくと布団だけでなく床や畳にカビがはえてしまうことがあります。そのため、定期的にふとんの上げ下ろしをしたり、天日干しをしたりすることが大事です。

ベッドの利点

ベッドは床からの高さがあるので、布団に比べてほこりを吸い込みにくいという利点があります。またベッドの下にクッション性の高いマットレスを敷くことで、 腰にかかる負担を軽くすることができます。布団に比べて高さがある分、起き上がりがはるかになのもよい点です。

ベッドはいろいろな形のものがあり、インテリアとしても十分楽しめるものがたくさん発売されています。引き出しや照明、コンセント付きなど便利な機能がついているものもあります。また、起床時や就寝時に布団を敷く手間がいらないのも、ベッドの良いところです。

ベッドの欠点

ベッドを置くにはある程度のスペースが必要です。布団と違い収納はできないので、部屋が狭いと感じる人もいることでしょう。一度ベッドをおいてしまうと、動かすのはなかなか難しいので、部屋の模様替えもしにくくなります。ベッドの下にはほこりがたまりやすいので、定期的に掃除をする必要があります。

ベッドと布団、健康に良いのはどちら?

結局、ベッドと布団ではどちらが健康によいのでしょうか?ほこりやカビといった、健康に悪影響をあたえる原因となる視点から考えてみました。

ほこり

ほこりは床下から30センチの高さに舞っているといわれています。つまり床に布団を敷いて寝ることは、ほこりを吸ってしまうことになります。たとえ布団を頻繁に干していても、睡眠中にほこりを吸い込んでしまう可能性があります。ほこりの問題から言えば、ベッドのほうが健康に良いということができます。

カビ

フローリングに布団を敷いて寝ることは健康上あまりよくありません。布団やマットレスにカビが生えてしまうこともあるからです。最悪フローリングまでカビがはえることもあります。こまめに布団を干すか、吸湿マットを使ってください。

もしくはバスタオルか新聞紙を布団と床の間に敷いて、毎日交換するようにする方法もあります。汗で水分を吸収した布団は湿気を帯びています。さらにホコリや髪の毛がカビの栄養分となるため、カビが繁殖するのに最適な環境になってしまいます。カビが生えやすいという観点からも、ベッドのほうが有利といえます。

まとめ

結局、A子はフローリングにベッドを置くことにしました。家にいる時間が少ないため、布団を敷きっぱなしにする可能性もあるので、ベッドを選んだとも言っていました。

ちょっと部屋が狭く感じたけど、しばらくしたらそれも慣れたとも言っていました。A子にとっては、初めての一人暮らしなので、健康に気を付けて生活してほしいと思っています。


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