女は感情的で論理的でないと言われるのはナゼ?

「女の人って、論理的に話をしようとしないでしょ。」って、この間、夫と言い合いになった時にそう言われたんですよ。と、お昼休みに職場の同僚が興奮気味に話しだしたんです。

感情ばっかりで話し合いにならない、とも言われたようですが、確かに女の人は感情的に話し合いを進めることが多いような気がします。お恥ずかしい話ですが、私にも夫と痴話げんかになった時、「嫌なものは嫌なの!」と強制終了させたことがあります。

そうは言っても女の人にとっては、感情で話していると言われてもそんなに意識してることでもないような気がします。男の人と話しが平行線になることもあるので、そもそも男女では思考が違うのかなと感じることはあります。

でも、具体的にどう違うのか、当の本人たちはわかってないのかもしれません。男女の間で話しがややこしく言い争いになるのは、こんな理由があるから、と言われているんですよ。


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女の人が感情的なのは太古の役割が由来?!

一説によると、男の人の脳と女の人の脳では得意な分野が違うと言われています。原始時代、男の人は狩りに出掛け、一方女の人は家と子供を守る生活をしている中で、男女の脳の得意分野が培われてきた経緯があります。

狩りの現場は命を落としかねない危険を伴う現場でした。男は、効率的に獲物を捕らえる目的を遂行するために、一番良い方法を考えて行動するようになりました。無駄のない、組み立てられた思考を素早く考えだす能力を身につけたんですね。

一方、女は外敵や災害などから家や家族を守るために、周りの人々との協力をもって考えるようになりました。人とのコミュニケーション能力が高く、先々のことを考えて行動するようになったと言われています。

会話で使う脳にも違いがある

人間の脳には、右脳と左脳があります。右脳は感情やひらめきなどを司り、左脳は論理や言語を司っています。

実は、女の人は右脳と左脳の両方をつなぐ脳梁が男の人よりも太く、両方の脳をバランスよく使って会話をすることができます。右脳の感情や直感を使いつつ、左脳の言語を操ることができるため、おしゃべりによるコミュニケーションが得意だとされているんです。

女の人が2つ以上の物事を同時にできるのも、右脳と左脳の橋渡しができるからなんですね。

一方、男の人は会話をする時には左脳のみを使っています。きっちり筋道を立てて、論理的に物事を進めていきます。女の人が会話の中で過程を大切にするのに比べて、男の人の場合は結論重視で行きたい部分が強く出ます。最終目的に向かって筋道を作り、理詰めで会話していくんですね。

男の人は、物事を同時にすることが苦手と言われています。没頭していることがあると、周りの話しかけにも聞いていなかったり、力の入れ所を分散させることができない部分があります。

右脳と左脳を使うから感情的になる

男女で言い争いになった場合に、女の人の方が感情的になって会話が支離滅裂になる場面がありますよね。

男の人は、自分なりの言い争いの論点の着地点に向かって話を進めていきたいのに、女の人は、論理的に正しいこととか間違っているとかは関係がないんです。自分の感情が優先なので、自分が今どう思っているのかを伝えたい、という気持ちになるんですね。

男の人の論理が最善であっても、女の人がその時に嫌だと感じればもう嫌という他は何もない、となる訳です。

このように女の人が感情的な会話になってしまうのには、右脳と左脳を両方使っているからなんです。話しながら情報を整理して、感情とひらめきの部分を存分に使い倒してから結論に持って行く、という女の人の会話の仕方なんです。

女の人は、自分の気持ちをわかって欲しい、共感して欲しいことが優先になる一方で、男の人の感情抜きの結論重視、という考え方は相反するものなので、どうしてもぶつかり合ってしまうんですね。

まとめ

もしも、男女で言い争いになり女の人が感情論に突き進んだ時には、もう止めることはほとんど無理です。ここで場を治めるには、男の人の行動が重要になるんですよ。

女の人が感情的なゾーンに入ったことを察知したら、男の人は女の人の気持ちを聞いてあげます。そして共感しましょう。感情を強く押し出してきた状態では、女の人は聞く耳を持ってくれません。時に、女の人は論点からずれた愚痴を吐くこともあるでしょう。

それもこの機会に聞いてあげましょう。結論を話すのはその後でも遅くないはずですよ。

喧嘩は後味の悪いものです。できるなら喧嘩は回避したいものですが、男女で言い争いになった時には男の人の持ち前の冷静さで、女の人をクールダウンさせてあげましょうね。


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