写真の修正や加工の仕事について知りたい!レタッチャーとは?

仕事で、写真の加工作業などをすることもあるので、先日、写真を撮るのが好き女子高生から、

「どんなこと勉強すればそういう仕事ができるようになるの?」

と聞かれて、我がことながら、言葉につまっちゃいました。

私から見りゃ、気がつくとサッとスマホを取り出してパッと撮って、もうインスタにアップしてる、そういうのをチャチャッと使いこなしている女子高生たちを見るとホントにビックリします!

あんたたち、すごいよ!こっちが聞きたいくらいだよ~!

デジタルカメラの普及や、スマホカメラの進化にともなって写真って、ホント、身近な存在になりましたね!

ほとんどの子は、写真は友達とのコミュニケーションツールと考えてるみたいですが、中には、写真のアングル修正・加工作業そのものに興味がある子もいるみたい。

では……。

写真の修正をする仕事って、どんなことするの?何を勉強すればなれる?調べてみましょう!


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写真修正の仕事とは?

デジタルカメラの普及で、今や、写真 = データの時代。写真の加工作業は、パソコンソフトで行います。「フォトレタッチ」と呼ぶことも。

求人広告などでは、「フォトレタッチャー募集!」なんて書いてあることもあります。写真編集、写真加工、写真修正、写真修整、フォトレタッチ……。

呼び方が違うだけで、厳密な区別はない、と思っていただいていいと思います。やることは同じです。

で、具体的に、どんなことをやるかというと?写真データを、パソコンソフトを使って、修正していきます。

  • 明るさ、コントラストの調整
  • 色の調整
  • ピンボケ調整
  • 質感の調整
  • 不要物の除去
  • 合成

だいたい、こんな感じです。不要物の除去、って作業が、かなりざっくりしてるんですが、例えば、商品の写真を撮ったとき、が写り込んでたり、ゴミがついてたりしてた場合とか、電線を取り除いたりとか。

合成作業も、似たような感じで、曇り空を青空に差し替えたり、冬場、まだ芝生が枯れてる写真を緑の芝生にしたり、そんなこともやります。

フォトレタッチなんていうとカッコいいですが、けっこう、地味で根気のいる作業が多いです。

写真の修正は何のために?

写真の修正の目的は、ほぼほぼ、”見栄えをよくする”というところにあります。

最近のデジカメなら、そのままでも十分使えるキレイな写真が撮れますが、暗いところで撮ったため光が足りなかったり、明るすぎて白くなっちゃってるとき、思い出スナップ写真ならいいんですが、雑誌に載せたり、Webサイトに掲載する写真の場合は……。

被写体がちゃんと写ってないとなりませんよね。また、風景写真なら、全体が明るく見えていたほうがいいだろうし、ちょっとぼかして幻想的な雰囲気を出したい、なんてこともあります。

なので、修正、と一口に言っても、対象物を強調させるための修正と、写真全体を修正する場合とで、やるべきことも変わってきます。

雑誌とか広告とか宣伝ブログとか、どういうところに、何の目的で載せる写真なのか、それを踏まえたうえで、どこを修正するか決め、パソコンソフトの機能を使って作業をしていく。

それが、写真修正の仕事の全貌です。

どんな技術が必要?

作業のほとんどが、パソコンソフトの操作なので、パソコンの基本的なことは理解しておいた方がいいです。

といっても、改めて勉強が必要ということではなくて、調べてみるという気構えがある、という感じでいいと思います。こんな時代なので、IT関連のことを全て把握している人なんて、いません

知らない言葉や技術が出てきたときに、

「そんなこと教えてもらってないから知らなかった!アタシのせいじゃない!プンプン!

とか言ってぶーたれてしまう人には、写真の修正の仕事は無理かも。

レタッチャーとして活躍している人の中には、特別、専門の学校に行ったことがあるわけではなく、全部独学、という人も多いんです。

どんどん新しい技術やソフトが出て来るので、素直に

「知りませんでした!これから勉強します!教えてください!」

と言える人のほうが、きっとうまくいきますよ。

具体的なところとしては、画像データの種類の違いと、(JPG、PNGなど)USBメモリとかSDカードとか記憶媒体の知識は、知っておいた方が◎です。

パソコンのソフトについては、おそらく、職業としての「レタッチャー」に求められるものは、Adobe Photoshop(アドビフォトショップ)というソフトウェアを使うことになると思います。

写真加工のメジャーどころのソフトウェアですが、個人で買うとなるとかなり高価……。

なので……最初は、市販の書籍やネットで、明るさやコントラストの変え方など基本的なことだけ頭に入れて、後は、仕事をしながら必要なことを覚えていく、という感じになると思います。

そして、レタッチャーに一番求められる技術が……。「聞く力」写真の修正の仕事は、自発的なものではなく、誰かに依頼されるもの。

依頼者のほとんどは、写真やパソコンソフトの知識のない人たちです。

「もっとほわっとさせたい」とか、曖昧な表現で依頼をしてきます。

必要なことをどうやって聞きだすか?メールの斜め読みもキケン

誤解や誤読、思い込みから、とんちんかんな加工作業をしてしまって、結果的に仕事の量が増えちゃった、ってことも、多々あるんです。ホント、難しいです!

日ごろから、友達や知り合いとの会話に気を配って、「聞く力」身につけていってください!

まとめ

写真の修正の仕事に求められること。まとめると、こんな感じになります。

  • 写真の利用目的を理解できること
  • パソコンの基本的な知識
  • 修正ソフトの基本的な知識
  • 柔軟な姿勢
  • 聞く力

自分ができてるか?と聞かれると、冷や汗もんですが……。写真の修正の仕事は、案外地味だけど、けっこう楽しいです。

多くの人に興味を持ってもらえたら嬉しいなぁ、と思います!


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