価値観とは何か!その意味の使われ方と使い方?

居間のテレビを観ていたおしゃべり相手のA子さんが「ねえねえ、この二人また成田離婚しちゃったらしいわよ!価値観の違いとか言って・・・」

私「今どき成田離婚なんて、もう死語でしょう。今で言うところののスピード離婚のことでしょ!」

A子「そうでした。我々世代で通じる言葉になっちゃったけど、今なら流行語大賞モノよね。でも離婚の言い訳として別れた理由はお互いの価値観の相違で、価値観が合わないことが分かったからです。なんてね?」

因みに成田離婚とは、1997年に放送されたドラマ『成田離婚』がもともとの語源みたいです。

新婚旅行の旅先で相手の短所を発見してしまい大喧嘩、険悪なまま成田空港に着くなり離婚してしまう。このドラマが社会的な反響を呼び『成田離婚』という言葉が世間に広く使われるようになったんですね。

A子さんが言うことには、価値観の違いの「価値観」て普段何気なく使っている言葉だけれど人それぞれ、意味が解って使っているのかどうか曖昧だというのです。それでこの際、価値観の意味と使い方を調べてみようということになったんです。


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価値観の意味とは?

そこでまず、価値観の意味を調べてみることにしましたよ。

私「価値観の考え方としては、自分が大事にしている信念とか人生観のようなもの。大事にしているということは自分の考え=価値観ということになると思うのよね。

だから、A子さんとかいろいろな人と会話する場合に「自分の考え」で話している訳で、それ自体自分の価値観を表しているということにほかなりませんよね」。

A子さん「すると“価値観の判断”として、自分はどんなことに価値を置いて考えているだろうかということですかね。

私の場合、例えば食べることが好きなので、毎日美味しい食事をすることが幸せだと感じている訳です。だけどその幸せな時間に価値があると思う人もいれば、少しでも安く食べられ、しかも満腹にさえなれば良いと考える考え方の人もいますよね。」

私「そうそう同じ物事であっても判断する基準、つまり「価値」をどこにおくか、どこに価値を感じるかで価値観が変わってくるということでしょうね。」

価値観の使い方と「価値」

ここで言う価値観という言葉の使い方と「価値」とは少々異なるということは、注意すべき点になりますね。

私「価値のある品物を見つけたとしても、端的に「この品物には価値観がある」という言い方をする人はいませんよものね。「価値」に対する判断の基準を「価値観」というと分かりやすいと思います。」

A子さん「同じ物事であっても判断する基準、つまり「価値」をどこにおくかで価値観が変わってくるということですかね」

物事の共感する部分(考え方)が同じ人に対して「価値観が合う」というような使い方をしますし、逆に物事の判断の基準が違う人に対しては「価値観が違う」といった使われ方をするわけですね。」

価値観が合うとは?

A子さん「価値観は人によってそれぞれ違い、また価値観は一つではないということがぼんやり解ってきましたよ。」

私「そうそう私たち世代の会話でも子育てや育児、恋愛のこと、強いては金銭面や仕事の話しなど日常生活の色々な場面で、価値観の合う合わないを感じることがありますものね。

それで自分と相手の価値観の合う部分を発見すると、何となく“良かった!”なんて、ほっとした気分になったりします。」

価値観が合わないとはどんな意味?

そもそも価値観とは、自分を取り巻く環境や育ちなどで一人一人違って当然です。ですが、恋愛や友人関係でも価値観が合わないと長続きしないと考える人が多くいます。

例えば「プレゼントなら何を貰っても嬉しい」と思う相手なら良いのですが、「どうせなら、そのお金で自分の好きなものを選びたい」という相手だったりした場合、価値観の違いから親しい間柄でも不満が起こります。

つまり物事を判断する基準が違い過ぎると、一緒にいると疲れてしまったり、居心地が悪いと感じることが多くなってしまうというのが普通ではないでしょうか。

価値観は変わる

価値観は誰しもが持っており、当然一人一人違います。価値観が合う人と出会うことで素敵な人間関係を築くことになるかもしれません。しかし価値観が違うということは、双方が必ずしも合わないということではありません。

自分と価値観が違う人との出会いによって、自分にはない新しい価値観を再発見することもあります。自分の価値観を大事にしつつ、相手の価値観も受け入れられるような考え方も大切なんですね。

まとめ

価値観の意味することが「自分が大事にしているもの・考え方」と言うことだと分かりました。その上で良い対人関係を築いていくのが必要だと思いました。

A子さん「人生の主人公は自分自身自分の価値観を自覚することが大切で価値観にそって行動できているとき、自分に誇りが持てるんですね。私たちは意外と価値観が似てるからこうやっていつまでも茶飲み友達でいられるってことよね」

私「そうそう、あなたと私、お互いの価値観を認め合っているから大事に思って忠告したりされたり、、言いたいことを言いながら良い友人でいられるのよね。」


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