一升餅のお祝いのやり方!決まった作法はあるの?

私の友人の一人に、若くして結婚したため40代半ばで既にのいる人がいます。彼女は、娘の結婚や孫の誕生などの人生の行事をいつも一足先に経験しているので、常々何かと頼りにしている存在なんです。

その友人が言うには、もうすぐ1歳になる孫の一升餅のお祝いをすることになった、とのことなんです。ただ、自分の子供たちの時には一升餅のお祝いをしなかったようで、どんな風にやったのか聞かれました。

実は、私も我が子の一升餅のお祝いは適当に済ませたので、正当なやり方ではなかったと思います。多分こんな感じだったよ、としか言えなかったのですが、適当な発言はよくなかったかな、と心に引っ掛かっています。

一升餅のお祝い、子供が赤ちゃんの時のことを思い出して懐かしくなりました。本来はどんなことをするんだろうかと、一升餅のお祝いのやり方について調べてみましたよ。


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一升餅のお祝いとは?

一升餅のお祝いとは、赤ちゃんの1歳のお誕生日におこなう行事です。赤ちゃんが無事元気に1歳まで育ったことのお祝いと、これから一生食べるものに困らないように、一生健康で過ごすことができるように、との思いを込めたものになります。

一升餅のお祝いは昭和25年以降に始まった行事で、お祝いで使うもち米一升分(約2kg)でついた「一升餅」と人生の「一生」の語呂をかけている、と言われています。

それまでは、元旦を迎えると人は皆1歳年を取るとされていましたが、誕生日という概念ができたのと、赤ちゃんが1歳まで無事に育つことは当時の医療の状態上とても大変なことでした。

1歳の誕生日を迎えらえることとは、特別なことだったんですね。

一升餅のお祝いのやり方

一升餅のお祝いは、地域によって様々な呼び名や作法がありますが、一般的なやり方とは、風呂敷にお餅を包んで赤ちゃんに斜めがけにして背負わせます。

一升餅とは、一升分(約2kg)のもち米を丸い大きなお餅にしたものです。直径20㎝の大きさになります。赤ちゃんに、「一生分の重み」を感じさせるために一升餅を背負わせるのだと言われています。

また、一升餅を背負わせた時の赤ちゃんの様子にも注目して、縁起を担ぐこともします。

一升餅を背負ったまま立つ赤ちゃんならその成長を喜び、ハイハイした赤ちゃんは足腰が丈夫になる、転んでしまったら厄落としになる、座ったままなら長く親元に居て家を継いでくれるなど、どんな様子でも良い意味となります。

昨今の一升餅のお祝いのやり方とは?

一升餅のお祝いで赤ちゃんに背負わせるお餅も、スタンダードな大きな丸いお餅ではないものも使われるようになっています。

硬くて大きな塊のお餅を切り分けて食べるのは大変なため、一升分を2つに分けたお餅や、6個、10個など小分けになったもの、形もハート形や紅白餅、イラスト入りなどバリエーションが豊富になってきています。

また、一升餅を背負うための風呂敷もお餅を包むため90㎝サイズのものを使うのが一般的ですが、赤ちゃんが転倒した場合に胸や首になどにかかる負担を考えると安全なので、その後も使うことのできるベビーリュックに入れて背負わせる方法もあります。

併せて「選び取り」もおすすめ

一升餅のお祝いでは、赤ちゃんの将来がどんな職業に就くのかを占う「選び取り」もおこなうことがあります。

赤ちゃんの前に、いくつかの品物や品物の絵を書いたカードを置き、赤ちゃんが最初に手に取ったもので判断をする占いです。もちろん科学的根拠はないのですが、お祝いが盛り上がるのでおすすめですよ。

代表的なものの例には、

  • そろばん・電卓:商売の才能がある、計算が得意
  • 筆:文才がある、芸術家
  • 財布・お金:お金持ちになる
  • スプーン・箸:料理人、食べる物に困らない
  • 楽器:音楽家
  • 風船:世界に羽ばたく
  • くし・鏡:おしゃれになる、美的センスがある

などの意味付けをしています。今の時代なら、スマホを選んだらIT関連とか、イメージを膨らませて選び取りに置いてみてもいいですね。

まとめ

一升餅のお祝いの作法は、特に決まりがある訳ではありません。参加する人が皆で赤ちゃんのお祝いをすることに意味がある行事になります。まずは、参加者でお祝いの食事をしてからゆっくり、一升餅や選び取りをするのがおすすめですよ。

形式ばったことは気にせず、楽しくお赤ちゃんの成長をお祝いできるよう、どんなやり方でもいいということになるんですね。赤ちゃんがどんな大人に成長していくのか、将来を楽しみに色々と想像する時間は本当に胸が躍りますよね。

一升餅のお祝いが皆の思い出になるような時間になるといいですね。


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