スマホのトラブル!中学生を誘惑と危険から守るには?

中学3年生の娘に、今までに幾度となくおねだりされたものがあるんです。それは、スマホ

今でこそ受験も近いので、おとなしくなったものの、本当にしつこかったです。

「友達とオンラインゲームしたい!」
「自分だけLINEができない!」

どんなに言われても、高校生になるまでは買い与えるつもりはありませんでした。中学生は、まだ世間知らずのこどもです。

参観日でもスマホで困ったことになった、と話題になりますが、今一度しっかり確認しておきたいですよね。

中学生のスマホのトラブルって、本当に怖いんです!

今後スマホデビューするであろう我が子のために調べてみましたよ。


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中学生のスマホ事情

中学生の娘がまだ小学生だった頃、スマホを持っている友達は、周りにはいませんでした。

しかし、中学生になり、近隣の小学校4校が集まると、身近なところでもスマホを持つ子供が増えてくるんです。

そうなると、スマホを持つ友人同士は、帰宅してからもLINEで交流できる状態です。

いくら学校で仲良くしていても、スマホの無い者には疎外感が生まれます。

実際に、MMD研究所が2016年に、中学生の子供を持つ母親1,148人とスマホを持っている中学生370人に調査をしたところ、

親としては、行動範囲の広がる子供との連絡手段や安全のためにスマホを持たせることが多いんです。

しかし、調査によると子供側の意識は、こう。

スマホを持って一番うれしかったこと

  • LINE 53.0%
  • ゲーム 19.2%
  • インターネット検索 8.4%
  • 動画を見る 3.5%

親の心子知らず、ですよね。

ちなみに、普段スマホですることは80.8 %がLINEなんです。次いで、インターネット検索69.7%、ゲーム68.1%と続きます。

新しい情報が次々と飛び込んでくるスマホ。子供にとって、目新しいのは楽しく感じます。

しかし、当然リスクも増えてくるんですよ。

スマホのトラブルとはどんなことがある?

人生経験の少ない中学生にとって、スマホの先がどんな相手なのか、想像ができません。

先ほどの調査で、中学生が実際に経験したトラブルには、こんなものがあります。まずは、割合の多いものを紹介しますね。

  • 迷惑メールが送られてきた 40.0%
  • サイトやアプリに卑猥なバナー広告が
    出てきた 31.6%
  • SNS上で知らない人から友達申請があった
    28.6%
  • 直接知らない人とSNSやメールでつながった
    27.6%
  • ワンクリック詐欺画面の出現 17.0%
  • 暴力的・卑猥な画像や動画を見た 15.1%
  • 親に言わずにアプリに課金した 10.8%

スマホを持っていれば、いずれのこともたくさん遭遇することですよね。

大人なら、無視したり回避できることもあるのですが、子供には難しいんです。

ゲームの課金の話は、学校でも聞く話ですが少しだけなら、が積もり積もって大金になる恐ろしさがあります。

好奇心旺盛の中学生にとって、スマホは魔法のようなアイテムですよね。しかし、経験の割合が少なくても、様々なトラブルが増えてきています。

顔も知らない人と安易につながることができるのはリスクが大きいものです。

個人情報や写真を送って、ネット上で公表されたり、誹謗中傷されたり。しかし、知らない相手とのトラブルだけではないのが現状です。

Lineでのトラブルがいじめに発展?!

友達同士でも容易にコミュニケーションをとることができるので、どんどん自分のテリトリーに侵入してくる怖さもあります。

身近なものでは、学校でも問題になることが多いLINEでのトラブルです。LINEでの誹謗中傷、いじめが増えています。

スマホの画面でやり取りされる言葉でのいじめは、対象者の心を大きく傷付けます。

友人とのLineでのやり取りが原因で、自殺あいんに追い込まれた話も聞いたことがあります。

我が子を見ていても思うのですが、中学生って新しいことに吸い寄せられるのが早いです。情報を飲み込むのも、応用するのも上手です。

だからこそ、時に歯止めも必要ですよね。

「スマホのトラブル!中学生を誘惑と危険から守るには?」まとめ

子供をトラブルから守るのは、親の役目

我が家の場合、どうしてもLineをやりたい娘にこう言いました。

お母さんが見ても構わないなら、どうぞ使っていいよ。」

と。

それでもいいから、と私が在宅中だけLineをできるようにしました。当然、娘にしてみれば制限付きなので不都合で仕方ないようですが。

でも、中学生のうちはこのまま突き通すつもりです。子供扱いされるのは嫌がる年頃ですが、親が介入しないと解決できないこともあります。

子供を守るために、見守るのではなくしっかりと見ていることが大事ですよね。


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