サウナの入り方！タオルで隠すマナーはあるの？
バスケ部所属の高２の娘が、
今度４泊５日合宿に
行くことになりました。
家で準備をしながら、娘が
「合宿先の温泉、変わり種
のお風呂が色々あるみたい。
サウナもあるらしいけど、
サウナはやっぱり体をタオルで
隠して入る方がいいの？」
と聞いてきました。知っている
仲間との初めての合宿。
確かに何も隠さない状態で、
部活仲間とサウナでじっと話を
しているのも恥ずかしいかも？
大浴場の湯船の中にタオルを
入れるのはNGなのは常識です。
でもサウナってどうなの？
そこでタオルで体を隠すのがマナー
としてあるのか否か、サウナの入り方
について調べてみることにしました。
サウナになぜ入るの？
子供の頃は暑すぎて、息苦しくて
香ばしすぎる香りのする未知の
空間だったサウナ。
なぜ大人たちはこぞって
入るのでしょうか？
サウナの医学的効能は、色々
あるようです。
体の至る所に不調が出てくる
大人には、魅力的な場所なのかも
しれません。
医学的効能をいくつか見てみましょう。
- 自律神経を整える
- 痩せやすい体質へ
- 肩こりやスポーツ後の疲労回復に
あたたかいサウナで交感神経を活発にし、
その後水風呂に入って副交感神経を
活発にします。
サウナと水風呂で両方の神経に
適度な刺激を与えることで、
精神面での安定が図れます。
身体がだるい、気持ちが落ち込み
やすい方は、サウナと水風呂で
リフレッシュするのも一案です。
発汗して水分を出して、一瞬痩せる
というものではありません。
汗で老廃物を流せば、新陳代謝が活発に
なります。そうなれば基礎代謝も上がり
痩せやすい体質になるという仕組みです。
血流の悪さからくる肩こり。サウナで
血圧を上げて、体に流れる血流を良く
することで緩和されるようです。
スポーツ後は乳酸などの疲労物質が
体内に溜まります。
サウナに入ると血流が促進されて、
疲労物質を体の外へ出す効果も
あるようです。
この様にサウナでのキーワードは、汗。
この汗をどうするか、ここに
タオルを持ち込む要因が
ありそうです。
サウナへはタオルを巻く？
男性ならタオルを腰に巻いたり、
女性なら前に垂らす状態で、
サウナに入る事が多いようです。
タオルの本来の使用目的
本来は大型バスタオルを巻いて
サウナに入り、座るベンチに
タオルを広げ、
その上に横になったり座ったり
するようです。
サウナは先に述べたように
汗を流して、
デトックスを目的に
行うものもあります。
つまり大量に出た汗を、そのままに
してサウナを出てしまうと、次に
座る人が気持ち悪いですね。
自分の汗をきちんと拭きとるのが
サウナでのタオルを使用する本来
の目的と言えます。
大型バスタオルは脱衣所に置き、
フェイスタオルサイズを持ち込んで
そのままサウナへ、
という流れが多いですから、バスタオル
は無理でもフェイスタオルで立つ鳥跡を
濁さずで行きたいものです。
見た目の問題
サウナではありませんが、銭湯や
温泉内などの湯船以外での移動時に、
タオルで自分の身体を隠すか否かの
アンケートを集計したところ、この様
な回答結果に。
男性：隠す派７０％、隠さない派２７％
女性：隠す派７３％、隠さない派２６％
男女共に隠す派が圧倒的なようです。
目のやり場、他人からの視線に気を
使っていることが分かります。
湯船でははっきりとタオルを入れない
ルール決めがあるのに対し、
サウナは、全国共通でNG
というわけではありません。
湯船では、ルールもあるし目のやり場に
困らないけれど、サウナはじっと座って
発汗を待つわけですから、
当然、一緒にサウナに入っている方の
目のやり場に困ることも確かです。
タオルで隠すことがマナー化されて
いるわけではありませんが、
真正面に全裸の方が座っていれば、
目をそらしてしまう心理も頷けます。
そういう「見られたくない」し
「見たくない」という気持ちから、
タオルで隠してしまうのでしょう。
まとめ
合宿から帰った娘は、親元から
離れなんとなく頼もしくなった
様子。
気になった合宿中のサウナ、
どうしたのか聞いてみました。
「やっぱり仲間同士だから、
タオルで隠したよ。目のやり場に
困るもん。
女子って、チェックする生き物。
何となくお互い体型チェック
しちゃうものなんだよね。
サウナ女子会って感じで、
おしゃべりも楽しかったよ。
もちろん他の人が入ってきたら、
静かにしたけどね。」
サウナでのタオル隠しのルールや
マナーは、はっきりとはないけれど、
仲間以外の人と、サウナで同席
の場合はお静かにですね。