コーヒーの謎!子供への害は?

この間、従姉妹の経営している飲食店で、
お茶をする機会がありました。

私達は、コーヒーを飲んでいたのですが、
そこに従姉妹の息子が来て、
自分も飲みたいと言ってきました。

従姉妹の息子は、まだ9歳。
コーヒーはまだ早いからと、
ジュースを貰いましたが、どこか不満顔。

どうして駄目なのかと、訊いてきました。

しかし、
その場に具体的な説明を出来る者はおらず、
とにかく毒だからと無理矢理場を収めました。

当然、当人は納得する筈もなく、
仏頂面のままでした。

考えてみると、
よく子供にはコーヒーは早いとか、
良くないとかいいます。

今まで、
漠然とそういうものだと受け入れてましたが、
よく考えてみると、なぜなのでしょう。

ちなみに、私はコーヒー好きで、
少なくとも日に三回は飲みます。

子供には駄目で、大人ならいいとは、
どういう事なのでしょう?

同じ様に、
大人は良くて子供は駄目なものとしては、
お酒があります。

あれは、アルコールが子供にとっては、
害になるという理由がある訳で、
度を過ぎれば、大人にだって毒になります。

ならば、コーヒーにも同様に、子供にとって、
害になる成分が含まれているのでしょうか。

そしてそれは、お酒の様に過剰摂取した場合、
大人にとっても害になるものなのでしょうか。

コーヒー好きの身としては気になります。

という訳で、少し調べてみる事にしました。


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子供とコーヒー

コーヒー会社の大御所、
UCC(上島珈琲)では、
次の様に言っています。

「個人差等によって、違いますが、
一つのめどとして次の様に言えます。

12~15歳以上で、体重が大人並みに、
50kgを超えていれば
、大人と同様に、
コーヒーを飲んでもかまいません。

10歳以下の子供は、
基本的に控えた方がよい
と思います。

ただし、6歳程度から上の子でしたら、
ミルクで1/4程に薄めれば大丈夫でしょう。」

との事です。

やはり、幼い子供にコーヒーを飲ませるのは、
良い事ではないそうです。

では、
なぜコーヒーは、子供に良くないのでしょう。

それは、コーヒーが含むカフェインに、
理由があるようです。

カフェインには、
中枢神経を興奮させる」、「利尿作用」、
睡眠を妨げる」等といった、
働きがあります。

眠気を覚ます時等にコーヒーを飲むのは、
この効果を期待しての事ですね。

ちなみに、私の父は挨拶回り等の際、
トイレが近くなって困るとぼやきますが、
どうやら出されるコーヒーのせいのようで。

カフェインの摂りすぎは、「めまい」、「不安」、
「心拍数増加」、「いらいら」、「ふるえ」、
「不眠」
と言った、弊害をもたらします。

子供は感受性が高く、カフェインの影響を、
受けやすい
とされています。

少量の摂取でも、

  • やたらと、ハイテンションになる。
  • いわゆる、「具合が悪い」状態になる。
  • 眠れなくなる。

等と言う事があるので、
控えた方が良いとされる様です。

成長に悪い影響云々、
という話ではない様ですね。

ちなみに、大人は成長につれて、
カフェインに慣れてきて、
反応しなくなってくるそうです。

慣れるもんなんですね(笑)

コーヒーは何歳から?

では、人は何歳からコーヒーを飲んでも、
大丈夫になるのでしょうか。

大事なのは、実年齢よりも、
体のサイズ
との事です。

先に書きました様に、
UCCによれば、体重50kgを超えていれば、
大人と同様に、コーヒーを飲める
との事。

ちなみに、健康に問題を及ぼさない、
カフェインの量は、
1日400mg程度と言われています。

そして、コーヒー1杯には、多くて、
100mg程度のカフェインが、
含まれているそうです。

なので、体重が50kgあれば、
1日コーヒー4杯までは、
OKという事になります。

...思いのほか、飲めませんね(汗)
ちょっと油断すると、
飲み過ぎちゃいそうです(笑)

注意が必要なのは、
カフェインが入っているのは、
コーヒーだけではないと言う事。

紅茶やウーロン茶等のお茶類、
ココア、コーラなどにも含まれているので、
そのトータルで、考えなければいけません。

なお、この観点によって、
小学6年生の体重平均を見てみると、

平成23年のデータでは、
6年生男子で38.0kg
6年生女子で、38.8kgとなっています。

という事は、小学生のうちは、
コーヒーは飲まない方が、
いいと言う事になります。

同じく、平成23年の中学3年生の、
平均体重
を見てみると、

男子は54.2kg
女子は49.9kgとなっています。

こうして見ると、コーヒーを飲むのは、
高校生になってからの方が良い様です。

まとめ

こうして調べてみると、
以外とカフェインの許容摂取量が少ないのが、
驚きでした。

まあ、これは厳密に言った場合の目安で、
これ以上の量を飲んだからと言って、即座に、
健康被害が出るという訳ではないでしょうが。

って言うか、私実際に1日5杯とか、
飲む時ありますし(笑)

ただ、子供の健康を考えれば、
控えさせるのが賢明でしょう。

従姉妹の息子君には流石に、
早すぎる様ですね。

彼にはもう少し、待ってもらう事とします。


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