クレジットカード!サインが裏面と違うとどうなる?

消費税が10%になってから、買い物する時にほとんど現金を使わなくなりました。だって、キャッシュレス決済の方がお得なんですもの。

実は、今までもクレジットカードをメインに使ってはいたものの、世の中はあれよあれよという間にキャッシュレスの時代に。○○ペイのアプリをスマホに入れて、初めて使った時の緊張はわずか数ヶ月前の話だというのに、もう遠い記憶のようです。

今では、クレジットカードで支払いをする時にレジでサインを求められることが当たり前だったのに、サインレスのお店も増えてきましたね。

ふと思ったのですが、クレジットカード決済でサインしなくてもいい場合があるなら、サインもカードの裏面と違うものを適当に書いても別に支障はないのでしょうか?

クレジットカードのサインは裏面と違うとどうなるのか、気になるので調べてみました。


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クレジットカード決済時にサインする意味とは?

最近は、電子マネーなど端末にタッチすれば決済が終了する便利なシステムが増えていて、今まで便利だと思っていたクレジットカード決済のサインですらも面倒な気がしてきます。

サインを必要としない場合や、暗証番号を端末に入力することでクレジットカードで買い物をすることができるお店が増えてきている一方、お店によってはサインを求められる機会もまだまだありまよすね。

しかも、買い物の時にするサインは、クレジットカードの裏面に自分が書いたものと同じであることが常とされています。これには、理由がいくつかあります。

サインは不正利用の防止のため

一番の理由は、クレジットカードの名義者とクレジットカードを使って買い物をしている人が同じかどうかを判断するためです。使用されたクレジットカードが第三者による不正利用ではないか、見極めるためにサインがクレジットカードの裏面と同じものであるか見ています。

また、クレジットカード決済時にサインをするという行為は、「購入した商品や金額に同意しました」という意味も含まれています。サインをした後に、金額に納得がいかないと申し出たとしても対処してくれない場合もあるので注意が必要です。

とはいえ、サインなしでクレジットカードで買い物をできるお店がありますよね。このように、サインで本人確認しなくてもいい場合とは、どんな時なんでしょうか?

サインレスで決済できる理由とは?

サインすることが前提のクレジットカードであるはずなのに、本人確認を省略してしまったら他人に不正利用されてしまう懸念もありますよね。サインを書くのは面倒だと思う一方、すんなりクレジットカードを使わせてもらえるのにも若干抵抗が湧くものです。

しかし、レジにお客さんが並ぶ傾向のあるお店では、その都度サインを書いてもらっていては会計に時間がかかって立ち行かなくなります。実は、コンビニやスーパーなどでサインレスで買い物ができるお店には、条件が設けられています。

  • 購入金額の上限が定められている(例えば、セブンイレブンでは1万円以内)
  • 換金がされにくい商品を取り扱っている
  • 防犯カメラがある

また、暗証番号を入力することでサインは不要の場合もあります。暗証番号とはどんな仕組みになっているのでしょうか?

クレジットカードの暗証番号の仕組み

クレジットカードには、膨大な情報を記憶するICチップが埋め込んであり、その個人情報によって本人確認をすることが可能になっています。

暗証番号を忘れてしまった場合には、現段階ではサインにて本人確認をすることもできます。しかし、ヨーロッパなどでは、クレジットカードの完全ICチップ化が進んでいるため、暗証番号以外ではクレジットカードの認証をしてくれないこともあります。

今後は、クレジットカード決済でもサインレス、暗証番号での認証が主流になってきます。とはいえ、現段階の日本ではクレジットカードのサインをおろそかにすることはできません。

サインはカードの裏面と同じであることが大前提!

クレジットカードで買い物をする時には、裏面のサインと同じものでないとトラブルになる可能性が大いにあります。例えば、

  • 裏面の署名は漢字であるのに、サインをローマ字で書いた
  • サインを訂正して書き直した

上記のようなサインだと、クレジットカードの持ち主とは見なされない可能性もあります。サインとは、クレジットカードの裏面にあるものを書いてこそ本人である証拠となるものです。適当に描かないようにしましょうね。

クレジットカードの裏面には必ず署名を!

クレジットカードが手元に届いたらすぐに裏面に署名をしましょう。署名のルールは特にない、と言われています。漢字でもローマ字でも構いませんよ。

一番気を付けなければいけないのが、クレジットカード決済でサインをする機会が減ってきたので裏面に署名しなくてもいいのかな、と空欄にしておくことです。

万が一、クレジットカードを落としたり盗まれたりした時に、空欄になった署名に新たに名前を書き込まれて使われてしまうこともあります。しかも、裏面に署名が無いクレジットカードを使われてしまったら、その金額の補償が使えず自分ですべて支払わなくてはいけなくなるケースもあります。

裏面に署名のないクレジットカード自体がリスクのあるものとされて、お店によっては使用できない場合もあるので気を付けましょうね。

まとめ

買い物の時のサインがクレジットカードの裏面の署名と違ってしまうと、大変なことになるんですね。

これからはどんどんキャッシュレス化が進んで、クレジットカードを使う機会も増えそうです。わざわざ裏面と違うサインをして、無用なトラブルになるのも困るので、適当なサインを書かないようにしたいですね。

それと、クレジットカードの更新時に新しいカードが届いたら、裏面に署名をするのを忘れないようにしたいと思います。


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