インフルエンザ!お茶でうがいは効果あり?

今年は何としても、乗り切らないと!

高校受験を控えている中学生の娘は
幼少から、風邪をひきやすい体質です。

去年の12月にも、風邪をこじらせて肺炎
1週間ほど入院しました。

その期間にエントリーしていた、ピアノの
コンクールも泣く泣く欠場し、苦い思いも
しました。

しかし、受験当日に何かあったら・・・、
そう考えるだけでも、怖いですよね。

まさかのインフルエンザになったりしたら、
試験会場にも行くことはできなくなります。

予防のために、できる限りの有効な策
尽くしておきたいですよね。

巷でよく聞く、お茶うがいもその一つ。

本当にインフルエンザ予防に効果があるのか
調べてみましたよ。


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うがいはインフルエンザに効果的なの?

インフルエンザ予防に有効な対策って、
本当のところは、何がいいのでしょう。

実は、厚生労働省からガイドラインが
発表されているんです。

厚生労働省のホームページによると、

  • 流行前のワクチン接種
  • 飛沫感染対策としての咳エチケット
  • 外出後の手洗い等
  • 適度な湿度の保持
  • 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
  • 人混みや繁華街への外出を控える

あれ?うがいは推奨されていませんね。
世間では、メジャーな予防策なはずなのに。

というのも、インフルエンザウイルスは
感染力が強大なんです。

気道の粘膜に付着してから20分ほどで
細胞内に侵入・増殖していきます。

ということは、うがいを20分ごとにして
効果的な予防になるんですね。

しかし、残念ながら20分ごとにうがいが
できる環境の人はほとんどいません

万人ができる予防策としては適していない
ために、厚生労働省のガイドラインからは
外された、というのが理由なんですよ。

インフルエンザに対抗するには、うがいは
回数不足なのですが、風邪などの予防には
効果的です。

口や喉に付着した細菌を、うがいによって
洗い流す役目がありますね。

また、うがいの刺激で唾液が出やすく
なります。

口内が唾液や水分で潤っていると、細菌が
付着しにくくなるんですよ。

お茶は効果あるの?

うがいをするなら、水ではなくお茶がいい、
と聞いたことがありますよね。

インフルエンザ予防には、うがい自体は
20分ごとでないと効果が薄いのですが、

巷で言われている、お茶にはどんなパワー
あるのでしょうか。

アメリカの栄養学専門誌「THE JOURNAL OF
NUTRITION」によると、

2000人ほどの子供たちに、緑茶を1日数回
飲ませて、効果を検証した結果があります。

  • 緑茶を1日1~2杯:
    インフルエンザの発症率が38%減少する
  • 緑茶を1日3~5杯:
    インフルエンザの発症率が46%減少する

また、株式会社伊藤園と静岡県立大学の
共同研究によって、緑茶の可能性が検証され
始めています。

緑茶に含まれている成分が、ウイルス
効果的な働きをもたらす、とのことなんです。

ポリフェノールの一種「カテキン」には、
ウイルスがヒトの細胞に結び付くのを阻害
ウイルスの増殖を抑える働きがあります。

アミノ酸の一種「テアニン」は、免疫力を
高める効果があるんです。

ヒトを対象にした臨床実験でも、その効果が
認められています。

緑茶が一番いい!

では、お茶ならどんな種類でもいいのか、
というと、やっぱりカテキンを多く含む
ものの方が効果的なんです。

お茶の種類の中でも、緑茶が一番!

お茶の発酵が進むほど、カテキンの含有量が
減少するものなんですよ。

紅茶やウーロン茶は、発酵してできるため
インフルエンザ対策として飲むなら緑茶
いいんですよ。

まとめ

残念ながら、うがいがインフルエンザ予防に
効果的、とは言えないのが現実です。

しかし、風邪予防には効果的であることは
わかっています。

また、口腔内が潤っていると、ウイルスに
負けない環境を作ります。

インフルエンザに絞っては、効果的ではない
かもしれませんが、健康を維持するためにも
うがいはおすすめですよ。

そして、緑茶に含まれる成分がインフルエンザ
ウイルスにも対抗することがわかっています。

緑茶を飲むことで、インフルエンザ予防
つながるんですね。

我が家でも、水分補給とインフルエンザ予防を
兼ねて、緑茶を飲もうと思います。

たかが風邪でも、受験生にとっては困るもの。
緑茶でガードを固めておきたいものですね。


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