あじさいの育て方って?鉢植えでもうまくいくものなの?

あじさいといえば、梅雨でしょうか?

雨の中で咲いている花、小さな花
とても美しく可憐で、綺麗です。

母の日のプレゼントとして、最近は
人気、というものこのお花の特徴ですね。

「毎年、冬はシクラメンを買っているけど
やっぱり花は一年中ほしいからねえ
あじさいって育てるの難しいかしら?」

このように質問してくれたのは、花が好きな
ご近所のおばちゃんです。

があるにはあるそうですが、もうすでに
他のものが植わっていて、場所がない上に
あまり頻繁には構えないと思う。

だから、シクラメンのように鉢植え
できないか?と思って、訊いてくれた
ようです。

今回は、あじさいを育ててみる?
鉢植えの利点と育て方について

見ていきたいと思います。


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あじさいは鉢植えも定番

あじさいっていうと、大きなお庭
わっと広がっているあじさい畑というか
あじさいの庭を想像しがちです。

でも、実際のあじさいというのは
ポット苗で売られていて、鉢で育てる
という人は多いです。

それこそ、おばちゃんじゃないですが
シクラメンのように、すでにひとつの
植わって売られていることもあります。

鉢植えというと、なんだか難しそうという
思い込みが起こりそうですが、鉢植えって
とても便利で、手軽なんですよ。

鉢で育てるので、驚くほど巨大にならず
また、あじさいの花色を決める土の管理が
しやすいのもいいところ、利点です。

鉢を置く場所さえ、気をつけ、定期的
お手入れをしてあげると、初心者でも
結構、簡単にでき、人気の育成法です。

では、まず植え方をざっと見てみましょう。

あじさいの植え方

まず、知っておいてほしいのが、あじさいは
ポット苗で、ほぼ一年中売られている
ことがあると、いうことです。

なので、植えつけの時期を知っておかないと
あじさいの、その苗がどんなに良くて
枯れたり、がつかなかったりします。

  1. ポット苗購入計画を立てる
  2. きちんとした園芸のお店などでは、苗を
    3月から4月9月頃に販売します。

    なので、それまでに育てる鉢などを準備
    しておくといいでしょう。

  3. 鉢を購入
  4. 鉢は、プラ鉢が安くて手に入りますが
    通気性の面で、素焼きの鉢に劣ります

    手に入るようなら、素焼鉢をお買い求め
    いただくと、元気に育てることができます。

    鉢を確保したら、土を作って環境
    整えてあげましょう。

  5. 土作り
  6. あじさいは水はけのいい用土、というのを
    好む傾向にありますので、赤玉と腐葉土を
    7:3か、市販用土に赤玉を半量混ぜます。

  7. 植えてみる
  8. 鉢の底に、まず鉢底石(軽石等)をネットに
    入れて、そのまま、形を整えて敷きます

    こうすると、植え替えの時に土と底石が
    ごっちゃになって、わあ、めちゃくちゃ!
    と、いうのがなくなるおすすめ案です。

    底石を入れたら、土を1/2ほど入れて
    軽く、ならしてから、苗をポットから
    取り出し、手で軽く根をほぐします。

    苗を置き、まわりに土をかぶせて苗が
    グラグラしないように安定させ、水を
    たっぷり、流れるほどあげましょう。

これで、植えつけは完了ですので
続いて、育て方のコツを見ていきましょう。

あじさいの育て方

あじさいは乾燥を嫌い、適量の肥料で
たくさんの花を咲かせます。

ですが、品種によっては、過湿を嫌がる
ものもありますので、買われた品種を
確認することが、最初にすることです。

その次に、3つのことに
気をつけて育てていきましょう。

水やりについて

先に言った通り、あじさいというお花は
乾燥を嫌う傾向にありますので、水やりを
忘れることのないように、注意です。

春や秋などは植えた時同様、たっぷりと
流れ出るほどあげて、気温が高く、土が
乾く夏は、朝晩の2回あげるようにします。

これも先に言っちゃっていますが、品種に
よっては、過度な湿気嫌がるものが
あります。

そうしたものは、土の表面が乾いてきたな
と、思った時に水やりをするといいですよ。

肥料について

あじさいの肥料というのは、他の花にあげる
のと、少しだけ変わっています。

花が見頃になる前までは、緩効性の肥料で
じっくり、ゆっくり効かせていきましょう。

その肥料をあげるのが、植えつけた時の
3月4月です。

後の追肥は、花が咲いた後の7月から8月
そして、冬場、休眠期中の12月中旬から
2月上旬を目安に1回ずつ、が理想です。

春と冬は緩効性の肥料でいいのですが、花が
咲いたタイミングの追肥は、即効性の液肥を
薄め、10日に1回あげると生育に良です。

植え替えについて

あじさいとは、根の成長が非常に早い植物で
根詰まりを起こしやすいので、年に1回は
植え替えをして、を変えてあげましょう。

時期的には、花が咲き終わった7月下旬から
9月頃、もしくは休眠期に入る11月から
3月上旬、ここが適期になります。

この時期に、現在の鉢より一回り大きな鉢に
植え替えをしてあげましょう。

手順としては、前の鉢から苗を抜き、必ず
根鉢を一回り崩し、植えつけと同じように
底石、土、苗、土と、植え替えます。

これで、あじさいの育て方の基本はすべて
と、なりますので、後はを楽しみつつ
時期に応じ、手入れをするといいでしょう。

さいごに

あじさいの鉢での育て方、でしたが
簡単にさらさらっと書きましたので、プロ
あじさい農家さんには叱られるかもです。

でも、あまり小難しいとやる気が失せますし
取りかかりやすい、というのが鉢植えの条件
というか、いいところですしね。

近所のおばちゃんは、話に夢中でした。

「あらー、それならズボラな私でもできそう
早速、今年から挑戦してみるわ」

と、意気込んでいました。

あじさいの鉢植え、というのは、実家でも
取り扱いがなく、馴染みがいまいちなかった
なので、今回は私も勉強になりました。

夏というよりは、春の終わりから梅雨時
花が欲しくなったら、私も挑戦してみよう
かな?と思います。


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