花粉症は頭痛寒気や関節痛は出る?風邪との違いはココ!

梅雨が明けると、花粉症持ちの私にとっては数か月の安息の時間です。この時期からは、春の花粉からは一旦逃れられるのですが、最近は暑すぎる夏場を何とか乗り切ることで精一杯です。

しかし、暑さもようやく涼しくなってき出した夏の終わり頃、油断していると秋の雑草の花粉が飛んできて、目や鼻がムズムズし出します。ああ、またこの季節がやって来た、憂鬱な秋の花粉症です。

私の場合は、春よりも秋の方が症状が重いので、早めに病院に行って薬を処方してもらって対処していますが、なにやら中学生の息子も花粉症デビューしたのか、様子が変なんです。

でもちょっと、花粉症に似ているけど風邪なのかな?どうなんだろう?頭痛があるようですが、どちらなのかわかりません。

花粉症の場合には頭痛や寒気、関節痛などの症状は出るのか、調べてみることにしました。


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花粉症の症状とは?

花粉症の原因となるアレルゲンは、人それぞれ違いがあります。アレルゲンとなっている植物の花粉が飛ぶ時期になると、体が反応するようになります。

花粉症を発症する時期を大きく分けると春と秋が多く、関東地域の場合では2月初め~6月半ばにかけてスギ・ヒノキ・イネなどの花粉や飛散します。また、8月半ば~10月末頃にかけてブタクサ・ヨモギ・カナムグラなどの花粉が飛散すると言われています。

つまり、春と秋に花粉症を発症する人にとっては、夏の暑い時期と冬の寒い時期以外は花粉症になっているということになっているんですね。花粉症を発症している時期に、違う原因で感染症などに罹ってしまうと花粉症なのか何なのかわからない時があります。

花粉症とは別の病気の時にはどんな症状が出るのか、詳しく見ていきましょう。

花粉症と風邪の症状の違い

花粉症の症状とは、アレルゲンが目や鼻、喉などの粘膜にくっついた時に、体が異常なものとして排出しようとして起こす反応のことを言います。鼻水や鼻づまり、くしゃみ、涙、喉の違和感など体からアレルゲンを追い出そうとする反応なのですが、人にとってはとても不快な症状となってしまいます。

一方、風邪の場合には、ウイルスが鼻や喉に感染して粘膜が腫れることで発熱や悪寒、鼻水、鼻づまり、咳などの症状が出ます。一見、文字で表すと同じような症状のように感じますが、花粉症の場合と風邪の場合では原因が異なるため、体感にも違いが表れるんです。

花粉症と風邪の、インフルエンザの症状の違いについて、表にまとめてみました。

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

花粉症 風邪 インフルエンザ
鼻づまり 酷く詰まり長引く 数日症状が続く 発熱後、後半から症状が出る
鼻水 透明でサラサラした鼻水が延々と出る 初めはさらさらしているがそのうち黄色くドロドロになる 発熱後、後半から症状が出る
くしゃみ 何度も酷く続けて出る 1度に数回出る 出る場合もある
喉の痛み 喉がイガイガ違和感が出る 痛みや腫れ 酷く痛む腫れる
発熱 ほとんど出ない・出ても微熱 緩やか~38℃程度 急激な38℃以上の高熱
出ることもある 数日間続く 酷い・数日間続く
関節痛 なし ほとんどなし 酷く痛む・急激に症状が出る
寒気 なし ある ある
目の痒み 涙目や痒み なし なし

大まかにまとめると、花粉症の場合には、発熱に伴う頭痛や関節痛、寒気などの症状は出ることはありません。特に、関節痛や寒気を伴う症状が現れた時には、風邪やインフルエンザの可能性が高くなります。

ただし、発熱はしなくても花粉症の鼻水や鼻づまりによって頭痛が起こることもあります。

花粉症の鼻水鼻詰まりは頭痛の原因になる

花粉症による鼻水鼻詰まりが長く続いた状態のままでいると、鼻水が排出されずに鼻の奥の空洞の「副鼻腔」に膿として溜まってしまい、炎症を起こしやすくなります。

急性副鼻腔炎になってしまうと、ズーンとした重い頭痛が症状として出ます。治療には、抗生剤を2週間ほど飲む必要があります。

花粉症患者の約4割が副鼻腔炎になったことがあるとの報告もあるため、花粉症の鼻水などの症状を軽く考えずに、早めに受診することをおすすめします。

まとめ

今回、息子の症状には喉に痛みが強く出ているのと、寒気と37.7℃の熱があります。息子の頭痛は発熱のためでしょう。まずは、薬を飲んで学校は欠席、様子を見て受診しようと思います。

花粉症だから、風邪だから、と軽く考えてはいけませんね。その時の症状を見て、適切な判断ができるように自己管理していかないと、と思います。


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