石油ストーブの燃費とエアコンの電気代の計算方法は?これなら完璧!
甥っ子がこの春、無事に大学を卒業し、
社会人として独立することになりました。
都心の8畳一間のアパートで、
独り暮らしを始めます。
私は就職祝いとして、エアコンを
贈ってあげることにしました。
ところが、異論を唱えたのが主人です。
夫「古い石油ストーブが、
あるじゃないか。
あれで十分だろう。」
私「それだけじゃ寒いわよ。」
夫「エアコンの電気代って、
どのくらいかかるんだ?
灯油の方が安いんじゃないか?」
私「それはちょっと・・・・・。」
というわけで、エアコンの電気代と
石油ストーブの燃費の計算方法を、
調べてみました。
石油ストーブの燃費を計算する方法
地域によって、石油ストーブの
値段は違いますが、ここでは
18ℓ1200円と仮定します。
1200÷18ℓで、
1ℓ当たりおよそ67円となります。
石油ストーブは6~10畳用のもので、
一時間あたり0.26ℓの使用とします。
性能によって違いがあるので、
あくまでも概算になります。
1日8時間使用するとして、
一日の使用量は0.26×8=2.08ℓ、
一ヶ月分の灯油使用料は2.08×30=62.4ℓです。
62.4ℓ×67円で、一ヶ月の石油代は、
およそ4181円となります。
エアコンの電気代はどのくらいかかる?
エアコンの電気代は、
消費電力がどれくらいかかったかによって、
左右されます。
エアコンの消費電力は、
外気温や室内温度など、
周辺の空気の環境に大きく左右されます。
そのために、消費電力を正確に判断することは、
なかなか難しいことです。
エアコンは天気が悪かったり、
気温の高低さが激しい場合には、
消費電力も大きく変わります。
でも、簡単に分かる方法が
あるのです。
エアコンのカタログをよく見ると、
「期間消費電力量」という、
記載があります。
期間消費電力量というのは、
そのエアコンの、年間に使われる冷暖房の
電力量の目安のことです。
どのメーカーのエアコンも、
同じ基準で算定されています。
カタログには必ず
この期間消費電力量の記載が、
あるはずです。
エアコンの電気代は、
期間消費電力量×1kWhあたりの電力料金、
これで簡単に計算できます。
1kWhあたりの電力量料金は、
契約する電気料金プランや、
使う電力会社によって若干違いがあります。
主要電力会社10社平均単価は、
27円になります。
例えば、期間消費電力量が、
800kWhと記載されていた場合は、
計算方法が以下のようになります。
800kWh×27円=21,600となり、
年間の電気代の目安は、
21600円です。
エアコンと石油ストーブそれぞれのメリット・デメリットは?
エアコンは空気が乾燥しやすいという、
デメリットはありますが、
わざわざ灯油を買いに行く必要がありません。
忙しい人にとっては、手間が省けて
メリットがとても大きいです。
火の消し忘れという心配もありません。
また、温度設定が自由にできる上に、
タイマー機能等を利用して、
時間設定もできるので便利です。
一方石油ストーブは、
灯油を補充する手間がかかりますが、
停電時でも使えるというメリットがあります。
部屋全体を温める能力が高く、
上にやかんをのせたり、
なべをのせたりして調理することもできます。
まとめ
エアコンを買う歳には、
電気代がどのくらいかかるかも、
注意しなければなりません。
カタログで期間消費電力量を、
チェックしてから、
選ぶようにした方がいいですね。
結局、本人と一緒に実際の製品や、
カタログを見てから、
選ぶことにしました。
石油ストーブとエアコン、
それぞれメリットがあるので、
上手に使い分けてほしいなと思っています。