足の裏の魚の目!治療法は症状によって4つの解決策♪

そういえばあの時、靴の中で足の裏に小石を踏んだような違和感を感じたことがあったんです。その違和感が、まさか今こんな痛くなるだなんて思ってもいませんでした。

足の裏にできたのは、痛い魚の目。足を踏み込むたびに痛みが走り、歩くのが苦痛なんです。忙しがって、対処を先伸ばしにしていたのもよくなかったと反省しています。

よく聞くのが、魚の目を治すのにはなかなか手強くて大変という話ですが、本当なんでしょうか?足の裏の痛い魚の目の治療法を調べてみましたよ。


スポンサードリンク




魚の目の原因とは?

足の裏にできた痛い魚の目は、その名前が物語るように魚眼のようだから付いた名称ですが、正式には「鶏眼」といいます。

魚の目ができる原因とは、足の裏の同じ場所に繰り返し刺激が続くことによって起こります。具体的には、こんな状況で魚の目ができてしまうと言われています。

  • 足に合わないサイズの靴によって摩擦が過剰に起こる
  • ヒールの高い靴を履き続けて、足の裏の一点に負担がかかる
  • 柔らかい靴底の靴の時に、砂利道など硬い凹凸が足の裏に当たる状況が続く

など、足の裏に負担や刺激が加わるような状況や歩き方、立ち方が続くと魚の目の原因になることが多いんですよ。

魚の目ってどんな状態なの?

魚の目は、言わば体の防御反応のひとつで、刺激が繰り返し起こった場所の皮膚内部を守るために、皮膚の角質を厚く硬くしようとする働きなんです。ダメージが続いた部分を補強しようとするんですね。

しかし、さらに一点だけに過剰な刺激が続くと、角質層が皮膚の深部に向かって円錐状に肥厚していきます。その硬く芯のようにとがった角質は、神経のある皮膚の深部を刺激して痛みを起こすと言われています。

魚の目とは、円錐状の芯が皮膚の深部に食い込んでいる状態なので、しっかりと芯を抜き取らなければならないんですよ。では、具体的な魚の目の治療法を見ていきましょうね。

魚の目の治療法

魚の目の治療法にもいくつかあります。基本的には、魚の目も立派な皮膚の病変なので、皮膚科で診察をして治療をしてもらった方が安心です。魚の目だと思っていたら、ウイルス性のイボだったということもあります。

また、魚の目の状態やできる場所などから、足の裏にかかる負担の原因を医師によって究明してもらえれば、今後の対処もしやすくなります。しかし、比較的症状の軽い痛みのない状態なら、自分で市販の薬を使ってできる治療法もあります。

まずは、自分でもできる魚の目の治療法から見ていきましょうね。

サリチル酸配合の市販薬を使った治療法

市販の魚の目用の薬を使います。サリチル酸といって、皮膚の角質を白くふやかして柔らかくする作用を応用した薬になります。

魚の目用の市販薬は数種類ありますが、患部に直接塗る液体の塗り薬のタイプと、足の裏の患部に貼れるようにパッド式になっているものがあります。

魚の目の芯を取る原理には変わりはありませんが、それぞれの使い方を見ていきましょうね。

  • 塗り薬の場合

    患部に1日数回薬を塗ります。3~5日ほど様子を見ていると、芯の部分だけが周りの部分よりも飛び出してくるようになります。芯も柔らかくなってくるので、ピンセットなどで芯をつまんで抜き取ります。

    芯が完全に抜き取れていない場合には、魚の目は再発します。芯が取れるまで薬を塗って治療しましょう。

  • パッドタイプの場合

    患部に一度貼ったら、2~3日間は貼ったままにして過ごします。入浴もパッドを貼ったままで大丈夫ですよ。

    2~3日後にパッドを剥がし、様子を確認します。薬剤が触れた部分は、白くふやけて芯が少し浮いてきたようになってきます。新しいパッドに貼り替えて、さらに2日ほど貼ったままにしておきます。

    パッドを剥がして、ピンセットなどで魚の目の芯を抜き取ります。芯が完全に抜き取れていない場合には、魚の目は再発します。芯が取れるまでパッドを貼って治療を続けます。

自己管理をしっかりしましょう

どちらの場合も、芯が完全に取れたら患部は芯の部分だけがぽっかり抜けて深く穴が開きます。新しい皮膚が次第に再生されてくる間は、絆創膏を貼って患部を保護しましょうね。

しかし、自分で市販の薬でも芯を取り切れなかったからと言って、自分で皮膚を削り取ったりすると正常な皮膚まで傷を付けることになるのでやらないようにしましょう。

魚の目が痛かったり大きかったりした場合には、皮膚科に行って診てもらいましょう。皮膚科での治療法は以下の方法で行うようになりますよ。

皮膚科での治療法

皮膚科で見てもらうと、大体以下の4つの治療法で対処してくれますよ。

塗り薬での治療

方法は、先ほどの市販の薬の使い方とほぼ一緒で、サリチル酸やアセチルサリチル酸配合の塗り薬を使って治療します。

しかし、重症の場合には、以下の治療法を勧められることが多いんですよ。

液体窒素での治療

魚の目の表面を削り取ってから、-195℃の液体窒素を患部に塗り皮膚を凍結させます。冷たい液体窒素で細胞を壊死させて、魚の目の芯を取り除く方法です。

日を置いてから数回、液体窒素を使って治療していきます。注意点としては、液体窒素で低温やけどを起こすので、皮膚にやけどのような痛みを伴うことがあります。

病院から帰宅してからも、痛みが残ることもあります。

メスで取り除く治療法

局所麻酔をして、魚の目の患部をメスで切開し芯を取り除く治療法です。この方法は、痛みなどがあまりに強く日常生活に支障が出る場合におこなうことが多いです。

メスでの治療法は、手術後の切開した傷の痛みが長引くことや感染リスクなど、日常生活に制限が出ることがあります。保険が適用されますが、完治するまでは1ヶ月以上はかかる治療法となるんですよ。

レーザーで焼き取る治療法

局所麻酔をし、炭酸ガスレーザーを使って魚の目の芯を取り除く治療法です。

レーザーでの治療法の仕組みとは、レーザーを照射した時に皮膚の水分と反応し、熱エネルギーを発生させて一瞬で患部を気化、蒸発させるんです。出血も痛みもないのですが、完治するには1ヶ月ほどはかかると言われていますよ。

また、保険が適用されないので、他の治療法よりも費用が高額になることがありますよ。

まとめ

魚の目の治療法をここまで調べてみて、やっぱり皮膚科に行こうと思いました。もう少し痛みが少ない状態のうちなら、自宅で市販薬を使って治療したかもしれませんが、結構痛くなってしまったので・・・。

早く対処すべきだったと後悔しています。足の裏の違和感を感じた時には、魚の目ができ始めていたということですよね。

ヒールの高い靴を1日中履いて、歩き回る仕事をしています。ぜひ、この高さのヒールでなくてもいいはずなのですが、この靴を履くとスラっとして見えてよかったんですよね。

でも、もう足の裏の健康のことが第一です。同じ状態が続けば、再発することも知りました。今後は靴選びも考えないといけませんね。


スポンサードリンク



あわせて読みたい関連記事

サブコンテンツ

このページの先頭へ