自転車のチェーンがすぐ外れる!前後の車輪ごとの直し方とは?
こないだ、通勤で駅に行く途中に
自転車のチェーンが外れちゃったんです。
急いでる時に限って、
アクシデントが起きるんですよ。
同僚「それで、どうしたの?」
私 「その時は自転車を押して、駅の駐輪場まで
行ったんだけど、こういうときって、
どうしたら良いんだろうね?」
同僚「自分で直す方法を知ってたら、
便利なのかもしれないけど、
難しそうじゃない?」
私 「それに、チェーンって油がすごくて
触ると、手が真っ黒になりそうだよね。」
同僚「簡単にできるなら、覚えてた方が
良いと思うけどねぇ。」
そこに、普段から自転車通勤をしている
A課長が通りました。
A課長「自転車に乗るなら、
チェーンを直す方法くらい
覚えておいた方が良いぞ。」
やっぱりそうですよね。じゃあせっかくなので、
チェーンが外れた時の直し方を、
教えてもらいましょうか。
チェーンの直し方
今回は、変速ギア無しの
いわゆる「ママチャリ」のチェーンの
直し方を紹介します。
自転車のチェーンが外れやすいのは
前側が圧倒的に多いので、前側の
チェーンの直し方を、最初に教えてもらいました。
前側のチェーンが外れた場合
- 後輪のギアからチェーンが外れないように
注意しながら、チェーンを前側に引っ張り、
ねじれがあったら、ねじれを直します。 - チェーンを軽く張った状態のまま、
前側のギアの下の部分の歯と、チェーンを
噛みあわせます。 - 引き続き、チェーンを軽く張ったまま
外れないようにゆっくりと、ペダルを
逆向きに回転させます。すると、チェーンがうまく掛かります。
A課長「あまりチェーンを引っ張り過ぎると
外れたり、切れたりするから、
適度に引っ張るのがコツだよ。」
A課長「この時は、下の部分だけ噛みあえば良いから
チェーン全体は、ハマってないけど
気にしなくて良いぞ。」
A課長「チェーンを引っ張る時は、
指で、つまむように持つのがコツだよ。
そうやって触れば、手が油で真っ黒!
ということには、ならないからな。」
上記の方法を、動画で見て
確認してみましょう。
続いて、後ろ側チェーンが外れた場合の
直し方を説明します。
後ろ側のチェーンが外れた場合
- 前側のチェーンが外れないように、
気をつけながら、チェーンを後ろに
引っ張ります。ねじれがあったら、ここでねじれを
直します。 - 後ろ側ギアの上部分の歯に、チェーンを
噛ませます。 - 外れないように気をつけながら、
後輪を時計回しに回します。これでチェーンが掛かると思います。
A課長「前側の時と同様、引っ張り過ぎると
切れたり外れたりするから、気をつけて
軽く張るくらいだよ。」
A課長「この段階では、後ろ側のチェーンは上の部分しか
ハマってなくても大丈夫だ。」
A課長「後ろ側のチェーンを直す時も、
チェーンは指でつまむ感じで持つと
手が汚れないだろ?」
どうしてチェーンは外れるの?
チェーンが外れる原因と、その対策を
調べました。
伸びる
チェーンは伸びるんです。
それも少しずつ、自然に。
毎日、通勤通学に使ってる自転車、
チェーンは2年間で3㎝ほど伸びることが
あるんです。
そうすると、乗ってる最中に
少しずつチェーンがずれてしまい、
ガタガタした道を走った瞬間、
運悪く外れてしまうことがあります。
こういう場合は、応急手当で直しても
すぐに外れちゃうので、自転車屋さんで
みてもらいましょう。
チェーンの長さを調整する方法が
ありますが、新品のチェーンに
変えてしまう方が良いみたいです。
チェーンの交換は、工賃込みで
3000~4000円くらいかかります。
錆や油切れ
チェーンの油が切れたり、
錆びたりすると、だんだん動きが悪くなり
ギアとうまく噛みあわなくなって、
結果的に外れやすくなるそうです。
こうならないために、定期的に
メンテナンスとして、チェーンに
油を差すと良いでしょう。
油を差すことで、チェーンが
伸びてしまうのをある程度は
防げるようですよ。
まとめ
私 「なんだ、簡単じゃないですか!」
A課長「そうだろう、汚れるのも指先ちょっとだから
これならできそうだろ。」
私 「慣れたらもっと簡単にできそうですね。」
A課長「これで帰りにチェーンを直せるな。」
私 「はい、早速帰りに試してみます。」
A課長「念のために、休みの日にでも
自転車屋に持って行って、みてもらえよ。」
仕事帰りに、最寄駅の駐輪場で
直しましたよ!
ちょっと周りの人の視線が、
気になったけど、自分で直せて
すごく満足しています。
今回のチェーン直しで、自分なりに
コツをつかんだ気がするので、
次はもっと素早くできると思います!