床が犬に傷付けられる前にしておく対策とは?
今度、我が家に犬がやってきます。
実家で飼っていた犬を譲り受けることに
なったんです。
というのも、実家の父が入院することになり
母も父の世話で大変になってしまったから
なんです。
我が子達も、大好きな犬が来る、とあって
とても喜んでいます。
しかし、室内で犬を飼うのは初めてのこと。
以前にも、自宅で実家の犬を放した時に
気になったことがあったんです。
それは、犬が歩くたびに聞こえてくる、
床を爪で引っ掻く音。
まだ新しいフローリングに傷が付きそうで
心配になりました。
これからは長く飼う訳ですから、対策せずに
後の祭り、というのも困りますよね。
室内で犬を飼う場合、床に傷付かないように
どんな対策をするといい?
犬が来るのも、もう間近。
早急に調べましたよ!
犬にとって床は重要!
従順なイメージの犬ですが、元々は、森の中や
岩場などで狩りをする肉食動物です。
足の裏も、自然で生活できるような構造を
しているんです。
足の裏は、肉球と呼ばれる滑りにくくする
パッドのようなものが付いています。
肉球によって、不安定で凸凹した地面でも
音を立てずに、獲物に近づけるんですよ。
とは言え、犬は足の裏全体を付けて歩いて
いる訳ではありません。
速く走るために、また、静かに動くために
踵を付けないで歩く、つま先立ち歩行を
しているんです。
そして、くさびのような鋭い爪は、岩場を
安定して登るスパイクの役目をしています。
つまり、室内で飼っている犬にとっては、
フローリングなどの滑りやすい床は苦手な
生活場となるんです。
ツルツルと滑って、止まることができなく
爪も立たない、思い切り走れない、など。
床には、爪を立てて滑りにくくしようと、
傷が付くんですね。
しかし、床に傷が付くのも悩ましいのですが
犬の身体にも影響が出てきます。
滑りやすい床は、関節痛や腰痛を引き起こす
原因になっているんですよ。
犬のため床のための対策とは?
犬の爪で床が傷になるのは、困りますね。
しかし、犬の健康も考えないといけません。
床の傷なんて気にしない、と思っていても
その傷から水分や汚れが浸透していきます。
フローリングはあっという間に劣化して
しまうんですよ。
床に傷をつけないようにするには、どんな
対策があるのでしょう。
詳しく見てみましょうね。
ペット用フローリング
フローリングに滑り止め剤を施工する
「ドッグランコーティング」があります。
- 市販のワックスより2倍以上の効果のある
滑り止めに特化した、シリコンコーティング - 滑り止めが1.5倍の効果に加え、傷に強い
ガラスコーティング
の2パターンがあります。
市販のペット用ワックスの耐久性が3~4年
であるのに対し、ドッグランコーティングは
20年です。
水ぶきだけの管理でいいので、お手入れも
簡単ですよね。
施工は1日で終わります。
新築か居住中によっても、作業工程が変わり、
床材の施工とあって、予算は高めです。
例えば、リビング15帖の施工であれば、
12万円ほどかかります。
本格的に、長い目で見て床材を変えたいなら
おすすめの対策法ですよ。
タイルマット
床材の施工は高いので、もっとお値打ちな
対策、と考えているならば、タイルマットが
おすすめです。
「おくだけ吸着はっ水タイルマット」は、
床の上に置くだけです。
爪にも引っ掛かりにくい、毛足のとても
短いタイルマットです。
滑りにくいので、足腰にも負担がかからず
口コミも上々なんですよ。
タイルカーペットなので、汚れた部分だけを
取り外して洗うこともできますね。
サイズは、25×25・30×30・45×60です。
先ほどの「ドッグランコーティング」の
15帖の施工代は12万円でした。
タイルカーペットでの同じ帖数分なら、
8万5千円ほどになります。
簡単な施工で値段も抑えることができますね。
まとめ
初めは犬の健康はさておき、床の傷のこと
ばかりを考えていました。
情けないですよね。
滑る床が、犬にとっては居心地が悪くて
ストレスのかかる場所、ということに
気付いてやれませんでした。
そういえば、実家は畳の部屋が多くて、
廊下にもカーペットを敷いていたっけな、
と思い出しました。
まだまだ住宅ローンも残っているので、
大金は使えません。
今回はタイルカーペットで様子を見て
みようと思っています。