年下の上司に怒られて辛いから逃げる?その前にしたい4つ打開策!
私の友人は、契約社員ですが、
上司になる男性は年下、
一回り以上の年齢差があります。
契約更新して、2年目からその年下の上司の
直属の部下になりました。
仕事をするようになって、3か月目、
微妙な意思疎通のズレで、
距離を感じているそうです。
ほかのスタッフのいる前で、
嫌味を言われたり、大声で怒られたり、
これまでの彼女には、経験のなかったことです。
ひとり思い悩んでいると、相談されました。
日々の嫌がらせで、胃もチクチク痛んだり、
オフィスに行くのも、嫌になっていると言います。
彼女の悩みを聞いて、一緒に対応策を
講じてみることにしました。
年下の上司と合わないのは仕事以前の問題!
彼女の今の職場では、事務系の仕事を任されています。
逐一、その上司に仕事の報告をしなければなりません。
メール文や会議のまとめなどを、チェックされて
指摘されるまでは良いのですが、
修正しても「駄目だな」を繰り返されるばかり。
初めは指導されることに、自分の力不足と考えて、
素直に聞いていたのですが。
いちいちの指摘に加えて、人前で聞こえよがしに
怒鳴るなど、エスカレートしていくのです。
さすがに彼女も、途中から「何か、おかしい!」、
これは単なる指導ではないと、思い始めたというのです。
ジワジワと継続的に続く、精神的ないじめ、
例えば、聞いても無視されたり、見下す態度をとるなど
精神的暴力では?と、言えるものです。
ふだんから下記のような行動があったといいます。
- 何をやってもダメ、能力や人格を
否定するような態度をとる。 - 周りに、聞こえるように嫌味を言う。
- 苦情でもあるかのように、机に書類をドサッと置く。
- 無視するような態度をとるようになる。
- 必要な情報を与えず、仲間外れにしようとする。
近頃では、「セクハラ」「パワハラ」の意味も
社会的通念として理解されてきました。
一方で、言葉や態度または素振りや文章などを
武器に、部下に苦痛を与えるという「モラハラ」なる
精神的暴力も、目立って聞きます。
どうも、彼女の上司はこの新たなハラスメント
に似ているようでした。
良き相談相手を見つける!
職場に行くのが辛いとか、
上司から逃げたい、と思うほどならば、
職場に合わない、ということもあるでしょう。
ただし、自分でも方法があれば、積極的に
打開策を見つけるようにしましょう。
たとえば、
- 自分は「ダメ」だと、自分を責めない。
- 職場内での良き理解者を持つこと。
- 職場外に相談者を持つこと。
- 時には意思表示をする。
普通であれば、叱られること=自分に非
があると思いがち、そこで立ち止まらない。
自分が、今置かれている状況を
共有できる人を、見つけて相談すること。
同期や信頼できる上司など。
自分の気持ちを、共有できる人の存在が大切。
家族や友人、カウンセラーなど。
我慢することイコール、言いなりになりやすい人、
と見られかねないので、時にはNGを出して
自己主張することも大切。
一つの会社や職場にこだわり、現状で
何とかしようとしても、改善されず、
つらい状況になることも予想されます。
後の最終結論として、「逃げる」ことも
一つの手段として、考えに入れておくべきです。
聞こえは悪いですが、「逃げる=転職」は、
悪意ある上司と関わらないで済むなら、
ベストな選択と言えるかもしれません。
まとめ
究極の選択肢「逃げる=転職」というのは、
その人、その時の状況にもよります。
家族がある人、弱者を支える人など、
そうそう簡単には、職場放棄できない
という場合があります。
そのような時には、信頼できる上司や
労働基準監督署なりに、
相談することもいとわずです。
彼女の場合は、1年という契約社員で
あったことが、幸いしていました。
年下の上司に怒られたり、無視される以外では、
スタッフ同士の摩擦もなく、相談できる人には
状況説明をして、気持ちを早期開放できたのです。
次の転職へ切り替えが早くでき、
また新たな職場で、バリバリ仕事ができそうだと、
明るく話していました。