かゆいあせも!賢い大人の治し方や予防はどうしたら良い?

ここの所、連日暑い日が続いています。こう暑いと、どう頑張ってもをかいてしまいますよね。

実は、私も相当な汗っかきです。外出していると、特に激しい運動をしている訳でもないのに、数分で汗まみれ。携帯しているハンカチもグッショリです。制汗剤は使ってますが、モノの役に立ちません。

こうやって、一日中汗にまみれていると、もう一つ困った問題が起こります。そう、あせもです。私は特にのどのあたりに出来やすくて、その耐え難い痛痒さに悶絶するのが毎年のお決まりです。

子供なら、親に何とかしてもらう所なのでしょうが、私はまがりなりにも大の大人。自分で何とかしなければいけません。何とか賢い治し方はないものかと、調べまくった事があります。

これは、その時のお話です。

最近の大人のあせも事情

先にもいいました様に、私の夏にはあせもはつきものでした。しかし、最近はわたしの様に汗っかき体質でなくとも、あせもで悩ませられる大人の方が増えている様です。

そもそも、日本の夏は高温多湿。高い気温とじっとりと湿度の高い空気。近年はそれに温暖化による気温上昇も加わり、さらに不快度指数が高まっています。

その中に閉じ込められ、ましてや外出や仕事などで動き回れば、数分で汗だくになるのも当然というものでしょう。

一昔前なら、電車内や百貨店等、「涼しくて汗がひく」と感じる場所がたくさんありましたが、近頃は、エコを気にしてそうそう低めの温度設定にしないところが増えているのも、大人あせも増加に一役かっている様です。

そもそも、大人あせもは高温の環境下で長時間の肉体労働をする人に出来やすいと言うのが常識でしたが、最近は上記の様に猛暑や節電の影響で、職業に関係なく悩ませられる人が増えている様です。

そもそもあせもとは?

人間が汗をかくのは、高温や運動などで上昇し過ぎた体温を気化熱で下げるため。つまり、汗をかく事事態は、人体をを守るための重要な生体活動です。

しかし、その汗も放置してしまうと、汗が排出される器官、汗管が詰まってしまいます。排出されない汗は表皮内に溜まって、炎症を起こします。これが、あせもとなります。

一般的に見られるあせもは、赤い発疹が出来て、強い疼痛を伴うタイプ。皆さんも体験した事がある、あれです。ちなみに専門用語で、紅色汗疹(こうしょくかんしん)と言うそうです。

あせもの出来やすい部位は、首回りや脇、胸の下、お腹回り、ひじの内側、足のつけ根など、衣服や皮膚同士が密着する部分です。ただでさえ汗が溜まりやすく、不快になりやすい場所ですが、あせもが出てしまうと不快指数さらに倍です。

あせもが出来ても、とりあえずガマンしとく人も多いでしょうが、大人は子どもに比べて傷痕が残りやすい傾向があります。痒さに耐え切れず、掻いて重症化すると、目立つ痕を残してしまう可能性があります。

たかがあせもと侮らず、しっかりと治す事が大切です。

大人のあせもの治し方

生活の見直しを

あせもが出来た場合、悪化しないうちに治してしまう事が大切です。あせもの早い治し方としては、大人であればまず自身の普段の生活を見直してみましょう。

最近では、エコの観点から就寝中にエアコンを切る人が多いです。しかし、室温が高いと寝汗をかき、あせもが悪化する可能性があります。

あせもが悪化して痒みが増すと、大人と言えど知らず知らずのうちに患部を掻いてしまいます。すると患部に傷がつき、細菌感染による化膿を引き起こしてしまう可能性があります。

あせもが治るまでは、エアコンを上手に利用して余計な発汗を防ぎ、痒みを悪化させない事が大事です。

食生活について

食生活においても、注意すべき点があります。辛い食べ物アルコールの摂取は体温を上昇させて、余計な発汗を促します。最近は激辛ブームだったりしますが、なるべく控える様にしてください。

入浴の際の注意

また、患部は清潔を保つ事が大事ですが、熱い湯船につかるのはやはり発汗を促すために良くありません。ぬるめのお湯を使うか、シャワーで済まし、患部はゴシゴシ擦らない様にしてください。

使用する薬について

あせもにつかう薬ですが、ステロイド外用剤が抗炎症作用があるので適しています。掻いて悪化させてしまった場合は、細菌感染を抑える目的で、抗生物質が配合されたものが良いと思われます。

最後に、あせもの予防策について触れてみましょう。

あせもを予防するには?

あせもが出来ない様にするには、肌を清潔に保つことが基本となります。かいた汗はすぐに洗い流す事が理想的ですが、日に何回もシャワーを浴びるのは現実的とは言えないでしょう。そこで、次の様な方法が効果的です。

汗をかいたら、タオルなどでこまめに拭き取りましょう。その際、乾いたタオルは水分だけ吸って老廃物を肌に残してしまうため、、濡らしてかたく絞ったものを使うと効果的です。

外出時には、最近多く市販されている顔・体用のウェットティッシュを携帯する事をお勧めします。

屋外レジャーや、ジム通い等大量の汗をかく時は、着替えの衣類を持って行き、帰宅したら、早めに入浴して汗を洗い流しましょう。

肌に密着する衣類、特に下着等は、吸汗速乾性能がある素材で出来たものを、選ぶ事も大事です。

まとめ

今年は季節の早いうちから暑い日が続いています。あせもに悩まされる人も多くなる事でしょう。

大人の知識を駆使し、賢い治し方予防方を実施してください。

しかし、より確実な治し方は素人判断に頼らず、専門の医療機関である皮膚科に相談する事です。そこであれば、薬剤も適したものを処方してくれます。あせもくらいでと思わず、いざという時には、大人としての判断をしてください。


スポンサードリンク



あわせて読みたい関連記事

サブコンテンツ

このページの先頭へ