テレビで見たことがある「さっぽろ雪まつり」の雪像の映像があまりにも印象的で、北海道にいつかは行ってみたいと思っていました。壮大な雪の像を実際に見てみたい!と思いつつも、チャンスは来ずにいました。
しかし、いよいよこの冬に家族で雪まつりに行こうという話になったんです。とはいえ、2月の北海道はそれはそれは寒いんでしょうね・・・。しかも夜なので、寒さ対策も万全にしていかないと行ったことを後悔しそうです。
特に冷え性の私と高校生の娘にとっては、服装の準備が最重要課題になりそうです。女性にとって寒さは大敵!雪まつりに行く時の女性の服装はどんなものがいいのか、調べてみましたよ。
目次
2月の札幌の寒さってどれぐらい?
まずは、雪まつりがおこなわれる時期の札幌の状態を知らないと、イメージが湧いてこないですよね。2月の札幌の気象状況は、以下のようになります。
- 平均気温:-3.1℃
- 最高気温:0.1℃
- 最低気温:-6.6℃
- 平均積雪量:147cm
札幌の冬の気温は、1、2月が最も寒くなります。同じ時期の東京の平均気温が5.7℃なので、なんと8.8℃も差があることになります。
私も北信越地方出身なので寒さにはある程度知識はありますが、-3℃ぐらいになると肌に触れる空気が冷たさよりも痛さとして感じます。また、-5℃ぐらいになると、水道管が破裂する恐れがあるほどの寒さになるんですよ。
2月の札幌では、降雪日数が25.4日と言われているので、毎日のように雪が降り積もっているという状態になります。足元の寒さ対策もしっかりしておかないといけませんね。
とはいえ、平均気温が-3.3℃な訳なのですから、もっと気温が下がることも想定しておかないと大変な思いをすることになりそうです。では、雪まつりの時期に寒さをしのぐ服装とはどんなものになるのか、見ていきましょうね。
雪まつりの時期の札幌での服装とは?
2月の札幌では、上下ともインナーが必須になります。まずはインナーから見ていきましょう。
インナーは上下とも着用
寒さ対策に、機能性インナーを着ます。ズボンの下にもスパッツ、スカートを履く場合にも厚手の機能性タイツなどを着用します。首元を温めるのは効果的なので、ハイネックやタートルネックのインナーだと尚いいですね。
また、寒がりの人はインナーを2枚重ねしてもいいのですが、注意したいこととして、雪まつり会場までは地下鉄や地下道を使って移動します。北海道では、屋外と屋内の気温の差が激しいことで知られて、屋内は暖房が強く場所によっては半袖でもいいぐらいに温めてあります。
インナーを2枚着て歩いているうちに熱くなったものの、外に出て寒さで汗が冷えて余計に寒く感じてしまうこともあるようです。よほどの寒がりでなければ、インナーは上下1枚ずつでいいですね。
トップスにはニットがおすすめ
トップスは、ニットのセーターやフリースなどがおすすめです。ニットとカーデガンのアンサンブルもいいですね。
ボトムはパンツがおすすめ
スカートは寒いのであまりおすすめしませんが、スカート派の人は110デニール以上の厚手のタイツやスパッツなどは必須になります。
パンツの場合には、コーデュロイ素材やパンツの裏地がボアになっているものをインナースパッツやタイツの上から着用します。
アウターはロングタイプで
寒さ対策には、ロングタイプのダウンコートがおすすめです。下半身の冷えを防ぐにも、ロング丈だと本当に温かく過ごせますよ。
ロング丈のコートがない場合には、ショート丈のコートに屋外のスポーツ観戦やアウトドアなどにも最適なダウンの巻きスカートを着るといいですね。
小物で必須なのはマフラーと手袋
暖かい地域から雪まつりに訪れる場合に、意外と盲点なのが手袋です。手袋なしでは手が凍えてしまいます。また、手袋なしで行きポケットに手を入れて歩いていて滑ってしまうと、とても危ないです。
手袋の素材は、ニットよりもレザーやムートンの方が風を通しにくいのでおすすめですよ。マフラーをしておくと、首を温めておくことで体感温度が上がるので、着用しておくと後悔しませんよ。
また、帽子やイヤーマフ、レッグウォーマーなど防寒になりそうなものは適宜追加してみましょう。
靴は必ずブーツで
常に積雪しているか、凍っている道路の上を歩くようになります。北海道でなくとも、雪国の冬にパンプスやスニーカーなどはありえません。ヒールの高いタウン用のブーツも雪道は危険です。
慣れない凍った雪道をザクザク歩くのには、安全と防寒のためにヒールのない撥水加工と靴底に滑り止めが付いているようなスノーブーツやムートンブーツがおすすめです。また、撥水加工のないブーツには、撥水スプレーをしておきましょうね。
まとめ
私の住む地域もスキー場がたくさんあるような雪国にある所なので、札幌の気温がどれだけ寒いのか体感でわかっていますが、これは確かに寒いです。朝晩の冷え込みも何となく想像できますが、しっかりと防寒対策をしていかないと後悔しそうです。
とはいえ、標高の高いスキー場よりは寒くないのかな、なんて思ったりして。
せっかくの旅におしゃれをして行きたい気持ちは山々ですが、スカートを履くのは止めようと思います。雪国育ちですが、まあまあの寒がりなので故郷よりも寒いのなら愛用のボア付きのジーンズを迷わず履いていこうと思います。