運動会を保育園で!オススメ親子競技3選【1歳児向け】
最近、職場の同僚ユミさんがソワソワしています。なんでもお子さんの保育園の運動会が近いのだとかで、ちょっとした準備などで大わらわなんだそうです。
聞けば、親子競技に参加するため、競技の内容を暗記したり、ちょっとした衣装を整えたりと、いろいろやることがあるのだとか。
「可愛いエプロンとかさ、赤い帽子とか、そういうの用意しなきゃ、なのよね~」とこぼしながらも、ユミさんはなんだか楽しそうです。
ユミさんのお子さんは、まだ一歳児の男の子。そんな乳幼児も運動会に参加するのかあ、となんだか意外な感じがしましたが、ユミさんいわく、競技は園児全員参加なのだそうです。
へー、そうなんだ。いったい保育園の1歳児の競技ってどんなものがあるのかしら。ちょっと興味が湧いたので調べてみることにしました。
子どもの成長に合わせた競技を!
保育園は0歳から3歳までの乳幼児が多く、体力も集中力もまだまだ不足しています。そのため運動会はだいたいが午前中で終了、というところが多いようです。
そして、ひとくちに乳幼児といっても、1歳児と3歳児では、成長の度合いに大きな差があります。そのため、競技は年齢ごとに分けて行うのが一般的です。
1歳児に限って言えば、ようやく立って歩けるようになったというところです。そのため競技は、単純に体を動かすことを楽しんでもらえるプログラムを組むことがポイントです。
2、3歳児ともなると、自分でしっかり立って歩けますが、1歳児はまだまだ不安定。保育士さんや親御さんの手を借りないとできないことも多く、本番でグズったり大泣きしたりしてしまうなんてことも。
そのため、1歳児の運動会競技は、親御さんがサポートできるよう、できるだけ親子競技を取り入れ、みんなで一緒に楽しめるものを考えてみるのがベターでしょう。
1歳児むけ親子競技3選
運動会では、どの保育園でもいろいろ趣向を凝らした親子競技を考案しているようです。その中でもこれがオススメ!というものを3つ挙げてみました。
はらぺこあおむしレース
子どもたちも大好きな、エリック・カールの絵本「はらぺこあおむし」を競技に取り入れたものです。歌もありますので、それを流しながら耳と体の両方で楽しんでもらいましょう。
- ルール
親子でスタート。
子どもがリンゴやイチゴの真ん中をくり抜いたボードをくぐる。
くぐったら、親が子どもに蝶々のマントを着せる。
二人で一緒にゴール。
おつかいレース
野菜や果物の鮮やかな色のぬいぐるみを選んで、同じ色の箱に入れる、シンプルな競技です。色分けを子どもに学んでもらう狙いもあります。
- ルール
子どもはダンボール製のコインが入ったカゴを持つ。
親子でエプロンを着けて、手をつないでスタート。
途中で食べ物のぬいぐるみが並んでいるので、コインを置いて好きな食べ物を取る。
取った食べ物と同じ色をした家の絵があるので、その前に置いた箱に食べ物を入れる。
そのままゴール。
借り物競争
親子で一緒に、指定された借り物を探し出す競技です。どの運動会でもあるポピュラーな種目ですが、なにぶん1歳児なので、借り物を探すのは親御さんの役目。子どもをおんぶしながら、駆け回ることになりますので、子どもにとっては大喜びでしょう。
- ルール
親子で手をつないでスタート。
借り物を書いた紙が置いてあるので、子どもにそれを1枚とってもらう。
親が子どもをおんぶしながら、借り物を探す。
借り物が見つかったら、そのままゴール。
おわりに
調べてみて、1歳児には1歳児なりの運動会の楽しみ方があるのだな、と実感。パパやママとあれこれした記憶は残らないかもしれないけれど、体を動かして何かに参加することは、とても充実した体験になることは間違いないようです。
そして何よりも大事な点は、親子一緒に楽しめる、ということでしょう。親御さんにとってはわが子の成長を感じられる、素晴らしい時間にもなるのでは、と思います。
保育園の先生がたは大変ですが、これからもぜひいろんな親子競技を考案してもらいたいものです。