甥っ子にお年玉はあげない?考え方は色々だけどやっぱりあげる?

先日、姉とお茶をした時に、姉の旦那さん親族の話になりました。

「やっぱり、甥っ子にもお年玉ってあげるよね。旦那さんの甥っ子で、遠方に住んでる高校生がいるのよ。この前お正月帰った時に、義理のお兄さん夫婦は来られなくて。だからその甥っ子には、お年玉渡せなかったの。義理のお母さんに預けてでも、甥っ子用にお年玉置いて来るべきだったかしら。。」

と、珍しく悶々としています。

お年玉で親戚のどこまであげるべきなのか、結構悩ましいものです。


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近所のママ友たちに聞くことに

私はまだ未婚で子供がいませんが、実の姉の小3の甥っ子は、小さい頃から良く遊んでいたので、毎年お年玉は欠かさずあげています。

ですが、あげる相手の家庭との付き合い方等に応じて、あげるあげないは違うのかも。大人同士で付き合いがあり、もし自分の子供がお年玉をもらったら、疎遠な甥っ子でも、あげないわけにはいきませんし。

そこで、別の機会にママ友達とのランチ会で、各家庭で甥っ子にお年玉はあげない?あげる?について、各家庭の考え方を談義してみることにしました。

「世間一般」での甥・姪へのお年玉

いわゆる「世間一般」では、甥や姪にお年玉をあげるのか、あげないのか、先ずは、データ的なものから調べてみることに。

  • 明光義塾のコミュニティサイト上での調査から
  • 大手の塾のコミュニティサイトで、保護者や小4から高校生までの子供向けに行ったお年玉調査によると、伯父(叔父)や伯母(叔母)からお年玉を貰った子供の割合は、

    • 小4から小6で63.6%
    • 中学生で67.2%
    • 高校生で62.6%

    と言う結果に。6割ちかくの人達は、甥や姪にお年玉をあげてるようです。

  • 川崎信用金庫のお年玉調査
  • 平成27年の川崎信用金庫の調査では、小1から小6までの子供589人から誰に貰ったかを次の様に回答を集計。

    • 祖父から約86%
    • 親戚の人から約82%
    • 父親から約76%
    • 祖母から約70%
    • 母親から約38%

    甥や姪でみると、「親戚から貰う」に区分されると考えられます。

    甥や姪達にとって、親戚のおじさん、おばさんは大事なお年玉スポンサーの様ですね。

ママ友達の各家庭事情

調査結果からみると、甥や姪にあげる派が多いようですが、実際は各家庭によって事情は様々。

特に年頃の男子で、付き合い方が疎遠になりがちな甥っ子へのお年玉について、ママ友たちの事情を聞いてみました。

甥にはお年玉をあげる派

  • 小さい頃は、自分の子供がいとこである甥っ子と良く遊んで貰っていたし、部活に忙しく顔を合わせなくなった高校生ぐらいになっても、愛着があるので、お年玉は渡している。
  • 他の親戚があげているので、疎遠な甥であってもあげる。帰省の時に、会えなくても実家や義理の母などに預けるかたちで渡す。
  • 疎遠がちでも、昔良く遊んであげていたので、会えない時は、郵送でも送る。
  • 甥っ子とは疎遠でも、甥の親である兄夫婦に、両親の面倒でお世話になっているので、お年玉はあげている。

甥っ子がかわいいからと言う理由から、親戚への義理立てであげる、まで色々あるようです。

甥にはお年玉あげない派

  • 遠方に住んでいて、結婚した時に、義理の兄の子供である甥っ子は既に高校生。結婚式の時以来、帰省しても会ってないので、お年玉はあげない。
  • 一年に一度帰省した時に会うならあげるが、会わないならお年玉はあげない。ただし、甥の兄夫婦と帰省の時に会うなら、本人がいなくても、入学祝いなどご祝儀を贈る場面では、ご祝儀は渡す。

親戚のおばちゃん達と顔を合わせるのは、部活やバイトにデートで忙しくかったるいなど、年頃男子たる甥っ子独自の理由や、元々疎遠だし遠方で会えないなどが、お年玉はあげない派の理由です。

ママ友意見を聞いてみて思うこと

お年玉は対子供のモノと思っていましたが、日頃親の面倒をみてくれている親戚への感謝の印でもある事に、目からウロコでした。私だったら、こんな風にしようかなと思います。

  • 小さい頃に遊んであげた甥っ子なら、成長して疎遠になって会わなくても、親に預けるなりして渡してあげる。
  • 義理の甥っ子で、旦那さん側も昔から疎遠なのであれば、あげないが、小さい頃に旦那さんが良く面倒を見てあげていたなら、是非あげたい。
  • 元々疎遠な甥っ子でも、自分の親の面倒を見て貰っているなら、その親戚への感謝の気持ちから、お年玉をあげる。

親戚づきあいも難しいですが、でも本心ではお年玉は甥っ子かわいいのおば心、おじ心であげたいものだなと思いました。

さいごに

姉は、たまたま旦那さんの実家に寄る機会があり、

「ちょっと遅くなりましたが、もしお義兄さん方がこちらに寄られたら、渡して下さい。心ばかりなんですけど。」

と、甥っ子用にお年玉をお義母さんに託したようです。

姉にとっては小さい頃から知っている間柄ではないのですが、姉は、「親戚づきあいだからね。」と言っていました。

その後、丁寧に遠方の甥っ子さんから姉夫婦宛にお礼の葉書が届いたとか。

「お義兄さん夫婦の躾が行き届いてて、感動しちゃった。律儀な葉書まで貰えて、お年玉あげないで悶々としてるより、あげて得した気分よ。」

と晴れ晴れした表情の姉。

あげないでおこうかな、と思ったお年玉から、親睦が深まる例もあるのだなぁと興味深く思いました。


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