皆さんは「ささくれ」って知っていますか。もし知らない方は、自分の指先を見てください。爪の根元、皮膚がめくれ上がっていませんか?それが「ささくれ」です。
この「ささくれ」ですが、私はよくできるんですよ。痛みがあって指先を見るとささくれができていた、なんてことが結構あります。
以前どこかで、ストレスが「ささくれ」の原因という話は聞いたような気がします。本当にそうなのだろうか、気になったのでささくれの原因を調べてきました。
目次
ささくれが出来る原因はストレス?
ささくれはよくストレスが原因と言われています。しかし、今回調べてみるとストレスが原因ではありませんでした。
ささくれの原因は、「乾燥」と「栄養不足」です。
乾燥
乾燥といっても二通りあります。空気による乾燥と手洗いや水仕事による乾燥です。冬などは特に空気が乾燥しています。
空気が乾燥することで、指先の水分や油分がなくなってしまい、皮膚がめくれやすくなります。
また毎日の手洗いや食器洗いなどで、洗剤を使うことで指先の油分がなくなり、さらに手についた水をしっかりと拭かずに置いておくと、手先の水分も一緒に蒸発して乾燥してしまいます。
栄養不足
コンビニや外食など偏った食生活や無理なダイエットをしている人は、栄養が偏ってしまいます。栄養不足が続くとささくれが出来やすくなります。
栄養が偏ると何故ささくれが出来やすくなるのか、それは人間の皮膚はタンパク質で作られているからです。そして健康な肌に必要なのは各種ビタミンとミネラルになります。
不衛生な食生活を続けている自覚がある人は、一度見直してみてはいかがでしょうか。それが無理そうならサプリメントで足りていない栄養を補うようにしましょう。
ささくれが出来てしまったときの対処法
どんなに気をつけていても、ささくれが出来てしまうと思います。もし、ささくれが出来てしまった場合はどうすればいいのか、対処法を3つ紹介しますね。
- 引っ掛かりやすい部分を爪切りやキューティクルリッパーを使って根本からキレイに切る
- 乾燥しないように保湿クリームなどでケアする
- キズの治りが早くなる絆創膏を使う(通常の絆創膏でもOK)
ささくれを無理に引きちぎると痛みだけではなく、化膿してしまう恐れがあります。小さいささくれでも、引きちぎろうとするとかなり痛いです。(経験済み)
触ってしまいそうな場合は、爪切りなどを使ってささくれを根本から切ってしまいましょう。または絆創膏でささくれを触らないように守りましょう。
あとは手先が乾燥しないように、普段から保湿クリームなどを使ってケアを忘れずに。
ささくれの予防法はあるの?
ささくれの予防法ですが、日頃から手先が乾燥しないように、下記の3つに気をつけてください。
- 手洗いなどで付いた水をしっかりと拭き取る
- 部屋の乾燥を防ぐ
- 保湿ケアを行う
手洗いなどで付いた水をしっかりと拭き取る
ささくれの原因でも説明しましたが、手についた水をしっかりと拭き取らないと、時間の経過で蒸発した時に手先の水分も一緒に蒸発します。
それを防ぐためにも、手洗いや水仕事などをした際は手についた水をしっかりと拭き取ってください。
あとは濡れないようにするのも一つの手段です。例えば水仕事の時はゴム手袋を使うなど。
部屋の乾燥を防ぐ
冬場は常に空気が乾燥していますが、それ以外の季節だとエアコンを使うことがあると思います。エアコンを使うことでも空気は乾燥しますので、部屋の湿度には気を使うようにしてください。
部屋の乾燥が気になる場合は、加湿器を使うことも考えてみてください。
保湿ケアを行う
何度も書いていますが、日頃から保湿クリームやオイルなどを使って手先のケアは忘れずに行ってください。
ささくれの原因の一つは乾燥です。手先のケアをしておくだけで、ささくれになるのを防いでくれます。
最後に
いかがでしたでしょうか。ささくれの原因はストレスではなく、乾燥と栄養不足でした。今回調べてわかったことが、私にささくれができやすいのは手洗いで石鹸を使って、しっかりと洗っているためかもしれません。
一応水気はしっかりと拭き取っているつもりですが、石鹸で指先の油分がなくなって乾燥しているのかもしれないです。早速ハンドクリームを使って、保湿ケアするようにします。