内定辞退の理由で嘘をつくと後で問題も!後で困らない事態の仕方とは?
就職活動では、たくさんの企業の採用試験を
受けるのは、今や当たり前のことですね。
多くの試験を受けた中でも、たった1社からの
内定だったら、こんな悩みも無用だったかも
しれないのに。
既に内定をもらっている企業よりも、後から
内定をもらった方に、就職したくなった!
実に贅沢な悩みですが、私にも経験があります。
目の前に、辞退の文字が浮かんだ時、頭の中では
様々な理由付けが、グルグルと回るものですね。
どんな理由なら、うまく辞退できるのだろう?
本当の理由を、正直に話さずに、何とか嘘で
誤魔化せるなら・・・と考えてしまいます。
嘘の理由で、内定の辞退をしても大丈夫なの?
辞退の理由は、こうあるべき!を、こっそり
教えますね♪
辞退の連絡は誠実に!
よく考えた上で、内定を辞退したいとなった時
自分の辞意を、先方に伝える必要があります。
ここで辞退をしてしまえば、もうそれっきりの
関係だから・・・と思いがち。
しかし、先方は、これまで自分のために時間を
作ってくれた存在です。
誠意が伝わるような辞退の連絡をしたいもの。
内定から入社の誓約書となる、入社承諾書を
提出するまでに、連絡するのが常識ですよ。
どんな理由であっても、一度は顔を突き合わせて
入社について話し合った相手です。
メールで、さっさと辞意を伝えるのは、失礼に
当たりますね。
この先どこで就職しても、謝罪を伝える機会は
たくさん出てきます。
その時に、一番誠意が伝わる方法は、直接会って
自分の意思を伝える事です。
しかし、先方も忙しい身です。
電話で、丁重に辞意を伝えるよう心掛けましょう。
このように、誠実な辞退を心掛ける上で、一番
気になるのが、辞退の理由ですよね。
先方から悪く思われたくない、自分の立場は
守りたい、そんな思いから、嘘の理由を伝えたく
なります。
辞退の理由に嘘をつくのは、自分にとって
果たしてプラスになるのでしょうか?
嘘の理由はリスクを伴う!
内定辞退の理由は、正直に伝えたいもの。
本当の理由は、人それぞれですよね。
- 後から第一希望の企業に、内定が決まった
- 自身や家族の体調面での不安
- 内定後に待遇面などに疑問が出た
- 他のことをやりたくなった
どんな理由でも、自分の都合であることに
変わりはありませんよね。
自分を正当化したい気持ちや、気まずさから
体裁の良い理由を、つい言いたくなります。
もし、嘘の理由を言って辞退の意志を伝えたと
したら、どんなリスクが生じるのでしょう?
理由について質問される恐れ
嘘の理由を述べた時、相手がどう受け止めても、
質問されることは、ありますよ。
体調不良を辞退の理由にした場合に、
「回復するのは、いつ頃か?」
「通院しながらの勤務はできないのか?」
など、細かいことを聞かれて、すっきりと
答えられなかった、というケースもありますよ。
嘘をつけば、全てのつじつまを合わせることが
必要になってきます。
かなり入念な準備をして、嘘をつかねば
立ち回ることは難しいですね。
取引先になるかも?!
就職活動をする上で、大体は同じ業種の企業の
採用試験を受けることが多いですよね。
お互いの会社がライバルだったり、取引先で
あったり、と、意外に業界内は狭いものです。
私にも経験がありますが、同じ業種に転職した
場合には、ばったり取引先で出会うことも
あるものですよ。
転職の多い昨今、もしかしたら、同僚や上司に
なる可能性もあるのです。
嘘の理由で辞退したことで、あの時の辞退が
嘘だったとわかってしまうこともあり得る、
ということです!
誠意のない辞退は、信頼関係をなくす原因に
なり、相手を敵に回す可能性も否めませんね。
嘘の理由で辞退することは、リスクが大きい!
その時は、乗り切れたと思っていても、後々に
自分の身に、どんな事態を引き起こすことに
なるのか、考えると恐ろしいですね・・・。
まとめ
内定をもらった企業とは、一度は相思相愛に
なった仲、と考えても過言ではないですね。
そんな仲で、一方的に別れを告げるのは、
何とも無情な話なのでしょう。
恋愛関係に置き換えて考えて、メールで
「別れましょう」で済む話ではないでしょう。
誠意を持って、謝罪する気持ちが必要。
だって、全て自分の都合で、約束を白紙に
するのだから。
正直に理由を述べて、聞かれたことには、
誠意を持って答えることが、大切ですね。
嘘の理由は、楽な方法なのかもしれません。
しかし、社会人になると、謝ることもたくさん
あるものです。
楽に切り抜ければ、すぐに忘れてしまうもの。
後から、とんでもない事態にならないよう
内定の辞退には、嘘の理由はしないように
しましょうね。