ランドセルと学習机!祖父母から贈りたいと言われたら?

年長に進級したばかりの娘が、幼稚園から貰ったランドセルのカタログを楽しそうに見ていました。

「まだ年長になったばかりなのに。気が早すぎよね。」

と、娘のことを先日ママ友に話したら、

「そんな悠長な!今から色々と根回ししておかなくちゃ大変よ。ランドセルと学習机、どちら側の祖父母から貰うかで、もめる家庭って多いのよ。あと、子供の好みとか、机のデザインや大きさも、合わないの贈られちゃってもねぇ。。」

との返答が。確かに。

そこで、ランドセルと学習机を祖父母が贈りたい時の波風立たない交渉術について、ママ友達と談義する事にしました。


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ママ友達の揉め事経験談

既に小学生のお兄さん、お姉さんがいるママ友達が、ランドセルや学習机を巡っての両家祖父母の揉め事について、苦々しく語ってくれました。

  • お盆で帰省した際、実家の父母が娘と一緒にお店に行き、早々に購入。年長の秋頃、義理の両親から、孫にランドセルを買ってあげるのをずっと楽しみにしていたのにと言われ、心底がっかりさせてしまった
  • 祖父母が贈ってくれたランドセルの色やデザインが子供の好みと違った。
  • 学習机を置く場所がないのに、買ってあげたい祖父母心をなだめるのに一苦労した。

ランドセルを贈りたいと言われたら?

贈りたいと言うせっかくの気持ちが揉め事の火種にならないように、先輩ママ達から上手くいく交渉術を教えて貰いました。

両祖父母でバッティングした場合

両家の祖父母でランドセルを贈りたいとバッティングしている時に、どう収めるか、ですね。

  • 早めに両家祖父母の意思をそれとなく確認する。
  • ランドセル商戦は、前半戦と後半戦があるそう。

    • デザインこだわり派=夏から秋口(前半)6月頃には店頭に新モデルのランドセルが並び、カスタマイズ出来るモデルは、8月くらいに注文のピークに。
    • 普通で十分派=秋から翌年3月までカスタマイズにこだわりがなければ、秋口以降でも。

    ですから、年長の一学期くらいに、両家祖父母に「今度ランドセルを娘とお店に見に行くのよ。」と伝えます。

    祖父母に贈りたい気持ちがあれば、是非にと言う声があがるでしょうし、自分達で用意するつもりのスタンスで切り出せば、図々しく見られませんね。

  • 自分達でランドセルを用意する
  • 最初から双方の祖父母に、ランドセルは成長の節目の象徴でもあるので、親自身で買いたいと伝えておけば、両家祖父母の間で揉めなくてすみます。

  • 義理の両親の意向を優先的に尊重する
  • 気を使う義理のご両親がどうしても、と言う場合は、実家の両親に折れて頂く方が、こじれたとしても、後々修復しやすいでしょう。ランドセルに代わる学用品や、学習机を贈って貰う方もいます。

好みを伝えるのは図々しい?

今は、昭和の黒赤ランドセルと違って、実にデザインも色も豊富。今ドキのランドセル事情を知らずに、祖父母が親切心から買ってあげても、子供が気に入らない場合もあり得ます。

「じいじとばあばと一緒に見に行って、選びたい!」と子供が言えば、孫デートで祖父母も嬉しいですし、子供と祖父母セレクトのズレも無いですね。

学習机を贈りたいと言われたら?

次に悩ましいのが学習机。先の経験談にもありましたが、大きい家具である分だけ、事前のすり合わせが大事です。

今ドキの勉強スタイルを伝える

祖父母の世代は、カツオやわかめちゃんが使うザ・学習机は用意してあげないと可哀想と思っているかも。

「置き場所が無いから。」と断ると、「机も置いてあげられない狭いお家に孫が。。」など、あらぬ同情の目でみられかねません。

今は、リビングで勉強するスタイルも増えています。

事情があって机のお祝いを断る場合は、「今は家族が寛ぐ中で勉強するリビング学習派も増えてるし、低学年のうちは、子供も安心感があって、勉強に身が入るらしいよ。」と言えば、祖父母も学習机は昔と違って、今の時代は必須ではないのかと、理解をしてくれるかもしれません。

学習机に代わるものを

ランドセルは向こうの親に譲ったが、何か孫にしてあげたい祖父母心の矛先を、机ではなく、ランドセルラックなどの別の学用品に代えるのも手です。

家族で祖父母と一緒にインテリアショップに出かけるのも楽しいですね。

さいごに

我が家の場合ですが、「今度ランドセルフェアに行くんだよ。」と両家の祖父母に近況を報告。

成長の節目だから、ランドセルは自分達で買おうね、と夫と話しあっており、一応祖父母がどうしても贈りたいと言うスタンスかどうかを確かめる意味がありました。

バッティングしたが為に、せっかくのお祝いで、家族間のギクシャクは避けたいもの。

我が家の両家の祖父母は、「遠くに住んでて一緒に選んであげられないし、本人が気に入ったものを買ってあげて。本当は贈ってあげたいけれど、向こうのご両親もそうだろうから、現物は遠慮するね。だから、ご祝儀だけでごめんね。」

と、全く同じスタンスでびっくり。お互い気を使ってくれてるんだなぁと、じーんとしてしまいました。

ご祝儀は、貴重な進学用貯金に回し、ランドセルと学習机代わりのラックを自分達で用意。

「お祝いありがとう。」の娘の手書きメッセージと写真を両家の祖父母に送ろうと思います。


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