息子、娘、私と毎日お弁当を持って行きます。毎日使うお弁当箱ですが、とうとう息子のお弁当箱が壊れてしまいました。なぜか、息子のお弁当箱が一番壊れる確率が高いのです。使い方に問題があると思われますが、しかたがないので、新調する事にしました。
食欲旺盛な息子の希望は、冬でも温かいみそ汁が飲めて、おかずがたくさん入る弁当箱でした。そこで、鞄にも入るコンパクトで、たくさん入る保温用のお弁当箱を購入する事にしました。
しかし、保温用のお弁当箱は夏は大丈夫なのでしょうか？あくまでもイメージですが、夏はお弁当が腐ってしまうのではないか？と不安になり調べて見る事にしました。
お弁当が腐る原因の細菌の繁殖はいったい何度くらい？！
夏場のお弁当の一番の心配は、食中毒ですね。みなさん食中毒の原因である細菌の繁殖とは、いったい何度くらいかご存じでしょうか？細菌が特に繁殖しやすい温度は30度から40度です。60度を超えると、細菌は死滅してしまします。5度以下になると細菌はほとんど活動できなくなります。夏場のお弁当の温度は40度以上になる様に保温すれば大丈夫です。
お弁当を保温する弁当箱は夏でも腐らないって本当？！
色々調べてみたのですが、本当に大丈夫なのか心配だったので、お弁当箱メーカーに問い合わせをしてみました。お弁当箱メーカーの回答は、夏場の使用も可能という事でした。但し、直射日光のあたる場所に置いたり、車内の高温の場所に置くのはNGだそうです。
お弁当箱の通常の保温時間はおおよそ4時間から6時間です。朝作ったお弁当はお昼には食べきってしまいましょう。夏場でなくても、残したお弁当はもったいないですが、捨ててしまいましょう。
お弁当を保温する際に腐らないようにするにはどうしたら良い？！
- ご飯は炊きたてを入れましょう
- みそ汁を入れましょう
- 腐りやすい食品を入れないようにしましょう
- 腐敗を防ぐ食品を入れましょう
- しっかりと過熱をしましょう
- 前日の残り物は避けましょう
ご飯は炊きたての熱々をいれましょう。温度が下がると雑菌が繁殖してしまいます。
熱々のみそ汁を入れる事により、保温性を保つ事ができます。出来立ての熱々のみそ汁を入れましょう。
生もの、生野菜、ポテトサラダ、練り製品、玉子、炊き込みご飯は傷みやすいので、避けましょう。
梅干し、塩、酢、わさび、しょうが、カレー粉を上手に利用しましょう。炒め物に酢やしょうが、カレー粉を使ったり、ご飯の上には梅干しをのせたり、塩おむすびも効果的です。他に片栗粉を使って汁を固めてしまい湿気を防ぐ方法もあります。
60度を超えると細菌は死滅してしまいます。お弁当に入れる食材は、必ずしっかりと過熱して、細菌を死滅させてしましょう。
お弁当といえば、やはり前日の残り物を入れる方も多いと思います。保管状況にもよりますが、前日の食品には雑菌がいる可能性があります。前日の残り物は避けましょう。しかも、保温用のお弁当箱に入れる際は、他の物を過熱しているので、前日の残り物をそのまま入れるのはNGです。もし入れる場合は、きちんと加熱してから入れましょう。
さいごに
保温用のお弁当箱はとても便利ですが、夏場に使用するにあたって、腐らないかどうかがとても不安でした。保温用のお弁当箱を利用したがために、食中毒をおこしたのでは、身もふたもありません。しかし使用方法を守ってきちんと使用すれば、大丈夫という事が解って良かったです。
やはりお弁当でも温かい食事を食べさせてあげたいと言う、親御心を解ってくれている商品だと思います。みなさんも使用方法おきちんと守って、お子様に美味しくて温かい母親のお弁当を味わってもらって下さい。