カフェオレとカフェラテとカプチーノの違いはコレ!

「あー、眠くなってきた。」

時計の針が22時を回った頃、受験勉強
している長女が、自分の部屋から出て
きました。

リビングのソファに深々と埋まるように
座ると、「ココア、飲みたい。」と。

眠気覚ましには、コーヒーの方がいいのよ
と言ったら、苦くて嫌なんだとか。

「それなら、カフェラテ作って。」

オーダーされたものを、娘の前に差し出した
ところ、一口飲んでから、

「これって、カフェオレだよね?
まあいいや、じゃ勉強するね。」

そう言って、自分の部屋に戻っていきました。

カフェラテって、カフェオレと違うの?
じゃ、カプチーノって?

名前も似てるし、何だか混乱してきたので、
この機会にしっかり調べてみましたよ♪


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フランス式orイタリア式

カフェオレ・カフェラテ・カプチーノは、
どれもコーヒーと牛乳から作る飲み物です。

それぞれの特徴は、

  • カフェオレ
    泡立ちがほとんどなく、味はマイルド
  • カフェラテ
    泡立ちは少なく、コクや苦みの中にも
    ミルクの甘みがある味
  • カプチーノ
    カフェラテに泡立てたミルクを乗せた
    もので、味はカフェラテよりマイルド

実は、あんまり知られていないのですが
発祥国が違うんです。

カフェオレはフランスで、カフェラテと
カプチーノが、イタリアになります。

これには、フランスとイタリアでの
ベースとなるコーヒーの好みが関係して
いるんですよ。

ドリップとエスプレッソの違い

それぞれ、コーヒーとミルクの組み合わせで
作るドリンクですが、使われているコーヒー
違いがあります。

カフェオレは、ペーパーフィルターで濾して
淹れる、ドリップコーヒーを使います。

酸味が多く苦みの少ない「浅煎り」の
コーヒー豆を使います。

対して、カフェラテとカプチーノでは、
エスプレッソを使います。

酸味が少なく苦みが多い「深煎り」で極細に
挽いたエスプレッソ豆を使います。

蒸気の力によって高い圧力をかける
エスプレッソマシーンで抽出します。

短時間で抽出するため、コクや苦みなどが
際立つ深く濃い味わいになるんです。

エスプレッソはイタリア発祥とあり、やはり
イタリア人の好みなのでしょう。

エスプレッソをベースに、ミルクを加えた
アレンジが発達していったんですね。

一方、フランスではドリップコーヒーが
好まれていたんです。

文化の違いにより、コーヒーのアレンジにも
違いが出てきたんですね。

ミルクの量も違う

また、それぞれのミルクの量にも違いが
あるんです。

ミルクの量は、好みやお店によっても
違いがあるのですが、一般的に定義された
分量があります。

さらに、それぞれミルクの温め方にも
違いがあるんですよ。

使うミルクの仕様とは?

コーヒーとミルクの割合と、ミルクの
温め方の違いをを見てみましょうね。

  • カフェオレ
    ドリップコーヒー50%
    ミルク50%

    で温めたミルクを使う
    泡立ちはない

  • カフェラテ
    エスプレッソ20%
    ミルク80%

    エスプレッソマシーンを使って、蒸気で
    温めたスチームミルクを使う

    泡立ちはない

  • カプチーノ

    ミルクは、スチームミルクと、泡立てた
    フォームミルクを使う

    エスプレッソ・スチームミルク・フォーム
    ミルクの量を1:1:1にする

    泡立ったミルクが乗っている

まとめ

娘にオーダーされたカフェラテですが、
そもそもエスプレッソマシーンがないと
できませんよね。

我が家には、残念ながらそのマシーンが
ありません・・・。

「でも、カフェのカフェラテは、ミルクが
泡立ってるよ!」

娘が飲みたがっていたのは、泡立った
カフェラテだったみたいです。

あれ?それって、カプチーノじゃないの?
ますます混乱しますよね。

実は、アメリカ式のカフェラテは、少し
泡立ちがあるものを指します。

スターバックスやタリーズは、アメリカが
発祥のカフェです。

イタリア式とは少し違うんですね。

それでも基本的には、泡立ちの加減
少し泡立てたものを、カフェラテ。

たくさん泡立っているのが、カプチーノ
と、されているんですよ。

何だか、エスプレッソマシーン、欲しく
なっちゃいました♪


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