飛行機に乗って耳痛い！その時の対策方法とは
飛行機に乗っていると耳が痛くなる経験はありませんか？
私はあります。しかし、何回か経験していますが、対処方法が良くわからないのが現状です。また、原因もよくわかっていないのも現状です。
今回はそのことについて調べてみました。どうすればいいか一緒に学んでいきましょう。
耳が痛くなる原因と影響
まずはなぜ痛くなるか、原因と対策を探っていこうと思います。
原因
飛行機に乗っていた時、突然耳が痛くなることを感じた時があります。原因を探ってみると気圧の変化が要因であることがわかりました。
なぜ気圧の変化で耳が痛くなるかといいますと、飛行機は上昇や下降をする時、機内の気圧の変化に追いつかないためです。
追いつかなくなると、鼓膜の奥にある中耳（ちゅうじ）というところに入っている空気が膨れ上がったり、縮んだりしようとします。そうすると、中耳から耳の奥へと伸びている細い耳管（じかん）という管が詰まってしまい、調節がうまくいかなくなるため耳が痛くなるためです。
影響
どんな影響があるかといいますと、以下の症状があります。
- 音が聞こえにくくなる
- 耳や耳の後ろが痛む
- 「キーン」という耳鳴りがする
- めまいがする
このような症状が起きます。1日くらいなら軽い症状ですが、それ以上となってしまいますと航空中耳炎という病気を発症したことになります。
その原因としまして、体質的なものもありますが、風邪をひいた時やアレルギー性鼻炎、鼻水が黄色になっている時に症状が出る時は副鼻腔炎（ふくびくうえん）などの病気に伴う時が多いです。
事前に症状が出ている時には医師に相談してみましょう。
簡単な治し方
ここではどうやったら治るか調べてみました。耳が痛くなった時にすぐにできる対策があります。
- つばを飲み込む
- あくびをする
- アメをなめる
それでも治らないときには耳抜きという方法があります。行う方法は以下の通りです。
- 鼻をかむ
- 息を軽く吸い込む
- 鼻をつまむ
- 口を閉じて吸い込んだ息を耳へ送り込む
- 唾を飲み込む
この方法で大丈夫なのですが、あまり強くやらないようにしましょう。
また、耳栓を使用する方法があります。これはアマゾンなどの通販サイトや東急ハンズなどのホームセンターに売っています。ここで大切なのは自分の耳に合わせることです。耳栓と一言で言ってもいろいろな種類があります。
飛行機用の耳栓だけでなく、アマゾンでは「耳栓お試しセット」というものも売っています。そのような商品もあるので出発前に試してみるのも一つの手段です。
なお、耳栓はフライト中ずっと装着しておく必要はありません。使用するタイミングは離陸と着陸の前です。つまり、シートベルトの着用サインがついている時には耳栓をするようにしましょう。
薬などで予防する方法と治療方法
飛行機が出発する前や出発した後で薬を飲むのも予防になります。また症状が続いた場合の治療方法も気になったので調べてみました。
鼻にできること
鼻にできることは2つあります。まずは「鼻孔拡張テープ」というテープを使うことです。鼻を大きくするテープが薬局に売っていますので試してみましょう。
もう一つは点鼻薬を使うことです。即効性のあるものを使うと、鼻の通りが良くなります。ただし、即効性があるものでないと、気圧が変化するまでに薬が効いてこない時があります。
また、アレルギー性の鼻炎や風邪をひいている方は、予め症状にあった薬を服薬することによって鼻の詰まりを防ぐことができます。
もしなった場合
これらの対策をとっても症状が続いている場合、耳鼻科に行く必要があります。治療方法としまして、耳の中に医療器具を使って換気したり、抗生剤などの薬を使って治療する方法があります。どちらにしても薬局ではできない方法なので必ず医師に相談してみましょう。
終わりに
- 飛行機が上昇した時や下降した時に症状が出る
- アメをなめるなど簡単に治る方法がある
- 治らないときは耳鼻科に行ってみる
耳が痛くなる時には一定の時間で症状が出て、即効で治せる方法があります。しかし、症状が出て治らないときには必ず耳鼻科に行って相談することが大切であることがわかりました。私も症状が出た時にはこれらの対策をとってみようと思います。