部屋の家具配置のコツ!1Kでも勉強と寛ぎを両立したい!
晴れて大学受験を合格し、四月から一人暮らしで大学に通うことになった娘。
引っ越しの日も決まり、1Kの部屋での新生活に胸弾ませるはずの娘ですが、「家具、こんな狭くてどこに何を置けばいいの?」と困惑顔。贅沢な!狭いと言っても10畳の広さですが。。
娘曰はく、「勉強もきちんと出来て、食べて寛げる2つの空間が欲しい。」とのこと。
勉強に励みたいとは感心な心がけにほだされて、インテリアショップで働くママ友に1Kでも勉強と寛ぎが両立できる家具配置のコツについて、お知恵を拝借することにしました。
空間の仕切りづくり
食べて寛ぐスペースと、勉強して寝るスペースを10畳で上手に区切りたいという娘。必然的に前者には、食事をするテーブルやTVが、後者には勉強机とベッドを置くことになります。
とはいえ1Kですから仕切りは無し。ママ友によれば、上手く空間を家具で仕切ると気分も切り替えられて良いとか。キッチンからお部屋に入って正面に開口部となる掃き出し窓があります。
田舎なので、ベランダに続く窓からの眺めは、リラックスするのに十分。この入口から観た景観を損なわずに空間を仕切るのに、背の低いタイプの本棚(3段カラーボックス丈)等を仕切りとして使うことを、ママ友は勧めてくれました。
ポイントとして、入口から窓側へ見た視界に、背の高い視界を遮るタイプの家具は置かない事が、お部屋を広く見せるコツだそうです。
勉強空間づくり
窓側に勉強空間を作ることになった娘の部屋。集中できる勉強机の置き方のコツと落ち着いて寝られるベッドの位置を教えてもらいました。
勉強机の位置
作業に集中してできる机の位置というのがあるのだそう。
- 座った時の背面は、壁側がベスト。
- 「正面に窓」でなく「左手側に窓」で集中力がUP。
- 机の上はスッキリと
背後に出入り口があると、集中を欠くのだそうです。
真正面に窓では、リラックスしすぎて作業に集中できないそう。避難時の動線の妨げにもなります。利き手が右手なら、光が差す方向が左手側からの方がペンを持つ手の影が気にならなく(左手が利き手なら逆)、
横からの外の景色が、適度な開放感を与えてくれるそうです。
机上に本棚があるような「学習机タイプ」は、窓に向かっての視界の抜け感を損ないます。作業スペース(机上)はなるべく物を置かず、本類は机の下に本棚を置くなどが良いとか。
娘は机の下の本棚の他、「リビング空間」との仕切りで使う本棚も使うことにしました。
ベッドは枕の位置で決める
ベッドは枕の位置を優先して決めるとよいそうです。ベッド配置のコツはこんな具合。
- 「窓側に枕」は、就寝中に外気が入り込みやすく体調を崩しやすいので避ける。
- 「壁側に枕」で安心感UP。
- そばに鏡(ドレッサー等)は置かない。
子供の頃、布団の傍に祖母の鏡台があり、夜に何かが映り込んでないか不安だったことを思い出しました。
娘は、本棚を右手側に、窓を左手側に、足元方向に机となる位置で、ベッドを配置することにしました。
寛ぎ空間づくり
部屋の入口から見て手前から仕切りの本棚となる部分を「リビング」空間にすることに。
家具の配置のコツ
部屋を広く見せる配置のコツも色々とある様です。
- 家具の奥行と高さを揃える。
- 背の高い家具(ハイチェストや本棚など)は入口手前に、背の低い家具は、窓側に配置する。
- 何も置かないスペースを一か所にまとめる。
仕切りとして配置した戸棚とローチェスト。これらの家具の奥行や高さがバラバラだと、スッキリ見えません。出来れば、素材や色を統一するのがなおスッキリするそうです。
圧迫感のある背が高めの家具を窓側に配置すると、視界がどん詰まりで、部屋が狭く見えるそう。
動線がすっきりして、お部屋を広く見せる効果があるとか。
家具選びのコツ
必要最低限の家具に留めます。
- 素材は透け感のあるガラスなどを使うと圧迫感を抑えられる。
- 引戸付きの家具を選ぶ。
- 足付き家具がおすすめ。
- ベッドはローベッドを。
娘はソファーとTVボードの間に食事用テーブルとして小さなガラス素材のサイドテーブルを用意。
モノを見せる収納はセンスが要ります。乱雑になりがちな小物類は、引戸などで中のモノが隠れる家具がおすすめです。
床に底面が全部接地しているより、足付きタイプは抜け感があって圧迫感がありません。
占有面積が大きいベッドは、ロータイプを選ぶと部屋をスッキリ見せられます。すのこマットレスに敷布団でもOK。ベッド下収納はモノが沢山しまえますが、高さが出る分、 圧迫感が増します。
まとめ
ママ友からタブレットで自分の部屋の家具レイアウトを見せて貰い、嬉しそうな娘。
家具の配置の具合で、部屋全体の印象も変わるし、安心感や寛ぎ感もアップするのだなぁ、と、レイアウトの奥深さに驚いた私です。
ママ友に教わったレイアウトのコツの数々は、自宅のリビングや寝室にも使えそう。今はスマホなどで簡単にシュミレーション出来るアプリが沢山あるので、模様替えの時は使ってみようかなと思いました。