起業で失敗したけど借金地獄にならない方法はあるの?!

自分に得意な分野がある方が「脱サラして起業をしよう」と一度は考えた事があるのではないでしょうか?料理が得意だから居酒屋を開こう、ネイルが得意だからネイルサロンを開こう等と夢は広がります。

しかし起業継続率は10年で6%という事をご存じでしょうか?10年の間にほどんどの企業が倒産してしまっています。俗に言う起業の失敗です。

今から起業を起そうと考えている人は失敗を恐れていては、起業を起すことは出来ませんが失敗した時はどうなるか知っているのと知らないのでは、大きな差が出ます。そこで、起業をして失敗してしまった場合どうしたら良いかをご紹介します。


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何故故起業が失敗してしまったのか?!

起業を始める時は、色々な情報を調べたり良いビジネスパートナーと組む方、人脈を活かした戦略を立てて、意気揚々を頑張っていたと思います。

初めは良かったけれど・・・良いビジネスパートナーだったはずが・・・など起業を失敗する原因は色々あると思います。起業を失敗したからと言って諦めないで下さい。

何が悪かったのか、どこを改善すれば良かったのか、原因を細かく分析する事が大切です。そして、今後にどのように改善すればうまくいくか戦略役立てましょう。トランプ大統領も何度も起業で失敗しても、また這い上がってきています。

業種別の借金の平均は?!

借金の額は会社の規模や業種によっても違いがありますが、過去5年間の平均額はどれくらいなのでしょうか?

  • 農業・林業・漁業・水産業・養殖業・鉱業、11億8700万円
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  • 建設業54億4970万円
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  • 製造業6億8000万円
  • 卸売業 7億6000万円
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  • 小売業 11億6000万円
  • 金融・保険業 8億3000万円
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  • 不動産業 55億2200万円
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  • 運送業 4億8000万円
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  • 情報通信業1億7400万円
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  • サービス業25億9400万円

以上を見て見ると情報通信業が一番少ないことが解りますね 。

起業が失敗して借金が残ってしまったらどうする?!

では実際に起業が失敗して借金が残ってしまったらどうしたら良いのでしょうか?起業が失敗したと言っても、「赤字倒産」と「黒字倒産」の2種類があります。

赤字倒産」とは、費用が利益を超えてしまい倒産する事を言います。

黒字倒産」とは、利益があるが、入金がなく、経費が払えなくなり倒産する事を言います。起業が失敗して倒産した場合ですが、借金を背負う場合と、背負わない場合があります。

背負う場合は個人事業主、合名会社無限責任合資会社、株式会社及び有限会社で銀行からお金を借りる場合連帯保証人になっている場合のみです。

個人事業主の場合、廃業廃業届を出すと破産申告をします。破産手続完了後に免責許可が決定したら、支払い義務は免除されます。但し、連帯保証人がいる場合、連帯保証人の借金までは免除されません

住宅ローンなどがある場合は、住宅ローンはそのまま返済をして、他の借金は5分の1程度に縮小されてるという民事再生手続をします。アルバイトなどでも安定した収入と見なされてこの制度を利用する事が出来ます。

起業で失敗したけど借金地獄にならない方法はあるの?!

有限責任(自分が会社に出資したぶんの範囲のみ責任を負い、倒産しても自分の出資した以上の金額は失う事はありません)の場合や、銀行からお金を借りて連帯保証人になっていなければ、起業が失敗して倒産しても、借金を背負う事はなく個人財産も守る事ができます。

その後の生活ですが、自己破産をするとローンは組めないので、全て現金の生活になります。ブラックリストに記載されてしまうのでマンションなどを借りる事も出来ません。

しかし、再就職をする事が出来るので、安定した収入を得る事が出来き、資金繰りなどの精神的に追い詰められる事がなく気持ちは楽な生活が出来ます。

ですので、起業をする時に失敗する事を考慮して色々と対策を練る事をおすすめします。失敗する事を想定していれば、実際に起業が失敗した時に焦らず対応がスムーズになります。

ポイントは

  1. 信頼関係がある人に連帯保証人を頼まない事です。
  2. 信頼関係があるからこそ連帯保証人を頼むのでしょうが、起業が失敗する事によって、信頼関係を崩さない為に、借金地獄に陥ってしまうからです。

  3. 自己資金内で起業を継続して、自己資金がなくなりかけた時点で起業を辞めます。
  4. なんとかしようとして銀行や金融機関からお金を借りると、利子がつくので、借りる金額より多く払わなくいけません。また資金が溜まったら再度起業すれば、借金地獄に陥ってしまう事はありません。昔の人が言う様に、転ばぬ先の杖ですね。

さいごに

起業が失敗しても、借金を払わなくて良い方法をご紹介しました。起業を起こすのに、失敗する事を考えておく事は、消して悪い事ではありません。むしろ色々なシュミレーションをする事によって、焦ったり戸惑ったりパニックになったりするのを防ぐ事が出来ます。

「失敗は成功の基」と言う通り、失敗を経験したからこそ良い方向に向かいます。失敗を恐れず、二度と同じ失敗をしないように、学習しながら商売繫盛を目指してください。


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