年頭の社長挨拶のポイントとは?例文と話す時の注意点とは!
あと1カ月で今年が終わります。
12月は何かと忙しいですね。
そんな中、夫が悩んでます。
どうしたんでしょう?
私「なにさっきからブツブツ
喋ってるの?」
夫「いや、この時期になると
来年の年始の挨拶が
心配になってさ。」
夫は、中小企業の取締役をしています。
そういえば、毎年この時期は
同じことで悩んでいた気が・・・
私「こういうのは、スピーチの
基本みたいなのを、知っていれば
難しくないんじゃない?」
夫「その基本がわからないから
悩んでるんだよ。」
私「友達にスピーチライターしてる子が
いるから、聞いてみてあげるよ。」
夫「それは助かるよ。」
よし、早速友達に連絡して
社長の、年頭挨拶の基本について
教えてもらおう。
皆さんにも、紹介しますね。
まずは、挨拶のポイントからです。
年頭の社長挨拶のポイント
スピーチライターの友達に聞いた、
年頭の社長挨拶の、ポイントは
次の通りです。
挨拶はこのポイントを踏まえて
- まず新年を祝う言葉から。
- 会社の近況を話します。
- 会社の目標を大まかに話します。
- 今年の具体的な目標。
- 社員の健康や幸せを祈ってしめます。
ここでの注意点は、新年なので
あまり景気の悪い話はせず、
前向きに、というところです。
では、以上のポイントを踏まえて、
例文を紹介します。
中小企業の社長さんの例です。
年頭挨拶の例文を紹介
新年初めての、朝礼や社内報にも
応用して使えるように、例文を2つ
紹介します。
例文1
- 皆さん、新年あけまして
おめでとうございます。
年末年始、家族や友人とゆっくり
過ごされたことでしょう。
こうして皆さんの元気な顔が揃って、
また、新たな1年を始められることを
大変嬉しく思います。 - 昨年の年始に、○○という目標を掲げ
皆さんと一緒に頑張ってきました。
業界を取り巻く状況は、大変厳しいものが
ありましたが、その中でも皆さんひとりひとりが
頑張ったおかげで、○○を達成することが
できました。 - さて今年は、申年ですね。
申年というのは、大変縁起が良い年です。
昔から、病が去る、病に勝るなどと
言いましたが、仕事に置いても
勝ることができるように、
社員一丸となって、目標達成に
突き進んでいきましょう。 - 今年は、兼ねてより取り組んできた
○○の最終年です。
私も、皆さんと共にこの事業を
成功させる意気込みでおります。
私ひとりの力では、何もできませんが
皆さん、ひとりひとりの力を結集させて
全員が笑顔で達成の瞬間に、立ち会えるように
頑張っていきましょう。 - 皆さんや、ご家族の皆さんが
健康で、充実した1年を過ごせますように、
また充実した仕事を通して、わが社を
より一層盛りたててくださいますように
心から願い、私の年頭の挨拶に変えさせて
いただきます。
例文2
こちらは少し、例文1より
コンパクトな感じです。
- 皆さん、あけましておめでとうございます。
年頭に当たり、私から一言、
挨拶をさせていただきます。
今年は、いつもより少し長い正月休みと
なりましたが、ゆっくり過ごすことは
できましたでしょうか? - 昨年は、われわれの業界において、
大変な1年でした。 - 今年からまた、新たな1年が始まります。
やることは山積していますが、
皆さんひとりひとりの力を合わせて、
乗り越えていってほしいと思います。 - 今年は3カ年計画の最終年、仕上げの年です。
これまで以上に気を引き締めて、一丸となって
この計画達成に取り組んでいってほしいと思います。 - この新しい年が、皆さんにとって
より良い1年になりますよう、心より祈念いたしまして、
わたしの挨拶とさせていただきます。
いかがでしたか?
スピーチは、文章も大事ですが
話し方にもポイントがありますよ。
話すときの注意
話す時はこの3つのポイントを押さえると
スピーチ上手だと思われますよ。
- ゆっくり話す。
- 聞く人たちの目と、反応を見ながら話す。
- 自分の言葉で話す。
ビジネスの場だからと言って、
あまり堅苦しい言葉や、無理やり時事を
入れこまない方が、良いようです。
まとめ
夫「なるほど。
こういう起承転結みたいな
決まりがあるんだな。」
私「これに当てはめて、
考えれば大丈夫だね。」
夫「最初と最後の挨拶の部分は
毎年一緒でいいな。」
私「それはどうかと思うけど、
今年の目標の部分とかを
変えれば良いかもね。」
これで年始の憂鬱がなくなって、
晴れ晴れと年末年始を、
迎えられそうです。