市役所の試験対策!高卒受験者は筆記とコッチにも注意
市役所、といえば地方公務員ですね。
安定したお仕事で、学生にも人気が高く高卒で市役所を受験したい、って人多いのかな?と思います。
「でもさ、高卒で市役所なんて入ってて、いうか、入れるものなの?大学みたいに試験対策とかあるものなの?」
来年、市役所、地方公務員試験に挑戦するという、お子さんがいる知人は若干反対なムードです。
まあ、受験チャレンジ失敗すれば、勉強の時間が無駄になるわけですから、気持ちはわからなくもないですが……。
では、高卒で市役所の試験を受験するのに心構え、対策をどう行うか、というのを調べてみたいと思います。
市役所の試験内容って?
簡潔に分類してしまうと、これは筆記と面接です。
筆記試験は多くて3種類あり、それぞれ教養試験、適性試験、作文試験が用意されています。文章の理解能力だとか、数的推理などにさらに、社会科学や自然科学などが教養の試験として出されます。
教養に関しては、参考書や問題集が世の中にたっぷりと用意されていますので、それで心ゆくまで勉強していってください。
この筆記試験で満点を取る、そんな必要はあまり、ありませんので、7割くらいの正解率で、合格には手が届くとされます。
問題は、40問くらいですが、どれも難しいものが用意されている、と思って70%、ここを目指して頑張ってください。
同じように適性試験も、問題集、過去問が出ていますので、あれば、2冊購入して繰り返し、解いて力をつけましょう。
これに関しては、120問、全部で出題されますなので、速読力もつけておくと意外と役立つかもしれませんね。
作文は、作文ですので、普段から本を読んで感想を頭の中でまとめる、そんな練習が簡単で、とっかかりやすいかと思います。
ただ、作文試験は最近、その人の人柄や文字の丁寧、誤字脱字を見る重要な試験になりつつあるようですので、マークです。
市役所試験で最重要な試験
市役所、という場所での採用試験でもっとも参考にされ、重要視される試験、それは面接試験です。民間の企業でも、筆記試験より面接というのは多いと思いますが、役所は最近、この試験に力を注いでいます。
それというのも、公務員の不祥事ネタがここ近年、多い傾向を示していて、それで人物像をより知ることができる。
それによって、その人の性格や激務についてこられるだけの強いメンタルがあるかどうか、これを見ているのではないか?と、私は感じました。
教養試験の問題集を解くのも、大切ですが面接の練習を学校でさせてもらうといいでしょうね。ぶっつけ本番、ほど、危険なことはありませんので、先生に頼むか、無理なら家族に頼むのも手ですね。
練習、させてもらいましょう。
必ずの質問と対策
これは、これだけは訊かれるだろうと、いうのを調べてみましたので面接練習に盛り込んでみましょう。
面接官役の先生(もしくは家族)に頼んで、志望動機(なぜ公務員?)を答えられるようになっておきましょう。
これはもう、必ずも必ずというくらい訊かれる質問でしょうから特別にピックアップです。
民間でも訊かれるって!当たり前じゃん!それがどうした!……って、思います?でも、これ、民間企業と比べると難易度の高い質問なのですよ。
民間企業なら、なになにの部署のどういった仕事に興味があって~と言えますが、市役所は通用しません。
どうして、公務員なのか、民間でダメな理由はなにか、そうしたことをかなり突っ込んで訊かれます。
安易な答では、それで落とされますのでその市のことをこれでもかと調べ、力を入れているものなどを調べましょう。
それが、市が力を入れている関心事であればあるほどと、いいですね。なんとなく、住民の役に立ちたいとかだと、主体性がない、光るものがない、と判断されてしまいます。
- 本当に公務員にしかできないことであるか
- きらりと光るものであるか
- その事業を全体的に理解しているか
- 関わりたいきっかけが確固としているか
- 自分がどう貢献できるか
これをまとめて、一度文章に起こし読みあげてみると、本番に役立つこと間違いないでしょう!
「市役所の試験対策!高卒受験者は筆記とコッチにも注意」おわりに
市役所の試験の対策でも、高卒者に焦点を絞ってみました。
「へー、結構本格的なんだね、それでも試験対策方法があるなら、挑戦させてみるのもいいかもしれないなー。落ちたら落ちた時で、就職なり進学して力つけるなりすればいいんだし」
知人は、最初、対策などないならがむしゃらに勉強するだけなら、反対でしたが、少し見方が変わった様子。
試験に関して、対策があるなら、それも含めて精一杯させてやれば、それはそれで子供の成長になるのでは?と、そういうふうに考えたのでしょうね。
私は、知り合いが元役所勤めでしたが彼から、試験の難しさと激務を聞いていたなので、公務員は視野になかったです。
これだけ対策を持って臨まないと受からないなら、激務も相応で、大変なのだろうなそんなふうに、調べてみて、感じました。