子供の躾は悩みだらけ!知っておきたい食事に関する親子のルール

子育てをしていると必ずぶつかるであろう壁「食事のしつけ」。お母さんからしたら子供の食べる姿は気になるところだらけで一体どこから言えばいいのやら…と思ったりしませんか?

我が家にも3人の子供がいますが、毎日子供の食べ方にため息が出ます。「食べている時と寝ている時だけは静かだよね」という会話も今や「寝ている時だけ静か」に変わりました(笑)

なかなかなくならない遊び食べも永遠のテーマなような気がしています。いろいろと試してみるのですが、あまり身についているような感じはしません…。そこで、食事の躾は他にどんな方法があるのか調べ、実践してみることにしました。


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食事のルールを決めておく

毎日の食事で気になるところが多々あるものの、お父さんとお母さんで言われることが違ったり、昨日は許したけど今日はダメといったやり方は子供も混乱しますし、身につきません。

身につけさせたいことに重点をおき、あらかじめルールを決めておくと良いと思います。

食事の時間

一生懸命作った食事を、出来れば全部食べて欲しいですよね。それに栄養も心配だし…と食べ終わるまで頑張って椅子に座らせようとしていませんか?

長すぎる食事は遊び食べの原因になるとのこと。目安は30分ほど。食事以外のものが気になりだしたり、遊びだしたら「ご馳走様」をして食事を下げます。

長く粘ったところで遊び食べは収まらないからです。…確かに。

我が家の場合は、全部食べる事よりお行儀よく食べることに重点を置いているので、下膳することに抵抗はありませんでした。ですが実際やってみると、30分はあっという間でした。

今まで食事に集中できていなかったといえますね。よく考えてみると、子供が30分以上も食事だけに集中できるとは思えません。時間を決めて下膳することで食事に集中することも身につけばいいなと思いました。

立つ前に声を掛ける

食事に飽きてしまうと、歩き回ったり椅子から離れたりします。一度離れると、そこから食事に戻すのはなかなか至難の業です。

そこで、立つ前に先手を打つことがポイントとのこと。立とうとする気配や素振りを感じたら、すかさず「ごちそうさままで座ってようね」と声を掛けます。

そして立とうとしていたお尻を椅子に落ち着けたところで「すごい、座れてるね」と褒めます

するとまた目の前の食事に意識が向きやすくなるそうです。

私は食事だけでなく、いろんなことを事前約束するようにしていて、食事も食べる前にルールの約束しています。突然言われて注意されるよりも子供に「そうだった!」と気づいてもらうためです。

食事中に立つことはあまりないのですが、食事は気になる事が多く「出来た時褒める」ということがなかなかうまくできませんでした。

実践してみると、末っ子がはにかんで嬉しそうに食事を始めました。その後「ねえ、えらい?」とニコニコ聞いてくるようになりましたけど(笑)

いつも注意ばかりされていた食事の時間が褒められる時間になる事は子供も嬉しいですし、大人もストレスが少なくていいですよね。

おやつも食事と同様に

意外と見落としがちなおやつ。三食の食事は座って食べることをしつけているけど、おやつはソファーで。ということはありませんか?また食べながら歩いていたり姿勢が悪かったりもしやすいと思います。

これでは食事のしつけも身につきにくいとのこと。おやつも食事時間と同様に、テーブルでしっかり座って食べることを習慣にすることが大切だそうです。

調べていて耳が痛くなりました…(笑)確かにおやつは食事に比べてあまり明確なルールを決めていませんでした。座って食べる事だけでは十分ではないということですね。

これは実践してみましたが、おやつは週末のみなので、実践回数も少なく今までの実績も少ないので、すぐに効果が出ませんでした。でも繰り返して食事と同じように食べられるようにしていきたいと思います。

厳しすぎは逆効果?

食事は毎日のことですし、きちんとしていないと成長してからではなかなか直せないと焦ってしまいますよね。ついあれこれと口を出してはイライラしてしまいます。

私も自分が子供時代に親が厳しかったので、行儀に関しては少し口うるさく、特に食事は厳しくしているかもしれません。食事を楽しい時間にしたいとも思っているのですが、なかなか難しい課題です。

食べたものを消化する胃腸はストレスの影響をとても受けやすいので、食事の時間の過度なストレスは消化吸収も悪くしてしまうとのこと。

好き嫌いをなくそうと厳しい好き嫌いの矯正も、将来偏食になってしまう可能性もあるそうです。

私自身も食事の時間はストレスでしたが、いろいろ言われる子供もストレスですよね。TVは消して、会話を楽しみつつ、出来た時には褒めるということを念頭に置いて、ストレスの少ない食事時間にしていきたいと思いました。

まとめ

調べてみると、食事の躾についての情報はとても多く、内容も様々でした。それだけ多くの人が悩んでいるという事なのかもしれません。

さらに今回実践してみて、意識するだけでもだいぶ違ってくることが分かりました。そして、子供のタイプに合わせてやり方を工夫していく必要もあるということも感じました。

食事のマナーもたくさんあり、子供の成長に応じて順番に教えていく必要があるので、まだまだ先は長いようです。

自分のしつけ方で子供の成長に影響があると思うと、つい頑張りすぎてしまいます。そこで一度一呼吸おいて、一番教えたいことは何なのかを考える必要があります。

大切なのは今すぐに出来るようになる事ではありません。毎日繰り返して積み重ねていくことです

私もこの事を忘れず、子供たちと向き合っていきたいと思います。


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