ラミネート!アイロンの温度設定がきれいに仕上げるコツ?!
先日、小学生の息子を児童センターに迎えに行った時のことです。
「今日は、しおりを作ったんですよ。」
と、指導員さんに言われました。
息子が自慢げに出した手には、きれいにラミネートされた、しおりが3枚。
ラミネートされた中身の紙は、ここで教えてもらっている切絵です。こんなふうに紙の作品を保存する方法もあったんだ、と感心したんです。
続けて指導員さんは、「紙だけじゃなくて布もラミネートすると素敵よ。」と。なるほど!ラミネートって色々な使い方ができるんですね。
自分でもやってみたいけど、専用の機械が必要なんじゃないのかしら?と、思わず口から出てしまったのですが聞けば、アイロンでもできるんですって!
どうやってアイロンでラミネートをするのか調べてみましたよ♪
ラミネート加工の仕組み
紙などを薄い透明のフィルムで挟んで圧着するのがラミネート加工です。ラミネーターと言われる機械を使って加工するのが一般的ですよね。
ラミネート加工は、熱の力がポイントになります。大体100℃ほどの熱で、フィルムの糊を溶かし、ローラーで伸ばしながら圧着していきます。
だから、シワひとつないピンときれいなラミネート加工になるんですね。でも、ラミネーターが無くてもアイロンがあれば、加工は簡単にできますよ。
アイロンでラミネート加工する方法
まずは、ラミネート加工に必要な物を揃えましょう。
用意するもの
- アイロン
- アイロン台
段ボール紙や雑誌などでも可 - ラミネートフィルム
100均ショップでも入手できます - クッキングシート
オーブン調理などの時に敷く紙 - ラミネートしたい物
ラミネート加工の手順
- ラミネート加工したい物を、ラミネート
フィルムの間に挟みます。 - アイロン台の上に中身を挟んだフィルムを
置き、その上にクッキングシートを置く。クッキングシートは、熱に強く当て布の代わりになります。アイロンとフィルムがくっ付くのを防ぐ役割になりますよ。
- アイロンの温度は、低温で準備します。一番低い温度設定、弱にします。温度は大体100℃ぐらいになりますよ。
- クッキングシートの上からアイロンをかけます。アイロンがけの方向は、フィルムが
閉じている部分から開いている方へ。ゆっくりと空気を抜くようにアイロンを滑らせていきましょう。全ての面がくっ付いたら完成です。
コツは温度設定!
ラミネーターは、大体100℃の熱を発します。アイロンの温度設定では、弱で大体100~105℃になります。
これ以上の温度にすると、フィルムの中に気泡ができてしまうんです。気泡は膨らんで、表面がデコボコになってしまいます。
逆に温度が低いと、フィルムの糊が十分に溶けずによく付きません。また、透明に仕上がらず白く濁ったようになってしまいますよ。
まとめ
アイロンを使ってラミネート加工する時は温度が重要なんですね。高すぎても低すぎてもダメ。100℃ぐらいがちょうどいい温度なんです。
紙だけじゃなくて、布もラミネート加工できるんですよ。布用のラミネートフィルムを使って撥水効果のあるビニールコーティングをすることができます。
名前を紙や布に書いてラミネート加工をすれば、ネームプレートになりますよね。子供の持ち物に直接名前を書けない場合紐付きのネームプレートがあれば便利!
早速やってみようと思います♪