お弁当のおかず!冷凍で作り置きするポイントとは?
娘が高校生になって、毎日のお弁当を作るようになってもう1年経ちました。最初の頃は、頑張って見た目よくお弁当のおかずを作ってみたりしていましたが、段々手抜きをするようになりました。
手抜きが酷い時には、ご飯のおかずに冷凍食品のオンパレードに添えたのはプチトマト、体裁よく詰めたけど胸が切なくなるようなお弁当の日もあります。中学生までは給食で栄養補給ができていたけど、高校生になって昼食は私の作るお弁当が娘の午後の活動を支えているのかと思うと、ちょっとこのままという訳には心苦しくて・・・。
とはいえ、毎朝お弁当だけのためにおかずを少し作るのは大変です。だったら、作り置きして冷凍しておけば毎朝楽になる!
冷凍できるお弁当のおかずの作り置きについて調べてみました。
目次
作り置きおかずの冷凍でのポイント
せっかく作ったお弁当のおかずを冷凍しても、解凍した時に美味しくなくなっていたらいけませんね。作り置きした努力が実るように、おかずを冷凍する時のポイントを見ていきましょうね。
解凍後に味が落ちるものは使わない!
初めから冷凍目的で作り置きするおかずには向かない食材もあります。解凍後に味や触感が変わるものは使わないようにするのがコツです。
- マヨネーズ・ヨーグルト・牛乳
分離して、ぼんやりとした味になる。 - こんにゃく・かまぼこ・ちくわ
スポンジのようにスカスカになる。 - 豆腐
スポンジ状になりムニュムニュの食感になる。 - タケノコ・大根
スカスカになる。 - ゆでたまご・目玉焼き
白身がゴムのようになる。 - 焼きそば・焼うどん
麺がモソモソする。 - リンゴ・ミカン・イチゴ・キウイ
べちゃべちゃフレッシュ感がなくなる。
冷凍に向いていない食材を使わないようにおかずを調理すると、食べる時に美味しいお弁当のおかずになりますよ。
作り置きおかずの調理ポイント!
- 火を通して加熱したものを冷凍する。
- 茹でたものは水気をしっかりと切る。
- 粗熱を取ってからラップに包む。
- 揚げ物はしっかりと油を切ってから冷凍する。
お弁当のおかずは、常に完璧な状態で保冷される状態とは限りません。気を付けないといけないのは、おかずが痛まないようにしっかり火を通したものを詰めるようにします。作り置きする時も、しっかり加熱したものを冷凍するようにしましょうね。
お弁当のおかずに重宝する野菜のお浸しなどを冷凍する時には、茹でた後にしっかりと水切りをしてからラップに包みます。水分が多いまま冷凍すると、解凍した時にべちゃべちゃになって美味しくなくなりますよ。
また、加熱してすぐにラップに包まずに粗熱を取ってからにしましょう。揚げ物は、油をしっかり切ってからラップに包んで冷凍します。
冷凍する時はサイズを考える!
お弁当のおかずを作り置きして冷凍するには、お弁当に入れる時のサイズを考えておくととても重宝します。ポイントとしては、
- お弁当に入れる時の形で冷凍する。
- お弁当箱の高さより小さいサイズで冷凍する。
- 隙間を埋めるサイズで冷凍する。
お弁当は隙間なくびっちり詰めるのがコツです。小さなサイズで冷凍しておくと、実際におかずを詰めてからできるわずかな隙間にも対応することができて便利ですよ。
また、冷凍する時には空気に触れないように、ラップでピッチりと包んでから冷凍しましょうね。
お弁当用の作り置き冷凍のサイクル
冷凍して味や触感が落ちない期間は、大体2週間ほどと言われています。おすすめなのは、1週間ほどのストックを作って冷凍しておくのがおすすめです。
というのも、実際は作り置きしたおかずを冷凍しておいても、連日同じおかずを使うとは限りませんよね。それこそ、作り置きだけでお弁当を回すとマンネリ化してしまいます。
2週間のうちに使い切るように、1週間前の作り置きおかずと今週の作り置きおかずを上手に回していきましょう。
まとめ
実は、ほうれん草の茹でたものを冷凍しておいて、お浸しとしてお弁当に詰めたことがあります。その日、お弁当に食べずに残されていたのはそのお浸しだけ。
あ、美味しくなかったんだな・・・。と少しがっかりしますが、考えてみれば適当に茹でて、水切りもしっかりしていなかったような気もします。べちゃべちゃしててまずかっただろうな。ごめんね、娘。
これからは、冷凍に向かない食材はおかずに使わないようにしつつ、冷凍する時の手間を面倒くさいと思わずに実行してみようと思います。