犬が家族の喧嘩の仲裁に入る!群れで生活する習性からそうなる?

先日、近所のスーパーのそばを通ったときのこと。年配のご夫婦の口喧嘩に遭遇しました。

内容はわかりませんが、かなり遠くからでも聞こえるくらい大きな声。別の道を通ったほうがいいかなぁ。気を使うなぁ……。

なんて思いながら、うつむいて歩いていたときです。犬が!がご夫婦の喧嘩の仲裁をしていたんです!

お二人の間に入って、ご主人の上着をガシガシ。ヒーヒー鳴いてます。

必死な様相に、夫婦喧嘩も一時休戦の様子。

へえ~。

喧嘩の仲裁をしたよ。あの犬。すごいなぁ。そういえば以前、知り合いが
「うちの犬、喧嘩止めて~って言いに来るのよ~」と、言ってたことがありました。

親バカかよ、とそのときは思ったんですが……。犬って、喧嘩の仲裁に入ったりするんでしょうか?


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喧嘩は止めて!犬が仲裁に?

動物学的・科学的に立証できているわけではないようですが……。

家族や同居人が喧嘩を始めると犬が仲裁に入る、というケースはけっこうあるようです。

ご夫婦や、親子喧嘩が始まると、そばに駆け寄ってきて吠えたり、どちらかにすり寄ったり。近くにきて、喧嘩の様子をじっと見ている、という犬もいるようです。

また、他の部屋に逃げていったり、椅子の下に隠れる犬もいるとか。とにかく、「家族が緊張状態にある」ということは、察知するようです。

犬は群れで生活する動物。連帯意識が高いのかもしれません。群れの中のイザコザは命取り。みんな助け合っていくべき。そう考えているのかも。

喧嘩はやめさせなければ!そう思っているのでしょう。

しかし……。

実際に、行動に出ることができる犬と、弱腰で逃げちゃう犬。この辺は、犬の個性でもあり、喧嘩の度合いによっても、変わってくるようですね。

喧嘩の仲裁ではなく好奇心で寄ってくるだけのときも

ただ、必ずしも、いつも「仲裁」のつもりで寄ってくるわけではないみたいです。知人の家の犬の場合ですが……。(ゴールデンレトリバー・雄4歳)

子供たちの兄弟喧嘩の場合など、間に割って入ってくることはくるんですが、じゃれてるみたい。

まわりを飛び回って、はしゃいでるみたいに見えます。もしかしたら、喧嘩ではなく、遊んでいるように見えたのかも。

俺も仲間に入れてくれ!と思ったのかもしれません。

犬は群れの中で、じゃれあったり時には喧嘩をしながら、いろいろなことを学ぶのでしょう。

そういう本能が働いて、喧嘩の場に飛び込んでいくのかもしれません。何にしても、犬が家族の様子を常に観察していることは確か。

犬って、すごいです!

「犬が家族の喧嘩の仲裁に入る!群れで生活する習性からそうなる?」まとめ

最初にお話した、駐車場で遭遇した喧嘩仲裁犬。とても大きな犬でした。

通りかかったときは、息子さんか誰か、もうひとり、背の高い人が、ご主人の向こう側にいるのかと思いました。

でも、よく見ると?

人じゃない!犬かよ!ボルゾイじゃないかな?ゴージャスな、大きな犬!

すらりとしたその犬は、がばっと二本足で立って、ご主人の肩に前足を乗せたのです。

そして、ヒーと悲しそうな声をあげ、ご主人の上着をガジガジひっかいて何かをアピール。

ご主人より背が高い。大迫力。すれ違う人はみんな釘付けです。ご主人は犬に押されてよろけます。喧嘩どころではありません。

奥さんの味方したのかな?奥さんは大喜び。喧嘩は終わり。

三人(二人と一匹)で、仲良く帰っていきました。

ほほえましい。こちらも、自然と顔がほころびます。ご当人だけでなく、まわりも笑顔にする犬の喧嘩仲裁。

また出会いたいです。


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