爪のトラブル!?ネイル好きなら知っておきたい病気や症状
「爪は皮膚の一部なんですよ」
以前、皮膚科のお医者さんからそんな話を聞いて、びっくりしたことがあります。
骨だと思ってた!カルシウムでできてるんじゃないんだ!
実は、爪は皮膚が変化したもの。タンパク質なんです。
15%くらい水分を含んでるので、指先とかと同じように、冬は固くなってかさかさになりやすい。
皮膚と同様、体調の変化やトラブルが出やすい箇所なんですね。健康状態が悪いときは爪の色も悪くなる。
栄養不足や貧血気味のときは横にすじが入ったりします。縦にすじが入ったりするのは加齢によるものだそうです。
さらに、気をつけたいのがネイル。爪に負担がかかるんです。水分を失って、表面が荒れてもろくなる。
リムーバーで先端や表面がはがれて荒れたり、爪の病気にかかりやすくなる可能性もあるのだそう。
気をつけないと!
よくネイルをするなら知っておきたい爪の病気のこと。
調べてみました!
白濁・黄色っぽいなら爪白癬かも
健康な爪はピンク色。表面はなめらか。もちろん、個人差はあるので、普段からよく爪の色や状態を見ておくと◎です。
表面がごつごつしてきたり、でこぼこしてきたり、黄色っぽく変色したり、白く濁ってたり、
「爪がなんか分厚くなってきたなぁ」
なんて感じたら……。爪白癬(つめはくせん)かも!
要するに水虫。水虫菌が爪の中に入り込んで増殖した状態。爪も皮膚ですから……。
水虫は足だけ、と思いがちですが、放っておくと指先にも感染するのだそうです。
爪だとかゆみを感じないので、気づかず放置してしまう人も多いみたい。でもでも、放置はいけません。
一般的な水虫と同様、人にうつるし、完治に時間がかかります。原因は、どっかからか、水虫菌が入りこんだから、ですが……。
ネイルを塗ったままにしておくと、爪の中で菌が繁殖しやすい状態になってしまうんです。
「爪の表面がごつごつしてきたから、ネイルで隠そう」
なんて思ってると、結果、水虫菌を増殖させることに!
爪が濁ってきたら、ネイルは止めて、早めに、皮膚科のお医者さんに診てもらうようにしましょう。
爪が緑っぽく変色したら爪カビかも
爪の一部が緑色っぽく変色してしまったら?もしかしたら「グリーンネイル」と言われている症状かもしれません。
緑膿菌(りょくのうきん)というカビ菌の一種が、爪の中で繁殖している!爪カビとも呼ばれている症状です。
特に、つけ爪をつけっぱなしの人は要注意!
しばらくすると、つけ爪が浮いてくることありますよね。そのままにしておくと、爪との間に水がたまりやすくなる。
カビの温床となってしまいます。痛みやかゆみはないので、長期間、つけ爪つけてると、爪の変色に気づかず、症状が悪化していることも!
そのまま放置していると、爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)になる可能性もあります。爪が浮き上がって剥がれてしまう症状です。
大変!
グリーンネイルも、爪白癬同様、早期発見・治療が大切。つけ爪はあまり長期間つけずに、外したときに爪の状態をしっかりチェックすること。
つけ爪が浮いてきたら、放置しないこと。爪の色が変だ!と思ったら、ネイルは止めて、皮膚科へGoです!
まとめ
- 普段から爪の状態をチェックする
- ネイルのしすぎは爪に負担がかかる
- あまり長期間のつけ爪はしない
- つけ爪が浮いてきたら放置しない
- 爪の表面がごつごつしてきたら病院へ!
市販薬もありますが、やっぱり皮膚科で診てもらうのが一番。
爪のトラブルに気づいたら!早く治して!
健康な爪で、ネイルを楽しみましょう!