流れ星!願い事が叶うって本当なの?!
以前、小学生の息子の宿題で、夏の夜空の観察をしたんです。高台の空き地で見た夜空は、満天の星空。
広い宇宙の無数の星に、吸い込まれそうな感覚になったほどです。そういえば、自分が小学生の頃の担任が理科の先生だったんです。
「ギリシャ神話」や天体の不思議について教えてもらったこともあったっけな。などと昔の記憶を辿るうち、星に関してどうにも無念なことがあるんだ、と、急に思い出したんです。
いつも、流れ星に遭遇した時に、あっけにとられてしまうんです。流れ星が消える前に、願い事を言い終わることができずに後悔します。
でも、流れ星に願い事をしたら叶う、ってよく聞きますよね。やっぱり迷信?!科学的にどうなのか?調べてみましたよ。
流れ星と願い事の起源とは?
流れ星に願い事をすれば叶う、と、いつ誰から聞いたのかも忘れてしましました。いつの頃からか、自分の中で根付いていた流れ星の言い伝え。
不思議と、誰もが知っていることですよね。流れ星自体、見る機会がほとんどなかった私にとって、その存在は貴重なものでした。さぞかし、流れ星との遭遇のチャンスは難しいのでは?
と、思っていましたが、意外にも簡単に流れ星に出会うことができるんですよ。よく晴れた夜に、1時間ほど夜空を見つめていれば、必ず2、3個は見ることができると言われています。
流れ星のイメージ
地球が宇宙の一部と知る、ずーっと前から人々は流れ星を見てきました。
古来より流れ星の存在は、どちらかというと不吉な物として捉えられていたんですよ。地域によって言い伝えは様々です。こんなものがあります。
- 流れ星の多い年は不作になる
- 1晩に3つ見たら、親族に不幸が起こる
- 子供が見ると、早死にする
- 流れ星を見ると、悪い夢を見る
流れ星がこんなに悪いイメージだとは。これでは、見たくなくなりますよね。しかし、地域によっては、いいイメージの言い伝えもあります。
「流れ星を見るといいことがある」とか、「病人が見ると、病気がよくなる」など。
それが、昭和初期には、どこからともなく「流れ星に願い事をすると叶う」という伝説が現れるようになったんです。
明るい希望の象徴として変化した流れ星の存在は、今でも語り継がれていますよね。この神秘的な流れ星の言い伝え、実際は根拠のあるものなのでしょうか?
願いをかけることで何が変わる?
流れ星を見つけて、とっさに願い事をするのって、なかなか難しいですよね。流れ星を1度見つけたのに、願い事をコンプリートできなかった!
そうなると、もう一つ流れ星を見つけたくなるのが人間です。次のチャンスに、流れ星が消える前に何としてでも願い事を言わなくては。
そして、願い事をいつでも言えるように具体的に準備しておくものです。いざ、流れ星が現れた時、消える前に強く強く願いを口に出して言います。「念」ですよね。
自分の願いを必死に叶えたくて、流れ星に託そうとします。でも、実際は流れ星自体が願いを叶えてくれる訳ではありませんよね。しかし、強く願いを思うことが、奇跡を生むこともあるんですよ。
イメージすることに意味がある
「自分はこうなりたい!」と、思い描いたことが、実現することってありますよね。
すぐに頭の中で強く願いをイメージできることは、具体的な自分の願いを知っていると言えます。自分の中の願いを、口に出して言えるということも、願いが曖昧でないからです。
すぐに消えてしまう流れ星に、願いを言えるということは、いつも自分が「そうなりたい」と心の底から思っているからなんですね。どんな目標を立てたら、願いに近づくことができるのか、流れ星は教えてくれませんね。
流れ星に願いを託す、という行動は直接的に願いを叶えることにつながっている訳ではありません。しかし、自分の願いを瞬発的に言えるほど常日頃考えている人が願いに近い場所にいるのかもしれませんね。
まとめ
流れ星と願い事、すごくロマンチックです。
流れ星に願いを託して、叶うといいな~と思いを馳せているのは、何だか心がポッと温かくなるものですよね。確かに、なりたい自分になるためにはそれなりに努力をします。
もっともっと実現したいのなら、口に出して願いを叶えようと行動できるのでしょう。心の根底から、願いを実現しようとする気持ちを持つことが大事なんですね。
願いを叶えるのに近道はないし、流れ星に叶えてもらえるほど甘くはないものです。
とっさの時、短い時間の中でも、自分の願いをすぐに言えるように、自分自身が変わらなければいけない、そう思いました。「言うは易く行うは難し」とは言いますが叶えるまで、頑張ることが大事ですよね。