携帯電話の学校での問題!持ち込み不可なのはナゼ?

中学生の娘、学校から帰ってから
必ずするのが、携帯電話のチェック。

LINEやゲーム、ネットなど、スマホを
使ってできることは、たくさんあります。

本当に刺激的で、魅力的なツールです。

大人にも、常に持ち歩いていないと、
仕事にならないという人もいるほど。

子供でも、下校途中で何かあった時に
すぐに連絡が付けば、安心ですよね。

生徒会や部活など、急に居残りになった時、
携帯があればいいのに、と親として思うことも
正直あるんです。

それでも、学校へ携帯電話を持ち込むのは
禁止されているので、そこは我慢。

でも、どんな理由で携帯電話の持ち込みが
学校では禁止される
ことが多いのでしょう?

持ち込むことで起きる問題とは、一体何なのか
調べてみましたよ♪


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小中学校では9割以上が禁止!

小中学校では、携帯電話の持ち込みを
原則禁止としている学校が90%以上、と
いわれています。

2009年に文部科学省から、携帯電話
取り扱いについて通知が出されました。

文科省によると、携帯電話は、学校教育の
場に直接的に必要ではない、と判断したから
なんです。

確かに、小中学校での学校生活で、自前の
携帯電話がないと困る場面はないです。

保護者から見ても、携帯電話が学校内で
役立つ場面はほとんどないですから。

学校内で何かあれば、学校から電話がきます。

中学生になれば、学校の公衆電話を使って
電話をかけることもできます。

また、今は保護者の携帯電話に学校から
一斉メールを送る場合もあります。

だたし、登下校に絡む学校外で、連絡を取る
必要がある事情を持つ子供もいますよね。

学校から直接に向かったり、自宅が遠方
いくつか電車を乗り継いでいるなど。

文科省でも、特殊な事情を持っている場合には
学校に申請するなど手続きを踏まえて、例外に
対応するように通達しています。

この場合、学校では一旦預かるなどの対策の
上での持ち込みになりますよ。

高校は義務教育じゃないのに何で?

文科省からの通知には、携帯電話の持ち込みに
ついては、禁止している訳ではありません。

学校や地域の判断によって、持ち込みの禁止を
決定することもある、とのことなんです。

根本的には、携帯電話が教育の場に直接的に
必要ではない、という見解からです。

学校によっては、持ち込み不可の場合も
あり得る、ということになります。

または、持ち込みは良くても、学校内では
使用禁止など、学校ごとに校則が決められて
いますね。

高校生ともなれば、携帯電話を使う生徒が
ほとんどになりますよね。

どこに居ても通話できる便利なツールですが、
通話だけが目的ではない、のは本人たちが
よくわかっているはずですよね。

大人も、もちろん教育者だって、携帯電話の
利便性や娯楽性については理解しています。

しかし、教育の場では、娯楽性を求める
個人の欲求は必要ないのです。

その欲求を押さえられない者が、学校本来の
意義やルールを破ることで禁止につながって
いくのですね。

どこの場でも、ルールがなくても守ることが
できるのならば、秩序は必要ないのです。

社会問題にもなっていますが、携帯電話の
依存やいじめもあります。

持ち込むことで、授業中でも特定の誰かと
メールできたり、ゲームができる環境に
なれば制限が必要になるものです。

まとめ

身近にいる10代の子どもたちを見ていると、
思うことがあります。

自分の欲求に制限をかける力が、まだまだ
未熟なんだ、と。

学校で携帯電話が禁止されていなければ、
多勢に流れていくのが自然ですよね。

そこで起きる問題が、授業に集中できない
ことだけではなく、いじめやトラブル
発展する可能性もあります。

10代の子どもにとって、昼夜を問わず
携帯電話の先にあるつながりに意識を
持ち続けることは、危険ですよね。

大人も携帯電話の使い方を、今一度
見つめ直す必要があるのかもしれませんね。


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