忙しいのでごめんなさい?学校の役員の断り方

突然ですが、私の従姉妹は多忙です。家族で料理屋を営んでいて、そこの女将として一日中てんやわんやの毎日です。

そんな折り、息子の通っている小学校から学校役員になってほしいと頼まれてしまったそうです。しかし、従姉妹は前述の様な身。とても役員の仕事まで手が回りません。

何とか断ろうと思っているのですが、ただつっけんどんにするのも角が立ちそうだし……という訳で、非常に困っていました。

で、その話が母を通じて私に回ってきました。何とか、上手い断り方はないものかと。それで、その方法を私が調べる事になった訳です。

という訳で、これはその時のお話です。


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学校役員の辞退理由や免除規定について

実際の所、学校には「そう言う理由なら、しかたないねぇ」としてくれる確率の高い、免除規定があります。断り方としては、それを利用するのが最もいいでしょう。

内容はそれぞれの地域によって違うので、「絶対」という風にはいきませんが、何の理由もないよりは、断り方として有効です。

その理由とは、下記の通り。

  1. 数年以内に学校役員や委員をしたことがある

    同じ人にばかり負担が回らない様に、「過去に学校役員を務めた人は、選考の候補から外される」という規定を定めている学校は結構多い様です。

    ただ、それぞれの学校によって規定内容は様々なので、まずは自分の子供の学校がどんな規定を設けているかを把握しておく必要があります。

  2. 妊娠中もしくは下の子が未就園児

    自身が妊娠していたり、3歳以下の未就園児がいる場合も、役員を免除される可能性が高くなります。

    ちなみに従姉妹は次女が一歳なので、これでいけました。

  3. 母子家庭・父子家庭の場合

    非常に重要な問題で、免除になる可能性が非常に大きいです。

    ただし、一人親でも祖父母が子守りをしてくれる場合は、免除されない可能性もある様です。

  4. 転勤・転校・引越しの予定がある

    仕事で転勤引越し転校する予定がある場合も、役員免除の可能性大です。って言うか、当たり前ですがw

  5. 町内会や子供会、他の兄弟の学校役員になっている

    地域活動及び他兄弟の学校役員・委員等を務めている場合も、免除対象になる可能性があります。

  6. 同居している家族に介護が必要な人がいる

    これも、大変大きな問題です。

    同居している家族に介護が必要な人や重い病気を患っている人がいる場合も、役員を免除してもらえる可能性は高くなると思われます。

  7. 家族の財政を支える役を担っている

    基本、共働き及びフルタイムでの勤労という理由では役員免除の対象にはしてもらえません。

    ただし、病気等の理由で夫や父親等、財政の中心となる人物が休職していたり、自分が家族の財政の中心を担っているという場合は、免除にしてもらえる可能性が大きくなります。

学校役員の人間関係に影響しない断り方

実際に学校役員断る場合、事はなるべく穏便に済ませたいですよね。その際は、下記の事に注意して行ってください。

  1. 前もって選考委員あるいは現学校役員に連絡しておく

    役員を選ぶ日にち等が事前に分かっていれば、早いうちに選考委員か現役の学校役員等に役員を辞退する旨を、詳しく伝えておきましょう。

    決まる直前、または決まった後に伝えるのはNGです。他者からの信頼をなくしてしまう可能性があるので、くれぐれも気をつけてください。

  2. 嘘はつかない

    嘘の理由をでっちあげるのは、絶対にNGです。嘘は必ずバレますし、後々に禍根を残します。

  3. しつこい勧誘は毅然とした態度で断る

    推薦で学校役員を決める場合、正式な理由があってもしつこく勧誘される事があります。

    その際は、ハッキリとした態度で断った方がいいです。安易に妥協してしまうと、後々不利益を被る事になります。

まとめ

ちゃんとした理由・事情があるならば、無理をしてまで役員を引き受ける必要はありません。それをしたせいで、家庭生活が破綻しては元も子もありません。

家庭を優先し、役員を断るのも、時には必要であると思います。


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