実話が映画に?!洋画のホラーおすすめ3選はコレ!

数年前にビデオで観た洋画のホラー映画、すごく怖かったんです。元々そんなに好き好んでホラー映画を観る方ではなかったんですけど、怖い話とかその手のことは結構好きなんです。

いくら怖い映画とはいえ、実際にあった出来事じゃないんだし・・・と、少し安心しながら鑑賞している自分もいたりします。

でも、その洋画を観た後に知ったことなんですけど、そのホラー映画は実話を基にしてると言われているんです。あんなに怖い話が実話だなんて、信じられません

そうは言っても、実話だと聞いてしまうと、急に怖さも倍増するのが人間の性というもの。見たくないと思いつつも、興味が湧いてきてしまうものですね。

もしかしたら、私が今までに観た洋画の中にも実話があるんじゃないか、と思うように。一度頭をよぎると、あれもそうじゃないの?とか、気になって仕方なくなってしまいます。

わざわざ怖さを後押ししなくてもいいんじゃないの?とは思ったのものの、実話が基になった洋画のホラー映画について調べてみましたよ。


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ストーリー系ホラー映画:ポゼッション

数ある洋画の中でも、ホラー映画の代表作「死霊のはらわた」のサム・ライミ監督の2013年の作品です。「これは事実に基づいた物語」と銘打ったコメントを目にするだけでも、背筋が凍るような気持になります。

離婚したばかりの父と娘達が、偶然立ち寄ったガレッジセールで見つけた古い木箱を手に入れてから、次々と恐ろしいことが起こるようになります。

純真だった末娘が、日を追うごとに木箱に執着し常軌を逸した行動をするようになります。木箱の中に居る「何か」に取り付かれ変貌していく娘を、父親が命がけで救おうと、奮闘する姿が描かれています。

映像のグロテスクさや驚愕するようなシーンもあるのですが、この映画が全米で2週連続興行収入1位になったのには、俳優陣の実力とストーリーの主軸が家族の物語となっているからなんですよ。

実話とは?

もちろん、この映画そのものがすべて実話という訳ではありません。しかし、古い木箱を巡って世界中で大きな話題になった出来事がありました。

2004年あるオークションに、いわく付の古い木箱が出品されました。持ち主となった人は、次々と不吉なことに巻き込まれる、と言われたその箱は、ユダヤ人に伝わる「ディビュークの箱」だったのです。

その箱にはユダヤ人に伝わる悪魔「ディビューク」が封じ込まれているため、決して開けてはいけないと言われているもの。

この実話は、ロサンゼルス・タイムズ紙によって大きく取り上げられ、サム・ライミ監督の作品のヒントになったと言われているんですよ。

予告編を観ると、もっとこの映画を観たくなること間違いなしです。動画で確認してみて下さいね。

怖いです。でも、ストーリーと映像にグイグイと引き込まれてしまいますよね。

ほぼ実話100%ホラー映画:死霊館

「ソウ」のジェームズ・ワン監督の2013年の作品です。ある家に引っ越してきた幸せな家族に、次々起こる心霊現象が起こる実話を基にした映画です。

この家に引っ越してきたペロン一家が経験する恐ろしい出来事の発端は、翌日、引っ越してきた家に入ろうとしなかった飼い犬が怪死したことから始まります。

ドアが急に開いたり、毎日同じ時間になると時計が止まったり。朝目が覚めると、妻キャロリンの体中にアザができ始め、それはどんどん増えていきます。

ついに、子供達にも被害が及ぶようになった一家は、有名な霊能力者夫婦に助けを求めます。この洋画は、数々の霊現象を解決してきたウォーレン夫妻・ペロン一家と悪霊との闘いが描かれています。

一体、この家には何があったのか。ウォーレン夫妻が読み解いた過去も戦慄なんです。

このホラー映画が本当に怖いのは、これが実話そのものだからなんです。この映画の脚本を監修したのは、実際に悪霊と戦ったウォーレン夫妻の妻ロレインと、被害者一家の長女アンドレアなんです。

2人共、実話に基づくように作られ、過剰な演出はしていないと断言しているほどなんですよ。

ウォーレン夫妻が「あまりにも邪悪で封印してきた話」としてきたのが、この作品です。実話のロレイン・ウォーレンが映像に出ている予告動画はコチラです。

恐ろしいです・・・。予告編だけでも十分なくらいですが、本編は絶叫間違いなしですね。

法廷ホラー映画:エミリー・ローズ

2005年のアメリカ映画です。神父によって悪魔払いをした結果、女子大生のエミリー・ローズが死に至らしめられた裁判を描いた実話を基にした映画です。

エミリーは、ある日を境に不可解な出来事が続くようになります。どんどんおかしくなっていく自分には悪魔がとりついていると、エミリーは確信するようになります。

周囲の判断により、エミリーは病院に入院し精神病だと診断されます。しかし、投薬しても一向に良くならない症状に、エミリーはついには薬を止め、悪魔祓いによって悪魔と戦うことを決断。その結果、衰弱し死んでしまいました。

はたして、エミリーは精神を病んでいたのか、本当に悪魔がとりついていたのか、悪魔払いをした神父に責任はあるのか、悪魔の仕業としか考えられないような出来事をどう説明すればいいのか、を細かく描いた作品です。

実話とは?

1976年、ドイツで悪魔祓いによって亡くなった「アンネエリーゼ・ミシェル」を巡る裁判が大きな注目を集めました。悪魔祓いに関与した司祭や両親が保護責任者遺棄致死としてみなされた事件です。

アンネエリーゼは、病院ではてんかんと診断されたものの、年を追うごとに他の症状が現れてきます。幻覚が見えたり、体が自然と叩き付けられたり、クモを食べたり、知らない言語を話すようになったり・・・。

あまりにも不可解な出来事が多すぎて、裁判に至るまで2年もかかったと言われています。

下の動画は、この映画の英語バージョンの予告動画ですが、映像だけでも十分伝わってきます。

ホラーの要素だけでなく、裁判の様子も描かれてサスペンスの要素もある映画ですね。やはり、悪魔は居るのでしょうか?と思わずには居られない作品です。

まとめ

どの洋画も、実話が基になっている映画なので怖さが増しますよね。私が観たのは「ポゼッション」ですが、実話と知って世の中には決して踏み込んではいけないものがあるんだ、と思ってしまいました。

今回調べてみて、一番気になっているのが「死霊館」です。実話度が高いのと、シリーズ化しているんだそう。ウォーレン夫妻が悪霊にどう立ち向かっていくのか、観てみたくなりました。

とはいえ、あまりに臨場感があり過ぎると主人公に共感しすぎて、映画にのめりこんでしまうたちなんです。すごく観たいけれど、迷っているのも事実です。

まだまだ知らない世界がありそうです。鑑賞する時は、心して挑みたいと思います。


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