土鍋の使い始めの注意点!それ以降の使い方とは!!
前に使っていた土鍋が割れてしまったので
新しい土鍋を買ってきました。
そして、今夜は、友人を呼んで、お鍋パーティー
をする予定だったのですが・・・
具材も買ってきて、そろそろってときに
自他ともに認める鍋奉行の友人から
ストップが!
その土鍋、今日が初めて?
ちゃんと目止めとかした?
との質問です。
何にもしてないし、そもそも、目止めって何?
的な顔をしていると、説明が始まりました。
というか、説明だけにとどまらず
ここから、彼の独壇場へ・・・
土鍋の目止め?
彼曰く、土鍋を飼ってきて最初にする事は
「目止め」という事らしいです。
この目止めには、色々な方法が有るようですが
お粥を炊くのが一番良いそうです。
そして、そのまま半日~1日待つそうです・・・
という事は、今日のお鍋は無し?と思っていたら
今日は、取りあえず使える様にするので
後日、しっかりと目止めをするようにと
いわれました。
そのやり方は、一緒だそうです。
放置する時間が違うそうです。
この目止めの効果?というか役割と
いうものがあります。
その役割とは、土鍋の底にある小さな穴を
塞ぐと言う物です。
どうやら、その小さな穴の有る所を
でんぷんで塞ぐと言う物らしいです。
そのまま、鍋を使うと、水が
染み出てくるらしいです。
応急的な目止めのやり方
やり方は変わらないので、きちんと
目止めをする場合も、この方法で
行ってくださいね。
- 土鍋を洗剤等で洗い良くすすぎます。
- 底部を乾かします。
- 水を土鍋の8分目まで入れます。
- 水の量の5分の1程度の炊いたご飯を入れます。
- じっくりと弱火で炊いて行きます。
- 少しとろみが出てきたら火を止めます。
- 一時間程、土鍋の余熱で火を通す感じです。
- 出来たお粥を取り除きます。
- 水洗いして自然乾燥させます。
これで、目止めの作業は終わりです。
今回の様に、応急的に使う場合には、お粥を
直ぐに取り除きますが、本格的に行う時には
お粥を1日位置く方が良いようです。
出来上がったお粥どうする?
めでたく出来上がったお粥を、どうするか?
悩みますよね?
実は、食べちゃってください!
というか、トロトロになったお粥
食べないと損です。
食べてみると分かるのですが、めっちゃ
美味しいですよ!
漬物と一緒に食べても良いし、塩を振って
食べても美味しいです。
私のオススメは、柴漬けと一緒に
たべることです。
実は、お鍋の具材を用意して居ましたが
2回目のお粥を炊こうと、思っちゃった位です。
使う時に注意点
美味しい鍋料理を食べる為に、幾つか
コツを教えてもらいました。
それを備忘録も兼ねて、書いておきますね。
- 強火は使わない
- 空焚きを行わない
- 乾燥させるのは自然に任せる
- 洗うのは鍋が冷めてから
- 洗剤につけておかない
- こすらない
これらを守って使っていると、想像以上に
良く働いてくれるそうです。
あと、焦げ付かない様にするのが
一番なのですが、万が一焦げ付いてしまったら
次の様にして、焦げを落として行くのが良いそうです。
- 水かお湯を張る
- 1時間ほど放置
- 柔らかいスポンジで撫でる
これで落ちない場合には、もう一手間掛けます。
- 水を土鍋の8分目まで張る
- 弱火で温め始める
- 沸騰すると火を止める
- 1時間ほど放置
- 柔らかいスポンジで撫でる
これで落ちない事は無いそうです。
もし、これで落ちない場合には
買い替えを検討した方が良いようです。
おわりに
色々と、鍋奉行が仕切ってくれたので
苦労する事無く、無事鍋パーティーが出来ました。
しかし、目止めって今までしなかったのですが
最初の鍋料理で、でんぷん質があるもので
出来ていたのかもしれないですね。
ただ、目止めで作ったお粥、旨かったです。
個人的に、これから土鍋でお粥を作る事が
多くなりそうです。
そういえば、鍋奉行の彼は、お米を炊いても
美味しいと言ってたので、次は米を炊いてみようと
画策中です!