南極にいるペンギンは何種類?意外に少ないってホント?!

動物園を訪れると、ついペンギンの所で
立ち止まって長居してしまいます。

よちよちとお尻を振りながら歩く姿が
何とも可愛らしくて、癒されますよね。

ペンギンと言えば、とても寒い地域
生息しているイメージがあります。

テレビのドキュメンタリー映像で、厳しい
環境の南極大陸で過ごすペンギンの姿が
印象的です。

ペンギンたちが猛吹雪に体を寄せ合って、
子育てするシーンが頭をちらつきます。

でも、日本のような気候の動物園でも
飼育されていますよね。

極寒の地、南極での姿がクローズアップ
されるペンギン。

実は南極に居るペンギンの種類は限られて
いる
んです。

どんな種類のペンギンが南極にいるのか
調べてみました。


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南極にいるペンギンはどれ?

ペンギンは、今のところ全部で18種類
確認されています。

飛べない鳥」として有名ですよね。

しかし、ひとたび海の中に入れば、鳥類の
中で一番速く、深く泳ぐことができるんです。

ぎこちなく歩く姿からは、想像することが
できませんよね。

実は、ペンギンの生活は、陸よりも水中
いる時間の方が長いんです。

飛べなくても、水の中の生活に特化した
優れた能力を持っているんですね。

そして、ペンギンは南極に居る、という
イメージが強いのですが、18種類全てが
南極に生息している訳ではないんです。

実は、2種類のペンギンが南極に生息して
いるだけなんですよ。

南極に生息しているのは、皇帝ペンギンと、
アデリーペンギンになります。

皇帝ペンギン

ペンギンの中でも、最も大型の種類です。

大きなものでは、体長130cm・体重40kgと、
人間の子供ぐらいの体格なんですね。

私たちが、テレビのドキュメンタリーで見る
南極で過ごすペンギンは、皇帝ペンギン
あることが多いんです。

よく見るペンギンの様子、以下の動画も
皇帝ペンギンです。

極寒の地で、ペンギンたちが身を寄せ合い
卵を温める姿は健気ですよね。

皇帝ペンギンは、卵を一つしか生みません。

食事もとらずに、必死になって子供を育てる
と言われています。

日本では、以下の場所で会えますよ。

  • アドベンチャーワールド(和歌山県)
  • 名古屋港水族館(愛知)

アデリーペンギン

アデリーペンギンは、体長は大きくても
70cm、体重は6kgほどと言われています。

腹部は白く、顔は黒ですが目の周り
白く環状になっています。

日本人には馴染のあるSuicaのペンギンの
キャラクターは、アデリーペンギンが
モデルになっているんですよ。

以下の動画は、アデリーペンギンの様子です。

そして、夫婦の絆が強いペンギンとして
知られています。

日本では、以下の場所で会えますよ。

  • アドベンチャーワールド(和歌山県)
  • 名古屋港水族館(愛知)
  • 横浜・八景島シーパラダイス(神奈川県)

南極以外にはどこにいるの?

南極に居るイメージの強いペンギンですが
2種類以外のペンギンはどこに生息して
いるのでしょう?

大まかなエリアに分けて分布を調べて
みました。

  • 南極近くの島々
    キングペンギン
  • チリ・ペルーの海岸線
    フンボルトペンギン
  • 南アフリカ共和国南部の沿岸部
    ケープペンギン
  • チリ・アルゼンチン・フォークランド諸島
    マゼランペンギン
    ヒゲペンギン
  • ガラパゴス諸島
    ガラパゴスペンギン
  • ニュージーランド南部・南極に近い島々
    ジェンツーペンギン
    マカロニペンギン
    イワトビペンギン
  • オーストラリア・ニュージーランド
    ロイヤルペンギン
    コガタペンギン
    ハネジロペンギン
  • ニュージーランド付近の島々
    スネアーズペンギン
    シュレーターペンギン
    フィヨルドランドペンギン
    キガシラペンギン

日本で見ることができるのは?

18種類のうち、7種類のペンギンは
日本で飼育されていません。

  • ガラパゴスペンギン
  • ロイヤルペンギン
  • スネアーズペンギン
  • シュレーターペンギン
  • フィヨルドペンギン
  • キガシラペンギン
  • ハネジロペンギン

以上のペンギンは、残念ですが日本では
見ることはできません

しかし、他の11種類のペンギンは日本の
動物園などで飼育されているんですよ。

日本は、ヨーロッパよりもペンギンの
飼育数が多い、と言われています。

南極に生息する、皇帝ペンギンとアデリー
ペンギンも、日本で見ることができますよ。

まとめ

南極のイメージが強いペンギンですが
実は、多くの種類は、ニュージーランド
付近で生息しているんですね。

寒い環境でしか生きられない、と思いがち
ですが、元々南半球の生き物です。

動物園にいるペンギンは、日本の環境でも
生活できる種類が多いんです。

しかし、生息地が寒い種類の場合は、
夏場はクーラーのきいた所で生活して
いるんですよ。

イメージだけでは、わからないものですね。

次回、動物園を訪れた時には、ペンギンの
種類にも目を向けてみたいですね♪


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