ペットショップの仕事で使える資格とは?注目したい3つの資格!

高2の娘と先日ペットショップに立ち寄る機会がありました。小さい頃から犬好きの娘。動物に触れ合う仕事に将来は就きたいと言います。

「ペットショップって、動物が好きな人なら仕事するにはぴったりな場所よね。やっぱり動物関係の資格は持っていた方が良いでしょう?どんな資格が使えるのかな?」

と、近い将来に夢見ている様子。

本当に動物好きなだけで、ペットショップはやっていけるもの?そんな甘くない様な。。そこで、ペットショップの仕事の実情と、そこで使える資格について、娘と一緒に調べてみることしました。


スポンサードリンク




ペットショップでの仕事とは

ペットショップの仕事には、どんなものがあるのか。客としてお店を見るだけでは分からない事も沢山あるようです。また、ペットショップの仕事で働く側に求められる要素は、何でしょう?一つずつ見ていきますね。

ペットショップの仕事内容

ペットショップの仕事は、裏方仕事と接客業務に分かれます。

  • 裏方仕事
  • ペットへの餌やり、ゲージの掃除に汚物処理、お店の空調管理、飼育に必要な商品の品出し、レジ打ちなどです。

  • 接客業務
  • これから飼い主となるお客様への質問に答えたり、既にペットがいるお客様で、躾や日々出来る体調管理など、関連商品を提案しながらアドバイスします。

    トリマーであれば、裏方でお預かりしたペットのお世話をしつつ接客も出来ます。

ペットショップの仕事に求められる要素

ペットショップで働く人の様子を少し見てみましょう。

ペットに関する知識も押さえた上で、的確なお客様へのアドバイスや提案などの接客要素もこなせることが、重要そう。

なので、ペットショップでの仕事で求められる要素としては、

  • 動物が好き
  • 接客業の基本である人と接するが好き
  • 生き物を扱う責任感
  • ペット知識を深めていこうとする学びの姿勢
  • 繁殖用、販売用として、世話をする動物に、ビジネスの商品としてある程度割り切る心構え

など。動物好きだけでは、務まらない要素がありますね。

ペットショップで使える資格

ペットショップで働く場合は、資格が必須なわけではありません。ですが、以下の民間資格を持つ事で、自身のペットに関する知識も深まりますし、お客様の信用度も増すでしょう。

使える資格3選

  • 愛玩動物飼育管理士
  • 飼い主となるお客様の様々な疑問や不安にこたえるアドバイザーです。犬や猫のみならず、鳥や爬虫類、昆虫や観賞用の熱帯魚まで幅広い知識を習得します。

    受験するには、資格認定元である(公)日本愛玩動物協会の通信講義を必ず受講して勉強する必要があり、かかる費用は1級で5万円、2級で3万5千円、受講時間は各級とも半年から8ヶ月の日数がかかります。

    合格率は、約8割程度。同協会の通信講座を受講し真面目に準備すれば合格可能です。

  • ペット販売士
  • 愛玩動物飼育管理士と同様、飼い主となるお客様に対し、ペットに関する様々なアドバイスをするお仕事。

    ペット用品や飼育方法のアドバイスはもとより、ペットビジネスにより直結した法律や経営、流通のルールなどにも踏み込んで習得する点が、この販売士の資格の特徴です。

    専門学校での通学での取得は、かなりの高額ですが、通信教育であれば15万円程度で、平均的な受講期間は半年でカバー出来るようです。

  • トリマー
  • 動物の美容師さんで、ペットの毛や爪、耳をキレイに整える仕事。資格のグレードは5段階で、C級―B級―A級―教士―師範の順で高くなり、カット技術度をみる実技と筆記試験で行われます。

    こちらも同じく通学はかなりの高額ですが、通信講座であれば、10万から30万程度の費用と、半年から
    10ヶ月程の期間で認定試験に臨めるレベルに。

「動物取扱責任者」とは?

ペットショップの経営者側は、ペット業を営む上で、お店に「動物取扱責任者」を最低1人はおく決まりになっています。

この動物取扱責任者は、動物関連の様々な民間資格を持っていれば登録してなることができますが、上記の3つは、その登録要件を満たす資格となっています。

もっている人は、経営者側にとって、ありがたい人材と言えるでしょう。お客様のペットに関する相談に対応できる知識面で「愛玩動物飼育管理士」や「ペット販売士」を、技術面で「トリマー」の両方を持っていれば、ペットショップで働く上で有効と言えそうです。

さいごに

「ペットショップって、単に動物が大好き!だけだと難しそうだね。でもいろんなことが資格を通して勉強
出来そう!」

と、前向きな娘。

ペットショップの仕事を大まかに掴む事が出来て、将来の夢に拍車がかかったようです。


スポンサードリンク



あわせて読みたい関連記事

サブコンテンツ

このページの先頭へ