ドラムの練習!基礎の肝のキモ!

「お母さん、ドラムがうまくなりたい
 んだけど、どうしたらいい?

こう話しかけてきたのは、今年から
バンドを結成してドラムを始めた
娘です。

う~ん。困った。
私は、ドラムなんてした事が無い・・・

でも、やっと娘にも集中できる物が出来た
ので何とか応援したい

と言う訳で、
学生時代の友人で、バンドを組んで
活躍していたA子に相談
する事にしました。

「楽しくて毎日でも叩いていたい!」
「時間があったら自然と叩いてる!」

そんな娘のために、
しっかりメモしてきましたよ!

A子曰く「題して、ドラムの練習の
基礎の肝のキモ!
」です。


スポンサードリンク




まず基礎練習?その前にすることがある!

ドラムはやっぱりリズムが命。

でも、この体の中のリズム感は、
実は生まれてからの歴史の中で
育まれる
部分が大きいんですって。

つまり、環境がものを言う!

しまった、私の育て方にリズム感は
入ってなかった!

でもここであきらめるわけには
いきません。

何とかそれを身につける方法はないの?
食い下がる私に教えてくれたのは
こんな方法です。

まず、メトロノームを用意します。

テンポを倍くらいに落としてゆっくりと
2拍目と4拍目を意識しながら叩きます。

ドラムの場合、特に2拍目と4拍目を
強く意識していくことが大事
なんですって。

そして、もっと大事なことが、2拍目と4拍目を
強く意識をすることから
意識しなくても音を感じて叩けるような
境地にまでなること
なんですって!

「時間はかかるよ!でもそれだけのことはあるの」

時間をかけて身体から湧き出るリズムに
なるまで叩き続けます

そしてだんだんメトロノームの
テンポをあげて
練習を重ねます。

身体にあるリズム感がしっかりしたものに
なれば、それだけで複雑なドラムパターンを
叩かなくても実力のあるドラマーになれる

そうです。

「高いドラムセットを買うより、そのお金を
 スタジオに通うのにかけろ
。」

「基礎練習は地味で面白くないけど、、
 トッププロでも最低4時間はかける。
 もちろん一日に、だよ!」!

 これだけやると、2~3カ月で変化が
 感じられるはず。

 もし変化がなかったら練習法を見直さないとダメ」

…ああ、なんて力強くて説得力のあるA子の言葉
なんでしょうか!

具体的な基礎練習の道筋は?

まずは数分程度のリラックスをするための
自分のルーチンを作る
といいらしい。

A子は「わかめ体操」と称して、
身体をくねくねふらふら動かしたあと
瞑想をすることにしているらしい。

手首をふる練習はとても効果があるので、
腕は動かさず手首を動かす体操を必ず
ルーチンに入れることにしましょう!

さて、いよいよ基礎練習。
ここからはA子に見せてもらった教本と
流れは同じです。

シングル・ストローク

1つ打ちです。
はじめは全音符の長さからどんどん
速くしていきます。

ダブル・ストローク

2つ打ちです。1打目で手を素早く
跳ね上がらせてから手首を素早く
返して2打目
です。

1打目と2打目の音の大きさの差がでない
ように気を付けます(粒をそろえる)。

チェンジアップ

これは、一定のリズムの中で2分音符から
32分音符までのリズムを正確に
叩きわける
練習です。

メトロノームを活用して、自分の悪い癖を
見つけて
直していきましょう。

アクセント移動

アクセントマークの記号の付いた音を
特に強調して演奏する練習です。

3つの奏法を使い分けます。

ロール

これは、スティックの先端をドラムの
上で弾ませて左右交互に叩きます

さいごに

「基礎練習がいくら大切ってわかっていても
 でもやっぱりメトロノームだけとやる
 なんて面白くない!

そう文句を言う娘の顔が浮かびます。

もちろん、そんな時の対策の練習法
しっかり聴いてきましたよ!

「大事なのは楽しむことだよ!」
 
「だから好きな曲に合わせて、
 基礎の奏法で演奏してみるの」

「ただし、調子に乗ってテクニックなんかに
 走らずに、 基礎の奏法で演奏する方が
 いいんだよ!」

最後の最後まで、
含蓄の深いA子の言葉でした!


スポンサードリンク



あわせて読みたい関連記事

サブコンテンツ

このページの先頭へ