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小説の書き方入門編!視点移動のタブーって?

最近小説読んでいますか?


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スマホやタブレットが普及して
活字というものから離れていませんか?

それが悪いわけではないのです。
娯楽趣味はひとそれぞれですから。
スマホのゲームは乗りに乗っていますし

それをやっていないのが逆に悪い
というような、時代遅れとでも
言いたげな風潮がある気がしています。

このページをご覧のあなたはそんな
現代の娯楽に飽きたか、興味を持てないか
どちらかだと思われます。

小説家になる
なんて漫画家になるに並んで
難しい趣味だと思っていませんか?

そんなことはありません!
私も趣味で小説を書いてウェブ上で公開
していますが、とても楽しいですよ。

自分の中の想像や考えを小説という媒体
世の中に発信するのは面白いです。

それで反響というか、反応が返ってきたら
それもそれでとても嬉しいですよね?

今回はそんな趣味で書く小説の大事
決まり事、最初の最初に考えなければいけない
設定

視点とその移動のタブーについて書いていきます。


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最初の設定


小説を書くにあたってまず決めなければ
ならないことはなんだと思いますか?

  • 世界観・舞台
  • キャラクター
  • ジャンル

これらを思い浮かべるひとが
大多数だと思います。

これらはとても大切です。
なんといっても小説のになる部分ですから。
ですが、心臓部をお忘れではないでしょうか。

それは視点です。
一人称視点三人称視点という言葉を
聞いたことがありませんか?

物語を書くにあたって大切なのは
視点を固定すること。

つまり、人称をどれにするか
決めることです。

一人称について


一人称視点は最近のラノベ
多く見られますね。
をあげると

「俺は思うよ。世の中公平じゃねえなってさ」

これはちょっとひどいですが、簡単に言えば
こんな感じです。

一人称の強みわかりやすさだと思います。
一人称を採用しているとそれだけで
その人物が主人公だとわかります。

一人称は主人公の心の声
地の文でも書けてしまえます。

ギャグラブコメディ系のもの、心理描写に
向いているのではないかと
私個人は思っています。

一人称でもまじめなネタのものもありますが
心の声が地の文で出せてしまえるので
主人公の心の中の突っ込みなんかが笑えます。

ですが、一人称の設定のデメリット
というのは主人公にを絞っているために
主人公以外のキャラの心情を描写できないこと。

「俺は思うよ。世の中公平じゃねえなってさ」
 俺は重い息を吐いて、Bを見た。

 すると、Bはなんだか不憫なものを
 見るような目をしていた。

 なんだろう?アホとか思われてんのかな?
 (こいつ、アホなの?)」

はい、おかしいですね。一人称を採用し
主人公を『俺』にあわせているはずなのに
どうしてBの心の声が書かれているのでしょうか。

途中からBの心理描写が入ってしまっては
読者は混乱します。

あれ、主人公は誰?

視点移動の初歩的なミスです。
一人称を採用するのならば語り手が見聞きした
そのこと以外は原則として語ってはいけません

もしくは、語ることができないはずである。
という、規則というほどのことでもありませんが
約束事があります。

これを無視してしまうと、読者は混乱し
置いてきぼりになってしまい
独りよがりな小説になってしまいます。

ただ、この一人称でも視点を変える方法は
あります。

それが擬似三人称

地の文は一人称。語り手が変化して
その時だけ読者は擬似的に神様視点をえる手法。

ただし、この手法は頻繁に使うと
作者も読者も疲れてしまいます

視点がころころ変わるのです。
今は誰の視点なのかと読み返すのは
なんとなくの想像でもつらいでしょう?

そうなっては、読者はその破綻しかけた小説
読むことを放棄してしまいます。
だって、ムダに疲れる……!

擬似三人称は使っても
PCのワードソフトを使って書いたもので

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百ページを超える長編でも
2,3回にとどめておきましょう。

三人称はいろいろある


一人称はこんな感じでしょうか。
続いて三人称についてです。

こちらは一人称よりもある意味自由
ただ、自由がすぎていろいろと形式
生まれているのがこの人称。

わかりよいものを三つほど挙げておきます。

  • 厳密な三人称視点
  • 三人称多視点
  • 三人称神視点

特に難しいかなと思うのが
厳密な三人称視点
これは一見するとわかりよいです。

最初に描写されるのが
主人公、もしくはヒロインだからです。
第三者の視点で語るので描写も簡単です。

「真っ黒い髪に黒い瞳
 闇の衣をまとっているその女は……。」

とかですかね。これは作者のさじ加減
好きなだけ書けるのが面白いところです。

しかし、問題は心理描写
厳密な三人称では基本的に主人公の心理等は
外見からしか語ることができません

「頭を悩ませていた」ではなくて
「頭を悩ませているようである」
と、このようにしなければならないので

あまり初心者向きではないのかなと思います。
そしてさらに難しいのが、多視点の三人称です。

厳密な三人称よりもゆるく
全員の心が読めるというこの形は
ザッピングのような書き方になります。

ただ、これはかなりの高難度技法
だいたいはNG扱いになります。

視点が統一されていない
素人の文が丸出しになってしまうからです。

視点が変わる前
空白をいくつか入れておくことで
ぎりぎりセーフかな?といった具合です。

しかし、同じシーンを延々と繰り返されたら
飽きるでしょうし疲れると思います。

それでも、うまく繋がって
物語として成立した瞬間は映画を見たような
読後感をえられるものです。

これらの技法を使ったいい作品というのに
私はまだ出会ったことがありませんので
今後に期待します。

最後の神視点については戦記物に多い
なんでもありの人称になります。

神の視点というだけあり、これは
非常に広い範囲精密な描写ができます。
なので、軍事的事実を淡々と語るのに適しています。

他にも主人公の現状を書いていきつつも
心理描写もこなすということが可能です。


「彼は手の中にある重みを確認した。
 そこにあったのは一丁の拳銃、武器だった。
 男の心臓は早鐘を打ち、冷たい汗が頬を伝う。

 俺はやらなければならない。
 男の心に焦燥が溢れるが無視した。
 俺がやらなくてどうするのか?

 殺せ、殺(や)るんだ!さあ、今だ!
 彼の思考を塗りつぶす殺意と希望に絶望。
 それらは一点を向いていたのだった。」


このように登場人物の心さえも見透かして
語ることができるのがこの形式の強みだと
言えます。

しかし、完璧ではありません

感情移入がしにくいのです。
武器などの描写に優れているのはそうですが
この視点が他より別格に優れていて

使い勝手がいいというわけではありません。
この三人称神視点の小説も私は
まだ読んだことがありません。

まだまだ本を読み足りていないので
ご紹介ができないのが残念です。

視点移動のタブーについて


小説の視点となる人物を決めたら
その人物の心中見たもの以外
原則として書いてはいけないというのがあります。

漫画などで思考の吹き出しの中に中心人物以外
心情が書いてあることがあるので
それを真似て書いてみる。

これはあまりよろしくありません

小説は漫画などの娯楽媒体と違って
文字だけで表現するものです。

漫画ならば、絵が描いてあるので
それが誰の心の声なのか明確にわかります。

しかし小説にはそうした利点はありません。

ただでさえ、文字情報だけで内容を理解
してもらうのに労力を割いてもらわなければ
ならないのに、労力を増幅させる

そうした行為は自殺ものです。
なので、視点を固定することが必要なのです。

だから、視点として定めた人物以外の心情描写。
これはしてはいけないことです。

視点移動タブーとして
プロの作家さんの間では常識だそうです。

主人公がスパイだったとしましょう。
敵国のスパイの考えや心が知りたい

じゃあ、書いちゃえ!
これ、ダメです。主人公が
敵の情報を持っていたら

スパイする必要なんてありません。
その時点でこの物語は破綻してしまいます。

ですが、例外はあります。
それは章が変わった時
場面転換が起こった時です。

この時に別の人物に視点を変えて
その人物の立場に立って物語を
書いていけばいいのです。

ただ、これもあまり多用したり
乱用すると『めんどくさい』
思われてしまいますのでほどほどに。

さいごに


いかがでしたでしょうか。
小説の書き方としては入門編
そんなに詳しくは書いていないので

物足りないと感じられた方も
いらしたのでは?

もっと詳しく、もっと質の良い小説をと
お考えの方は紙の本を購入して
読んで勉強してみるのが一番だと思います。

おすすめの本としては

ジェームス・W・ヤング著、今井茂雄訳の
『アイデアのつくり方』
本田勝一著の『日本語の作文技術』辺りでしょうか?

両方ともに長所短所ありますが
それがのいいところですので
一度、手に取ってみられてはいかがでしょう。

視点の移動は基本的にNG
しかし例外はありますとお話ししましたね。

人称は大切な設定です。
まずはこれを決定して、そのあとで
自分の好きな物語を書いてみる。

そして無料の投稿サイトが多々ありますので
ひとつ、登録して、物書きとして
デビューして新しい趣味を持ってみると

世界がいっぱい広がります
自分で書くだけでなく
他の投稿者さんの作品を読んでみると

いろいろなものが見えてきますよ。
本の数だけ世界があります。

その楽しさを知って、趣味に追加して
新しい自分も見つけてみてください。


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