鉛筆の持ち方!矯正するのに輪ゴムが便利?
「鉛筆の持ち方って輪ゴムで
矯正できるって知ってた?」
不思議にいつも新しい情報を
仕入れてくる友人。
お得意のどや顔で聞いてきました。
たいていは、どーでもいいことばかりで、
話半分で聞いているのですが
今度ばかりは、え、何々、と詰め寄ります。
というのも、幼稚園の年中で字を書くお勉強が
始まったのに、ちっとも鉛筆の持ち方が
定まらないうちの次男坊。
いくらそれは違うよと言っても聞かないし、
ほとほと困っていたところです。
何か特別な器具があるっていうのは
聞いたことあるけど、
輪ゴムで矯正できるなんて初耳。
この情報、絶対のがしてなるものか!
ということでぺちゃんこの彼女の鼻、
少しでも高くするのは癪だけど
詳しく聞いちゃいました。
輪ゴムを使って、Let’s Try!
彼女から教えてもらった、輪ゴムを使った
矯正方法は以下の手順になります。
結構簡単に出来ますので、トライしてみるのが
良いですね!
- まずは輪ゴム1個を用意。それを鉛筆に二重に巻きます。
- 一つの輪を引っ張って親指以外の指を輪に通します。
- 人差し指と親指で鉛筆の先から3センチより
少し前程度のところを持ちます。 - 中指は横腹を鉛筆に沿え、薬指・小指は
軽く曲げます。 - 親指で横線を人差し指で縦線を書きます。
指の小さなお子さんなどは三重でもOK。
ゴムは第二関節と第三関節の間くらいに来るように調節しましょう。
このとき、人差し指は鉛筆に沿わせるような感じ。
決して力を入れないのがコツ
押し出すような感じで、手首の力は抜きましょう。
輪ゴムがいい具合に親指以外の指と鉛筆を固定し、
その一方で、親指の自由は利くため、輪ゴムなしの
場合と比べて変な力が入りません。
この微妙な力の入れ方が肝心かなめ!
それが輪ゴムひとつでできるようになるのが
この技のすごいところ。
間違った持ち方をして余計な力が入ると
すぐに疲れてしまい、書くことが苦痛になります。
もういやだ~、なんてなる前に矯正しましょう。
正しい鉛筆の持ち方とは
そもそも正しい鉛筆の持ち方とは、文字を書くのに
一番都合のよい持ち方、調節しやすい持ち方をいいます。
つまりきれいに字が書けて、さらにいくら書いても
疲れない持ち方。
小学校、中学校とますます書くことは増えていきます。
小さなうちに正しい鉛筆の持ち方を覚えて
色々なものを自由にのびのびと、
たくさん書いてもらいたいものですね。
さて、ここからは余談です。
鉛筆の持ち方って箸の持ち方と共通しているって
知ってました?
箸を上手に使える人はたいてい鉛筆も
上手に使えています。
この二つ、幼少期に習得するのがベスト。
幼稚園や保育園では、ある時期までは
スプーン・フォークOKでも、
それ以降は箸を強制的に使わせている所が
あるくらい。
外でご飯を食べているとき、変な箸の持ち方を
している人を見かけると、この人、子供の時に
直されなかったのかななんて思ったりしちゃいます。
社会人になってもこの状態では出世どころではありません。
箸の持ち方、鉛筆の持ち方は意外に人目につくもの。
早いうちに身に着けさせてあげましょう。