スポンサーリンク

銀が変色すると毒が入ってるの?それってホント?!

8月4日は、「箸の日」なんですって。
8と4で、は・し。

そういえば箸と言えば、以前、韓流時代ドラマ
見ていて、度々登場する毒味のシーン。

yun_4877-300x200

何の変哲もない、箸やスプーンを使い、毒での
暗殺を見破ってしまう。

見てる方もドキドキしますが、悪者の陰謀を
食い止め、何だかスッキリした気分になります。 

しかし、この箸やスプーン、どんな仕掛け
あるのか、不思議ですよね。

現代では、化学の力で毒物反応を解析しますが、
このドラマの時代設定は、日本で言うところの
室町~戦国時代です。

毒反応を検知できる、この箸の正体とは?

このトリックを知りたくて、色々調べてみたら、
」を使ったものだとわかりました!

なぜ、銀は「」を検知することができるの?
あなただけに、こっそり教えますね♪


スポンサーリンク




銀の特性とは?


を使った食器には、を見分けるセンサーが
付いている、とでもいうのでしょうか?

silverware-591798_640-300x225

中世の毒味の手段として、銀の食器が重宝された
理由には、銀の特性が関わっているんですよ。

銀は、変色しやすい金属です。
放置しておくだけでも、黒ずんでしまいます。

というのも、銀は他の金属に比べて、原子的に
安定していないからなんです。

銀は、他の化学物質に影響されやすい金属で、
特に、硫黄を含んでいる物質に反応します。

温泉場などの硫黄の多い所に、ただ置いておく
だけで、黒く変色してしまうんですよ。

銀は、空気中に含まれている硫黄にも反応し、
硫化(化学反応)します。

硫化とは、硫黄との化合物となることを
いいますよ。

銀は「硫化銀」となり、銀の表面に硫化銀の
被膜を作ります。

この皮膜の段階によって、茶色⇒茶褐色⇒黒色
と、変化していきます。

身近なものも硫化する!


私達の生活の中にも、銀を変色させる物質は
たくさんありますよ。

シャンプー・台所洗剤・化粧品・パーマ液、
食品だと、卵や玉ねぎも。

これらには、硫黄が含まれているものが
あります。

シャンプー・台所洗剤・化粧品に含まれる、
界面活性剤にも、硫化化合物が入っています。

玉ねぎには、あの独特な匂いの成分の正体、
硫化アリルが。

卵の白身にも、加熱により硫化水素を作り出す
成分が含まれていますよ。

このように硫黄の含まれたものは、銀と反応し 
黒ずみを起こします。

先日も、シルバーのアクセサリーを着けようと、
しばらくぶりに出してみたところ、

アレ?黒くなってる!
これも、硫化の仕業なんですね。

sterling-silver-665052_640-300x227

放っておいたアクセサリーは、空気中の硫黄と
化学反応を起こして、硫化したのですね。

大体こすって黒ずみを落とすのですが、それは
被膜だったんですね。

銀自体を覆うように、膜を作って黒ずみ
一層被さっているようになります。

しかし、硫化することはわかっても、それとどう
毒物が結びつくのか、不思議ですね。

次に、毒と硫黄の関係を見ていきましょうね♪

銀が反応する「毒」って何?


銀が科学的に、硫黄の含まれた物質と反応し
変色することは実証されています。

しかし、身の回りには硫黄の含まれるものが
たくさんありますよね。

変色させるものが、片っ端からだって訳じゃ
ないんですよ。

シャンプーが毒だとは、考えられませんよね。

中世、毒殺のために使われた毒は、ヒ素。
毒=ヒ素

しかし、ヒ素は、無味無臭で無色。

目で見て、この食事には毒が入っている、という
見分けがつかなかったんです。

現代でも、知られていることですが、ヒ素自体
銀を硫化させる訳ではないのです。

ではなぜ、暗殺のために盛られたヒ素
銀の食器の色の変化で、バレてしまうのか?

それには、こんな理由があったんですよ。

ヒ素の正体とは?


ヒ素は、硫砒鉄鉱(りゅうひてっこう)という
鉱物を精製して作ります。

黒く光沢のある、美しい鉱石です。

ヒ素を取り出すには、硫砒鉄鉱を細かく砕き、
窯で炊いて出た蒸気を冷やし、結晶化させて
取り出したもの、と言われています。

しかし、当時の精製技術では、硫黄成分を
完全に抜き去ることはできませんでした。

そのため、銀の食器に触れると、変色して
しまう、といった具合なんですね。

yun_10816-300x200

時が経つにつれ、ヒ素の精製技術が進化し、
銀製品には反応しなくなっていくのですが、

「銀は、毒を感知する」ということだけは、
信じられ続けて、その後の宮廷料理の毒味用
食器に使われていた、と言われていますよ。

現代においては、製品が変色したから、
が混入してる!という訳ではないのです。

ヒ素は、銀に反応しないんですから。

まとめ


テレビドラマの影響もあり、銀のイメージ
銀製品の変色=毒が入ってる?と思いがち。

しかし、違います

銀が毒物を感知するのではなく、硫黄成分と
化学反応を起こしているからなんです。

ちなみに、日本でもこの毒味の方法を
使っていましたよ。

遣隋使が中国へ行き来していた時代、小野妹子
中国で毒味法を知り、箸と共に日本に持ち込んだ
とも言われています。

色々とドラマでも使われていますので、興味があれば
TSUTAYA DISCASのネット宅配レンタル
借りて見てみるのも面白いですよね。

銀のパワーって、すごいですね。

現代では、毒味には使えませんが、殺菌力
注目されて、制汗剤にも使われてますよね。

現代でも、時代を超えて活用されている銀。
大注目の金属ですね♪


スポンサーリンク


あわせて読みたい関連記事

サブコンテンツ

このページの先頭へ