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血液型って赤ちゃんの時とは変わるの?判定はこんな仕組み!

小学生の息子が幼児の時、ママ友と血液型の話になったことがあったんです。息子の仲良しの男の子が血液検査をしたら、赤ちゃんの時に言われたO型ではなくて、B型だったという話でした。

血液型って、生きているうちに変わるものなの?とその時驚いたのですが、そういえば、うちはまだ血液型を調べてなかったな・・・、と。

生まれてすぐに病院から血液型も聞いてないし。

過去にママ友とのそんな話があって、どうして生まれてすぐの赤ちゃんの時に、血液型を調べてくれなかったんだろう、とママ友たちとも話をしたことがあったんです。

結局気になりながらも、小学校に上がる前に息子の食物アレルギーの検査の時、一緒に血液型も調べてもらったんです。

そこで、我が家全員の血液型を知ったのですが、夫、娘、息子はA型で、私だけがO型でした。

なぜ、重要な情報ともいえる血液型を赤ちゃんのうちに調べないのでしょうか?しかも、途中で血液型って変わるものなの?それにはこんな理由があったからなんですよ。


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血液型の判定方法とは?

血液型は、血液検査によって赤血球に含まれる抗原と血清中に含まれる成分の型を調べることでわかるんです。

4つの血液型を判断するのには、このような検査結果に基づいているんですよ。

赤血球上の表面にA抗源という膜があり、血清中には抗BというB型血液を固めてしまう成分が存在したものを、A型と判定します。

B型の場合は、A型とは逆で赤血球上にB抗原、血清中に抗Aという組み合わせになっています。

一方、O型は、赤血球上にA抗原もB抗原もなく、血清中に抗Aか抗がある時に判定されます。

そして、AB型の場合は、赤血球上にA抗原とB抗原ともあり、血清中に抗Aも抗Bもない時になります。

このように、赤血球と血清のそれぞれの反応をしっかりと調べて初めて、血液型の判定が確定することとなるんですよ。赤血球だけ、血清だけのどちらかの反応結果で、血液が判断することができないんですね。

赤ちゃんは検査結果が出にくい?

血液型を確実に判定するには、赤血球と血清の成分の反応の結果が2つともその人の血液型だと思われる反応結果に一致して初めて確定します。

しかし、赤ちゃんの場合はその反応がはっきりと出ないため、血液検査をしても血液型を確定することは難しいとされているんですよ。

赤ちゃんの時に調べた血液型が、数年経ってからの検査では違う血液型に変わっていた、という話も聞くことがありますよね。しかし、赤ちゃんが成長していくにつれ、違う血液型に変化したという訳ではないんですよ。

赤ちゃんの時の血液型と成長してから調べた血液型が違ってしまうことが起きる、その理由とはどんなものなのでしょうか。詳しく見ていきましょうね。

赤血球の判定が確定するのは2~4歳頃

赤血球上の抗原の反応は、抗原の強さによって判定されます。生まれたばかりの赤ちゃんは、この抗原がまだ弱く成人に比べると、1/3ほどの強さなんです。

赤ちゃんの成長に伴って、だんだん抗原が強くなっていきます。成人並みの抗原の強さになるのは、2~4歳頃になってからと言われているんですよ。

血清の判定が確定するのは1歳頃から

実は、血清側の検査は、赤ちゃんの頃におこなってもほとんど反応が出ません。というのも、生まれたばかりの赤ちゃんの血清中には、赤ちゃん自身の抗体が存在していないからなんです。

免疫力を司る抗体。赤ちゃん自身の抗体がない状態では、外からのウイルスや細菌から体を守ることができませんよね。

そのために、赤ちゃん自身が自ら抗体を作り出せるまでは、血清中にあるお母さんの抗体によって体を守ってもらっているんですよ。

赤ちゃんが抗体を作り出せるのが大体3~6ヶ月ぐらいになってからで、1歳ぐらいにはほぼ全ての赤ちゃんが自らの抗体を作り出せるようになっている、と言われています。

赤ちゃんの血液型の判定の確率は50%?!

血液型の判定には、赤血球側と血清側両方の結果が完全に一致しなければ確定されません。1歳未満の赤ちゃんの場合は、検査での一致の確率が50%と言われています。

血清に抗体が作り出される前の頃、大体1歳未満の赤ちゃんの血液の判定は、赤血球側の抗原に頼るほかありません。しかし、それも成人に比べると1/3の強さしかない状態で、しっかりと確立された抗原ではありません。

1歳未満の赤ちゃんの血液型を調べるには、「赤血球側のみの判定」という条件付きでの報告となるんですよ。

血液型は変わることはない?

人間の血液はほとんどの場合、途中で変わることがありません

しかし、骨髄移植をした時には提供してもらったドナーの血液型に変わります。血液を作る元である骨髄は、手術によって受け入れた体の中でも、作り出される血液型は変わりません。

また、白血病に罹った時にも、本来の抗原が低下することがあり血液型がO型に変わることがあります。消化器系のがんにかかった時にも、細菌に感染することでB型に変わることがあるんです。

しかし、骨髄移植以外の血液型の変化は、その病気が治れば元通りの血液型に戻るんですよ。

だから、赤ちゃんの時に調べた血液型が今とは違った結果になっても、元々の血液型は一緒ということになるんです。当時は、検査に必要な十分な状態ではなかったから、十分な結果が得られなかった、ということなんですね。

まとめ

赤ちゃんの時に調べた血液型が数年後に変わっていた、という話はちらほら聞きますが、それは間違いなんですね。

血液型占いや血液型による気質など、血液型に関する諸々をを信じている人が多い、と言われている日本人ですが、海外の人はそれほど血液型には関心のない人も多くいるんだそう。

それと、血液型気質をもろに信じていた私にとってはびっくりした話ですが、医学的には赤ちゃんの頃の血液型を特に知らなくてもほとんど困らないんだそう。

血液型を知らなくてはいけないのは、実は輸血する時だけなんです。事前に調べなくても、輸血時に随時調べればいいことなんですよね。

日本人のほとんどが自分の血液型を知っているし、何かの手続きには血液型を記入する欄だってありますよね。輸血以外でも、生きていく上では必要な個人情報なのかしら、と知らないことが不安材料になってしまうものなのかもしれませんね。

今回調べてみて、すっきりしました。これから身近に赤ちゃんが生まれる人がいて、機会があったら教えたいなと思います。


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