英検2級のレベルだとtoeicではどのくらい?就職に有利なのは?
わたしの、大学生になる姪が、
英語の資格を取ろうと、
いろいろ調べているようです。
姪「英検とtoeicで迷ってるんだけど
どっちを取ったら良いのかな?」
私「高校の時に、英検受けてなかった?」
姪「うん、準2級は持ってるの。」
私「うーん、これから取るなら
就職に役立つほうがいいよね。」
姪「英検とtoeicで、そんなに違うもの?
英検2級だったら、toeicで言うと
どのくらいなのかな?」
姪は、英検2級を目指していたようです。
なんとなく就職に有利なのは、
toeicのほう、という印象がありますよね。
英検とtoeicだとレベルの差は
何かあるんでしょうか?
英検とtoeic
なんとなく、学生時代は英検、社会人になったら
toeicというイメージがあるけど、違いや特徴は
どうなんでしょうか?
それぞれを比較してみました。
英検の特徴
英検の受験者の8割が、中学生や高校で、
英検2級までは、高校までに習った学習内容に
沿った問題が出されます。
就職の時に履歴書に書く場合は、
2級以上あったほうが、良いでしょう。
それ以外は、逆に書かない方が
良いかもしれません。
toeicの特徴
toeicは、Test of English for
International Communicationの頭文字を
取っています。
受験者のほとんどが、社会人で
内容もビジネス英語がメインなのです。
就職で、自己アピールや履歴書に
書いて、好印象を持ってもらうためには
スコア600以上は欲しいところです。
このくらいあると、英検2級以上の
レベルがあると思われるとのことです。
レベルの違いは?
英検とtoeicで、受験に必要な
レベルについて調べてみました。
英検の級別レベル
- 5級:中学初級程度
- 4級:中学中級程度
- 3級:中学卒業程度
- 準2級:高校中級程度
- 2級:高校卒業程度
- 準1級:大学中級程度
- 1級:大学上級程度
toeicのスコアと目安
toeicは、英検のように級で分けるのではなく
スコアと読んでいる点数で分けています。
- 400~495
看板を見て、どういう店なのかわかる。 - 500~595
電車やバスの時刻表を、理解できる。
打ち解けた状況で、簡単な挨拶や質問を
理解できる。 - 600~695
簡単な仕事上のメモを読んで、理解できる。
ゆっくり話してもらえば、目的地までの
順路を理解できる。 - 700~795
社内文書や連絡事項などを、理解できる。
自分の仕事に関する、日常業務を説明できる。 - 800~895
インターネットの英語サイトから、必要な
情報を収集できる。
職場で発生した問題についての、議論を
理解できる。 - 900~995
自分の専門分野についての難しい本を読んで理解できる。
英語で話されている、最近の出来事や事件について
理解しながら聞くことができる。
英検2級をギリギリ合格した人か
余裕を持って合格した人かによって、
toeicのスコアと比べるのは難しいですが
多くの人は、600前後のスコアで
英検2級に合格しているようです。
どちらが就職に有利かという点では、
英検もtoeicも、差はないと思われます。
ただ今後は、toeicの方を重視する
会社が増えてくるかもしれません。
まとめ
姪「英検2級を取れば、
toeicのスコア600くらいと
見なされるんだね。」
私「そうだね。だから、どっちを取っても
良さそうだけど、今回は慣れた英検のほうが
良いかもね。」
姪「うん。今回は英検にして、社会人になったら
toeicにしようかな。」